東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

行楽日和

2006-04-07 23:45:00 | ムーンライトながら
往路:4月7日(金)
八王子→東京 :中央線快速
東京 →名古屋:ムーンライトながら
名古屋→鶴橋 :近鉄特急
鶴橋 →天王寺:大阪環状線
運賃:¥1,200+青春18きっぷ1回分+¥1,850+近鉄株主優待切符

春の18きっぷの旅も今週末で最後となった。残ったきっぷも丁度2回分。今回の往復で奇麗に使いきる予定である。シーズン終盤ということもあって、既に臨時ながらの運行はされていない。

今宵の宿は、3週間ぶりに定期ムーンライトながらである。

急行銀河8両編成寒さが少しだけマシになってきたので、東京駅長距離ホームのベンチでムーンライトながらを待つ。先発の寝台急行銀河を見送るのも久しぶりである。今宵は8両で運行。しかし、さほど乗客が多いようには見えないが。

そして、続いて、湘南ライナーが発車した後、23時35分、ようやくムーンライトながらがホームに入る。

東京駅10番ホーム定期ムーンライトながらに乗車するのは3週間ぶりである。今宵は2分遅れで発車。蒲田付近で、横須賀線からの緊急停止信号により徐行する。いつもの週末に戻った感がある。

今宵の検札は比較的早い。指定券の予約日を1日間違ったものだから、6号車となってしまったが、それでも、横浜到着前に検札が終わった。

早速、アイマスクと耳栓で防御して、睡眠体制に入る。睡眠薬(アルコール)が効いたせいか、すっと眠ってしまったようである。小田原バトルのざわめきで起こされたが、よく覚えていない。このまま名古屋まで行ってくれたら良かったのだが、残念ながら浜松手前で目が覚める。まだ、4時前である。どうやら睡眠薬の分量が適正でなかったようだ。

結局、そこから眠れず、豊橋発車後は開き直って車窓を眺めて過ごすことにした。山側なので単調ではあるが、だんだんと白んでくる空に田舎の風景は、それなりに楽しい。

あたりを見回すと、通路にも、デッキにも人が一杯いる。若い女性2人連れが小さくなって通路に座り込んでいる姿を見るにつけ、何もここまでして乗らなくとも、と思ってしまう。

ながら@名古屋 7号車と6号車の連結部分名古屋が近づくにつれて、駅毎に乗客が増える。”座っている人は立って下さい”というアナウンスが響き渡る。それでも、昨夜から乗っている者は立ち上がろうとはしない。

”走るスラム街”としばしば揶揄されるが、まさに、そのような光景が展開されている。

名古屋に数分遅れで到着し、ここで下車。車内が混雑しているのと、名古屋で降りる乗客が意外と少ないので、降りるのも一苦労である。

名古屋では切り離される7~9号車の多くの乗客が、、終点大垣まで行く1~6号車に乗り移るようやく列車から降りると、名古屋止まりの7~9号車の乗客が一団となって、前の車両に乗り移ろうと必死である。この分だと、名古屋からも大混雑で、大垣でも悲惨な光景が展開されることだろう。大体、春も、夏も、冬も青春18きっぷの最後の週末は、混雑が特に激しいようである。そのあたりを見越して、今週は近鉄に逃げる。近鉄特急のチケットレス予約のポイントが加算されて20%になるのも理由の一つである。

近鉄乗換は広小路口階段の方が便利!中央改札は、どうせ混み合っているので、ホーム豊橋寄りの近鉄連絡改札から、株主優待きっぷで近鉄名古屋駅に入る。

そして、腹を満たして、もう一眠りするために、開店したばかりの売店で朝食を漁る。あまり、魅力的な駅弁は目に付かなかったが、とりあえず、桑名名物磯しぐれ弁当(¥850)を購入。

近鉄名古屋駅構内の売店。6時過ぎに開店する。朝は、弁当の種類が豊富だが、まだ陳列されていない。一方、6時30分発の難波行き特急は、すでに入線しているので、早速乗り込んで、車内でいただく。ご飯の上に乗っている蛤のしぐれ煮はさすがに美味しいが、その他のおかずは、取り立てて特徴的なものは無い。感覚的には、¥850はちょっと高いかな??? といった気がした。本当は、松阪牛の太巻きが欲しかったのだが、ここしばらく、売店で見かけたことが無い。
磯しぐれ弁当磯しぐれ弁当

名古屋6:30発難波行き特急近鉄特急は、いつもの土曜日よりやや多い乗客を乗せて、名古屋を出発。再び、アイマスクと耳栓をして横になって眠る。

ところが、まもなく、津に到着というときに車掌に起こされる隣の席の方が来るので起きて下さい。とのこと。ええっ! 嫌と言うほど、この特急に乗っているが、そんなこと、かつて(F1の時)1回しか無かったのに。

いつもなら、10人くらいしか居ないはずの車内だが、今朝は、かなり埋まっている。行楽シーズンで天気も良く、停車駅の多いこの特急はかえって混むということだろう。それなら、いっそのこと、30分後のアーバンライナーにしておいた方が良かったか? 鶴橋到着時刻はほとんど変わらない。

その後、しばらく、微睡んでいたが、名張で隣客登場。しかし、八木で嘘のように沢山の人が降りた。再び隣が空く。恐らく、これから吉野、奈良、京都へと繰り出すのであろう。

鮮魚列車@鶴橋駅ムーンライトながらでも近鉄特急でも、寝足りない感じで過ごして、鶴橋に到着。

ここで、ニコチン補給し、鮮魚列車を見送って、環状線に乗る。

近鉄特急=行楽特急。行楽シーズンは特に、要注意である。空気を運ぶ乙特急とナメていた小生が浅はかだった。

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