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ステビア農法で体も作物も健康になった “河北町 田宮さん”

2007年07月09日 | やさいの生産者
 うつうつとした梅雨空の続く7月6日、これからピーマンやオクラの収穫を控えている田宮さんのお宅を訪ねました。
 余分なものは何ひとつ置かれていない清々しい客間に通され、奥さん自慢のきゅうりのぱりぱり漬けをお茶受けに田宮さんの農業人生とステビアやEMボカシに出会ったいきさつなどを聞きました。
「もともと親の代からこの地で農業してきて父親と一緒にタバコ栽培を手がけて約50年、タバコは肥料もくうし、虫もつきやすい、農薬も相当使った。12年前体をこわし、しばらく仕事を休んでいた。その頃知り合いからすすめられてステビアを畑に撒き、EM菌を使ったボカシを肥料に使った。飲めば体に効くとも聞かされ1年くらいはステビアを服用した。少しずつ体もよくなってきて本当に助かった。」土や作物を健康にすることが自分の体を健康にすることだと分かり、今は仲間と研鑚しあって安心安全な作物づくりをしている。しかし、作物を丈夫にうまい味に仕上げるために使う資材代もばかにならない。今年から又、タバコ栽培を始めたが、「今は農薬の残留検査も厳しくてかえってそれがいい。」と語る田宮さん。

<売りものの1つ、万願寺唐辛子もよく育った。しりぐされが悩み。と田宮さん。>

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