終わりの見えない単身赴任生活は、今年度も続く。4月に入って初めての帰省も昨年度とパターンは同じ。やはり、土曜日の早朝便を利用する。往路:4月4日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →伊丹空港 :JAL101便(J) 伊丹空港 →天王寺 :空港バス 天王寺 → :関空紀州路快速 運賃:¥1,700+¥10,100+¥620+¥210
従って、京王八O子から早朝の空港バスを利用。
今朝はバスの到着が遅れる。早朝で道路は渋滞している訳も無いのになぜに遅れるのか疑問。できれば5時30分過ぎには羽田に到着して欲しいのに。
せっかくのDPラウンジで、たまにはゆっくりとくつろいでみたいから。
春休みのせいか乗客は多め。おまけに車内で現金決済する人が多い。これも時間のかかる原因の一つである。恐らく、今朝の遅延の原因もそのあたりだろう。

と言っても、雀の涙程の小額ではある。回数券でもあればそちらの方がお得なのだが、なぜか、この路線へは回数券は適用されていない。
ファミリーマートで、バスチケットが購入できる唯一のクレジットカードはこれ。
さて、始発の空港バス。いつもより乗客が多い。

そこで、開き直ってパソコンで紀行文を作成する。
中央道に入ると、既に辺りは明るくなっている。季節の移り変わりを感じてしまった。
改めて、流れる風景を眺めるのも悪くは無い。

東京タワーや、空港モノレール。新幹線大井操車場。

羽田空港第1ターミナル到着は、5時45分。
もちろん、定刻よりは早いのだが、実勢値としては10分近く遅めである。DP保安検査場を経由して、窓のあるDPラウンジへ。

今朝も、程々にして、おかないと。理由は後述する。
翼はJAL101便伊丹行き、羽田発6時25分である。

伊丹便は、13番あたりを使うことが多いはずだが、なぜか少し北よりの16番を使っている。時刻が時刻だけに、搭乗も一通り終わったタイミングであった。
所定の席について、目を閉じて睡眠開始のつもりだが、...眠くならない。
恒例の呼び出しがあったが、当機は、定刻の6時25分に扉を閉めて出発する。思えば、JALの定時運行に対する姿勢は数年前とは格段に良くなっている。
David Foster作曲のJAL機内音楽が結構派手に流れている。小生のお気に入りでもあるので、聞き入っていると、益々眠れなくなってしまう。
離陸して、ベルトサインが消えた頃、前方に富士山が見えてくる。
目を凝らす。
あれっ?? 富士山の横にもう一つ富士山が見える?? 目の錯覚か? それとも疲れているためか??

何れも違っていた。
答えは、富士山の頂付近、正確には東方向の前方に掛かっている傘雲だった。何度と無く、空から富士山を眺めているが、これほど見事な傘雲を観測したのは初めてだった。前の乗客も窓から見入っている様子である。
傘雲の影が富士山の雪面に投影されており、その部分が穴の様に暗くなっているのが面白い。

富士山が視界から消えてからは、徐々に雲が多くなってきて、地表は所々しか見えなくなる。

上空は晴れているが景色が単調なので、ドリンクサービスでスカイタイムを頂いた後は、目を閉じて眠ったふりをすることにした。
伊丹到着は、定刻の7時35分。

何時も通り、ラウンジオーサカでエスプレッソを頂いて、空港バスであべの橋に向かう。

と、言うのも、ファンくるででWIRED CAFE EXPRESS 阿倍野橋店のモニターに再び!!当選したので、ここで朝食をとるためである。
ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムであり、小生も度々お世話になっている。
今回のWIRED CAFE EXPRESS 阿倍野橋店のモニターでは飲食代金が50%バックされる予定。
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それよりも、テラスで喫煙しながら食べる事ができるのがメリットは大きいと思う。無線LANも繋がるし、しかも、テラスではワンちゃんの同席もOKとの事。

天王寺という庶民的な場所らしい配慮だと思う。

富士山に傘雲がかかると、天気は下り坂。という関東地方の言い伝えを思い出した。
もちろん大阪からは富士山は見えないが、天気は西から東へと伝搬するので、この言い伝えは関西でも有効なのである。

何か、今年の運を既に使い果たしてしまったような気がしないでも無い。