東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

羽田上空混雑物語

2006-03-05 21:25:00 | JAL
復路:3月5日(日)
鳳   →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL1320便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :山手線
東京  →八王子 :中央線快速
運賃:¥780+¥8,550+¥960

青春18きっぷシーズンと、バーゲンチケットシーズンとは、本来相補的のはずである。なぜなら、バーゲンチケットは、需要の減る閑散期に設定される一方で、青春18きっぷは学生の休み(≒旅行シーズン)に設定されるからである。

しかし、この週末に限っていえば、両方が重なった。従って、行きは青春18きっぷを使い格安で帰郷し、翌日が気になる帰りはバーゲンチケットで速く快適に帰京する。これが、コストパーフォーマンスが最も高い。往復で¥14,000程度、新幹線の片道分であり、夜行バスで往復するよりも安い。

今宵の翼はいつもお世話になっている、JAL1320便である。

人気の高い、日曜夜の関西発羽田行きのバーゲンチケットを執念で入手した。でも本当は、スカイバーゲンをねらっていたのだが、ライバルが多すぎて全く歯が立たない。

ここ半年の間、月に1度はこの便を利用していることになる。正直、飽きてきたのだが、これ以上に安くて快適な選択肢がないのだから仕方がない。座席位置も、大体、決まってきている。通勤電車ではないが、何度か乗り合わせた客室乗務員や乗客もいる。

JAL1320便は、21時10分発、今宵もANA150便と同時刻出発である。機体が異なることも一因だが、あちらのロビーの方が人が多い。そして、やっぱりというか、ANAの方から先に搭乗が始まる。ANAに遅れること約5分、21時ちょうどにJAL側のゲートでも搭乗が始まる。これでは、今宵も勝ち目は無いなと思っていたら、後から後から乗客がやってきて、結局出発は21時20分となった。その上、管制官の指示により、離陸が遅れるとのアナウンスが入った。これで、羽田到着は22時半以降となることが明白となった。

昼間の疲れで、機内では、うつらうつらとしている。と、機長からアナウンスがあった。

現在、房総半島上空まできているが、羽田空港が非常に混雑しているため、上空にて、待機するとのこと。結局、羽田到着は22時45分。30分も遅れた。

そういえば、先週の神戸→羽田便の時も羽田空港が混雑しているため、出発、到着が酷く遅れた。気になってJALANAのWEBで調査したところ、どうやら、神戸空港開港以来、羽田到着21~22時台のフライトは、遅着が酷くなっているようである。この時間帯は元々羽田着陸が密集していたのだが、神戸発の便が加わって混雑に輪をかけている。遅延だけならまだ良いが、下手をすると大事故に繋がりかねない。

だいたい、神戸空港を造る前に、羽田空港の新滑走路造成工事を急ぐべきであった。全くバランスを欠いている。地元のエゴに押されて、航空行政が機能していないように思えてならない。

結局、そのツケは乗客が払うことになる。私のようにバーゲンチケット利用客なら、割りきることもできるが、普通運賃利用客はたまったものではないだろう。

となると、利用客は便利で正確な新幹線に自然と流れていき、大阪-東京間のフライトは淘汰され、減便され、その結果、神戸空港に閑古鳥が鳴く事態にもなりかねない。そうなったときに、一体、だれが責任を取るのだろうか。

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