【前編より】
往路:12月12日(土) 八O子 →東京 :中央線快速 東京 →名古屋 :ムーンライトながら 名古屋 →津 :鳥羽行き急行 津 →大阪難波 :アーバンライナーPLUS(DX) JR難波 →天王寺 :快速奈良行き 天王寺 → :快速日根野行き 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ+近鉄株主優待券+¥1,690
名古屋到着。
大垣バトルを避けるために、ここでムーンライトながらを降りて、近鉄の連絡改札を目指す。
改札に居る、近鉄の駅員に青春18きっぷを見せて、先日、天王寺で購入した近鉄株主優待乗車券を自動改札に放り込む。
やがて、近鉄名古屋駅急行ホームに、531列車、鳥羽行き急行が入線してきた。
津で降りて、ここでニコチンを補給して、近鉄特急がやってくるのを待つ。
特急に先行すること、伊勢鉄道の単行列車が向こうのホームに入線するのをボンヤリと眺める。窓が長細く特徴のある車両である。
その後、直ぐに、大阪難波行きのアーバンライナーPLUSがやってきた。一般車は空いているが、DXシートは満席に近い。
後ろの人にことわって、シートをフルリクライニングさせ、今度こそ、睡眠体制に入ろうとするが、やはり、目が冴えて眠れそうな気配が全く無い。
出発して、暫くすると、検札では無く、KINTETSUのジャケットを着たお姉さまが、スクラッチカードを配って回る。
これは、近鉄名阪特急・直通運転開始50周年を記念して、本日、12月12日から開始されたキャンペーンであるそうな。
そして、小生の貰ったカードのスクラッチをめくって見ると、...残念ながら、最下位のD賞。
近鉄駅売店で使える50円金券であるが、恐らく、使う機会は無さそうである。
なお、このKINTETSUのジャケットを着たお姉さまは、恐らくはアルバイトなのだろう。と言うのも、ある乗客が”車内販売はあるのですか?”と、問いかけたところ、”さぁー、詳しい事は判りません”と答えていたので。...もし、正社員か関連会社の社員なら、車内販売の限定運用の事は先刻承知だろうから。...
暫くして、車内から日の出を眺める。そして、列車は急にスピードを緩め、中川短絡線を経由して、大阪線に入る。
直線区間に入って、再び、快走を開始。景色が飛ぶように流れる車窓は、楽しい。
青山トンネルに入って、スピードメータは122kmを表示する。たしか、この車両21000系の最高速度は120kmではなかったか? と思って調べてみたら、現在では130km運転しているとの事。納得。
特急は、名張を通過。
そのころから、漸く、睡魔がやってきたので、カメラとパソコンを鞄にしまい込んで、アイマスクと耳栓を装着し、眠り心地に入る。
八木到着は記憶にはなく、鶴橋到着に先だって流されるメロディ(旅愁)で目が覚めた。1時間弱は眠れた様である。
今回は鶴橋ではなく、終点の大阪難波で降りる。
列車が、引き込み線に消えていくのを見届けた後に、エスカレータを昇って、JR難波へ向かう。
ここで、ガラガラの奈良行き快速に乗車して、天王寺へ。
天王寺で始発の日根野行きの快速に乗り換えて堺の自宅へ戻る。
久しぶりにムーンライトながら&近鉄特急に乗車。熟睡は叶わなかったけれども、山の中を疾走するアーバンライナーの車窓をそれなりに楽しめた帰郷の旅であった。
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