早くも、この夏の青春18きっぷシーズンは終盤戦を迎えている。
往路:8月24日(金) 八O子 →東京 :中央線快速 東京 →大垣 :快速ムーンライトながら 大垣 →米原 :普通姫路行き 米原 →大阪 :新快速播州赤穂行き 大阪 →関西空港 :関空紀州路快速 関西空港 → :関空快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
21時に東京宅を出発し、路線バスでJR八王子駅へ出て、今シーズン2枚目の青春18きっぷを購入する。
うまく使い切る事が出来れば良いのだが。叶うかどうか。
幸い、本当に幸いにも、今宵の中央線は定時運行されているらしい。
21時32分の中央線快速で東京へ。
東京へは見事に定刻に到着。
トイレを済ませて、地下にあるビュースクエアに潜る。
ビュースクエアを訪問するのは久しぶり。特急列車利用者専用の待合いスペースが無くなり、そのかわり、丸テーブルと椅子が、辺り一面に置かれている。
暫く見ないうちに随分様変わりしてしまった様である。
これだけ沢山の椅子とテーブルがあると、利便さが増すと思う。エキナカで購入した駅弁をここで食べることもできるだろう。
22時50分に、東海道線ホームへ上る。予定通り、22時55分に列車は入線。
今宵の宿はムーンライトながら大垣行きである。
東京駅停車中に検札を受ける。検札が早いと有り難い。かつてムーンライトながら91号が、かなり早くから品川駅に入線して、停車中に検札が大半完了していた事を思い出した。
東京駅を定刻に発車。
車庫へ戻る新幹線と併走して、次の停車駅品川へと向かう。
多くの乗客が乗ってくる小田原までは、起きていると決めているので、パソコンを開いて紀行文の作成に余念が無い。
小田原到着後、少し落ち着いてから、アイマスクと耳栓を早着して睡眠開始。のはずだったが、なかなか眠れない。
そう言えば、最近、なぜか下りでは眠れない。
一つ思い当たる節としては、平日が辛い分、家族と会える明日、土曜日が楽しみで楽しみで、気分が高ぶって眠れないためだろうか? 子供の頃、旅行の前日は楽しみで楽しみで眠れないのが常だったが、それと同じ現象か? いい歳をして情けないが。
随分と長い間、悶えていた様な気がするが、多分、沼津あたりで漸く眠ついた様である。しかし、早くも静岡~浜松間で目が覚めてしまった。
直ぐに再び眠りにつくだろうと予想していたのだが、なかなか眠れず、浜松に到着。
デッキの扉を開ける者も居て、眠れやしない。
仕方なく、予め準備していた睡眠薬を服用する。
すると、効果覿面で、2度寝を開始。熱田の運転停車中の放送開始までよく眠れた。間もなく名古屋である。もう少しだけ眠りたかったが、それは叶わず、岐阜でトイレに立って、大垣ダッシュに備えてデッキで準備運動をする。
大垣到着。
扉が開くと、老いも若きも一斉に駆け上がる。相変わらず、駅員は”走らないで下さい”と虚しい呼びかけを繰り返すが、そんな事なら、ムーンライトながらの到着番線を変更するなどの配慮をしてもらいたいものである。
もっとも、同一ホームでの接続が実現したとしても、相手は4両編成なので、どうせ混乱は回避できないだろうが。
予定通り、無事着席。
何時も思うのだが、寝ぼけた眼差しで眺める大垣~米原間の車窓は、本当に素敵である。
特に今朝は天気が良くて、緑の彩度が高い感じがする。
米原で、ホーム向かい側の新快速播州赤穂行きに乗り換える。
この新快速、敦賀発の4両は、先行列車が鹿と衝突して遅れているため、米原始発の8両で運転とのこと。
鹿と衝突というキーワードは、ついこの間、耳にしたばかりである。日本全国、野生の鹿が思っている以上に生息しているのかもしれない。
遠くへ行ってしまった睡魔を呼ぶために、睡眠薬を服用したのだが、気が抜けてしまったためか、効果は出ない。
そのうち、新快速は激しく混み出してくる。無理もない。8両編成なのだから。
結局、新快速では、一睡もできないまま大阪到着。列車から降りると、蒸し暑くて気怠い。
環状線ホームに渡って、8時5分発の関空/紀州路快速に乗車する。土曜日にしては意外と混雑している。そうか、お盆休みの振替休日で、この土曜日が出勤日の企業が多いと見た。
西九条でなんとか一人掛けの座席を確保し、漸く落ち着いた。
本日は、関空夏祭りの日。青春18きっぷを有効活用し、久しぶりに関空を訪問する予定。
毎年恒例の屋台が建ち並んでおり、開始時刻の10時に向けて準備に追われている様である。
10時からはゆるキャラフェスタがあって、愛する我が娘のために、映像を記録しておく。これが何よりの土産である。
暫く関空に滞在した後、再び改札を抜けて、関空快速に乗車して帰宅する。
移動途中で充分眠れなかったのは計算外だが、青春18きっぷを充分以上に活用できた帰郷の旅であった。
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