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今年も山形の元気野菜がんばります

2014年01月14日 | その他の生産者

 おだやかに暮れ、おだやかに明けた山形の初春。人も車も拍子抜けしたような心もちで車を走らせ仕事に勤しんでいます。
 天気予報も一月は降雪が少なく推移するとありました。
 昨年初冬にカマキリの営巣位置が低かったこともあり暖冬予測が的中しました。こんなに雪が少ないのは珍しいことですが、山には雪がどっさり、土地の人は今年は「山雪」だといっています。
 生活にはありがたい暖冬も作物の成長には微妙な影響を与えるので喜んでばかりはいられません。やはり雪国の冬はすっぽりと野山を覆う雪が似合います。
 全有連がHPで発信している雪室野菜がメディアの目に止まり、12月25日、日本農業新聞が取材に訪れました。雪国広しといえど、保管に手間のかかる雪室野菜は農家にも敬遠され、作る人が少なくなっているとのことでした。

 五十嵐さんの白菜、武田さんの大根と二ヶ所を興味津々取材して帰りました。 五十嵐さんは昨年大がかりな直売所を設けたこともあり、そちらも「元気な農家」として取材を受けていました。

 初春を迎え山形山の農業も種の選定から始まります。最近では栄養成分を高めようとリコピンやカロテンを数倍含む品種も開発されているそうです。美味しくて、免疫力を高めるそれらの種を吟味して春三月、種を播きます。畑一面に降り積もった雪が土の滋味を増してゆくのです。


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