「中食」と呼ばれるお惣菜は今やデパートや駅ビルの人気市場、有名店が競って軒を連ねています。出来合いのお総菜を買ってきて家で食べる「中食」が言われだした20年前、安心工房は開設に向け準備を始めました。それまでも約10年近く、山形山農場のある幸生地区で「夢工房」と名付け地域の活性化にもなっていた加工所。過疎の山里で全有連の野菜産直を手伝ってもらっていた縁で田舎の味を持ち味にして、漬物やお餅などを作りお届けしていました。
今も元気で一人暮らしをしている当時のリーダー、大沼修代さんの作る草餅は感動の味と評判を呼んだものです。
その加工所を本格的な総菜製造会社にして「安心工房」は18年前設立されました。
手作りの温かさや、原材料の全表示、素材の安全性にもこだわり業界のオンリーワンを自負して日々製造にあたっています。
時代を先取りし通販展開している安心工房ですが、し烈な競争にさらされています。素材の味を生かし、薄味でかつ冷凍保管するという制約もありいくつか課題があります。
その課題とは、冷凍保管からくる解凍後の食感の誤差です。とくに変化するのは野菜です。
葉物は要注意、特に食感が変化するのが小松菜などの葉野菜や水分の多い大根など。小さく刻んだり煮え時間を工夫したり、です。
悩みは他社も同じはず、心を込めて作ったお料理がそれぞれのご家庭で喜んでいただけるよう研鑽を重ねています。
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