東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ムーンライトながら、大垣バトルに関する考察

2009-08-12 23:10:00 | ムーンライトながら

大阪到着往路:8月12日(水)      →東京   :中央線快速 東京   →大垣   :ムーンライトながら 大垣   →米原   :快速姫路行き 米原   →大阪   :新快速姫路行き 大阪   →     :関空/紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ1回分
明日からお盆休み。

終業後、シャワーを浴びて、中央線快速で東京へむかう。時期が時期だけに、空いている。

東京到着は、22時40分頃。
東京駅中央線ホーム東京駅中央線ホーム
コンビニで夜食を調達し、東海道線10番ホームに上がる。

例によって、ムーンライトながら指定席は売り切れとアナウンス繰り返される。

前回、比較的良く眠れたのは、夜食を食べたお陰だと思う。睡眠薬の場合、ごく短時間熟睡できるのだが、その後が続かなくて、却って疲れてしまう。

夜食にしろ、睡眠薬にしろ、決して健康には良いとは言えないのだが。

若い頃、いや、つい5年前までは、夜の車窓を見ている間に、辺り構わず熟睡できた自分がまるで他人の様である。

今宵の宿はムーンライトながら大垣行きである。

今宵のムーンライトながらのシートはハズレ前回と違って、車両はハズレ。シートはあまり宜しくない。センターアームレストもなくリクライニングもオンオフタイプのシート。

でも、雨漏りがするよりずっと良いかも知れないが。

冷房がギンギンに効いているかもしれないと思い、早めに上着を取り出したのだが、実際には弱冷車的であった。これは、実際に乗車してみないと全く分からないから困ったものである。

品川を過ぎて、直ぐに検札があった。

車掌さんは、先日の雨漏りの時の人と同じ人。ベテランらしく、テキパキと検札する。

遅延表示停車駅が減ったためか、横浜から小田原の間は距離を感じる。今宵は、東西線で人身事故があったそうだが、影響はないと判断したためか、小田原での連絡及び出発遅延は無い。

定刻に小田原出発後、耳栓とアイマスクを早着して睡眠体制に入る。と、前回に続いて、比較的直ぐに眠りに就けた様であって、熱海の運転停車は何となく感覚はあったが、それ以降の記憶は無い。

だた、姿勢が悪く、何度か眼が覚めたのは覚えているが、今回も熱田の運転停車までぐっすりと眠ることに成功した。

その後も、眠ったり、起きたりという状態で時間を過ごし、岐阜到着で眼を覚ます。

夜行列車で、5時間も眠れたのは久しぶりである。前回も比較的眠れたとはいうものの、それでも4時間程度。

自分なりに考えると、
・前夜、睡眠不足気味。
・ニコチンを控えた。
・寝る前に軽く食べた。どうやらこれらが成因だった様である。

偶々、座席は先頭車両に近い所だったので、今回、怖い物見たさに大垣バトルに挑む。前回、大垣バトルを経験したのは、何時の事だったか

大垣バトル。それは、ムーンライトながら下りの終着、大垣駅で繰りひろげられる、接続列車の座席争奪戦、椅子取りゲームの事である。

ムーンライトながらは10両編成。大垣駅で接続する姫路行きは4両編成。

ムーンライトながらが満席だったとしても、全員が全員、終着の大垣まで乗り通す訳では無い。小生も、近年は名古屋や岐阜で降りる事が殆どである。しかし、仮に乗車率が50%位だったとしても、接続列車に全員の座席が提供されている訳では無い。

そして、ホーム対面での乗り換えならまだしも、跨線橋を昇って降りて、隣のホームで待っている接続列車への乗り換えであって、ある種の障害物競走の様相を呈している。

ムーンライトながらの接続列車、姫路行き3203F列車内の様子結果、接続列車の車内はこのような状態になる。

大体、座席がムーンライトながらの何号車かによって、椅子取りゲームの成否は、最初から決まっている。1号車~3号車なら、大きな荷物や子連れでも無い限り、ほぼ大丈夫と思う。

4号車より後ろなら、大垣到着前に、前方に移動しておかないと厳しい。

先を急がない旅なら、30分後の次の列車を待てば、ほぼ確実に着席はできる。しかし、この待ち時間の30分というのが微妙で、30分もあれば米原に到着してしまう。

すなわち、大垣駅で立って列車待ちをするのも30分、大垣~米原、列車内で立って移動するのも30分。同じ30分立って過ごすのなら、早い列車で移動した方が時間的に得。と、いう考え方も成り立つ。

やはり、一番気を付けないといけないのは、怪我をしない(させない)事、物を壊さない(紛失しない)事だろう。ムーンライトながらの座席が取れて安価に移動できても、財布を無くしてしまっては、元も子もない。

接続列車が、カボチャ色の時代から、何度も大垣バトルにチャレンジして、100%座席確保の実績はあるが、歳も歳だし、万一の事があれば、結局高い物につく事を考えて、ある時以来、大垣バトルは避けることに努めてきた。

で、今回は、なぜ?

それは、座席が前方の車両だった事に加えて、お盆休みの帰省シーズンの平日だから。

夏休み期間の週末なら、乗客層は若者、それも集団が多い。事実、前回の移動ではそうだった。若者が多いと言うことは、座席は彼らに取られてしまう可能性が高い。しかし、今回は、家族連れや年輩客が比較的多くなる、すなわち、余程のミスを犯さない限り、座席確保は大丈夫だろうと読んだ。


結果は正解。

久しぶりの大垣バトル。必死にならなくとも、小走りで駆け抜けるだけで、余裕で窓側席を確保できた。航空機の遅れのため、羽田発の空港バスを捕まえるため、必死になって走る事を思えば苦痛は小さい??

ムーンライトながらの抜け殻を左に見ながら、満員の列車は滑り出す。

車内アナウンスで、”...発車間際の駆け込み乗車は大変危険です。...”というくだりを聞いて、駆け込み乗車をさせているのは、他ならぬJR東海ではないのかと、ちょっと反感を持った。

仮に、ムーンライトながらの米原伸延が無理だとしても、仮に、接続列車の増両が無理だとしてもせめて、ムーンライトながらと接続列車とをホーム対面で乗り換え可能にするべきでは無いか?

跨線橋を渡らないといけないから、乗り換え時間が短いから、否応なく駆け込み乗車になってしまうのだから。

米原到着。

本日は平日ダイヤに付き、乗り換え時間は5分。ホーム対面で待っている、ガラガラの12両編成新快速姫路行きに乗車。

これで漸く一息つける。

昨夜東京で買っておいたホットドッグをペットボトルのお茶で流し込み、再び耳栓とアイマスクを装着、睡眠不足を補おうとするが、ムーンライトながらで熟睡したためか、どこまで行っても新快速では眠れない。

結局、高槻付近からは、アイマスクを外して、車窓をほんやりと眺めて過ごす。

と、漸く眠くなってきたが、間もなく大阪。降りなくてはならない。なんとも皮肉な事である。

大阪で、一度改札を出て、ニコチンを補給した後、いつもの関空紀州路快速で自宅へ向かう。
大阪到着は8時9分工事中の大阪駅

ムーンライトながらからの大垣バトル

若者が少なく、前の号車の座席が取れた時には、入念な準備運動の下、たまにはチャレンジするのも、刺激になって良いのかもしれない。

ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。予約はこちらから



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