東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ポイント不具合で関空特急はるか30分遅延

2008-01-09 22:02:00 | JAL
JAL194便@関空
復路:1月9日(水)
新大阪 →関西空港:はるか57号(自由席)
関西空港→羽田空港:JAL194便(Y)
羽田空港→浜松町 :東京モノレール区間快速
浜松町 →東京  :京浜東北線
東京  →八O子 :中央線快速高尾行き
運賃:¥2,650+¥15,100+¥470+¥890

大阪での業務を無事に終えて、新大阪から関空へ下る。

何時も思うのだが、何も新大阪から東京へ戻るのに、わざわざ航空機を選ぶのは、JALの戦略にまんまと嵌められている証?

しかも、昨日の濃霧や人の線路立ち入りによるアーバンネットワーク壊滅に続き、今宵もJR西日本の在来線は、何やらダイヤが乱れているらしい。

スーパーくろしお31号@新大阪先行するスーパーくろしお31号が10分遅れで運転されている。小生が乗るのは、その次にこのホームにやって来る関空特急はるか57号。はるかの遅れは表示されていないが、くろしおの遅れの原因如何によっては、はるかだって、遅れる可能性は充分考えられる。

一応、定時なら出発の1時間前に関空に到着するので、多少の遅なら問題は無いのだが。

はるか57号の新大阪到着は、20時15分。ほぼ定刻である。

遅延は杞憂に終わると、この時は思っていた。ところが、乗り込んで早速アナウンスがあった。先行する特急が新今宮駅で誤って環状線線路に進入して、後退したため、環状線のダイヤが乱れているとのこと。

たしかに、アーバンネットワーク要衝の新今宮でトラブルが発生すると、為すすべは無い。

しかし、特急が誤って線路に進入すると言うが、単に、ポイントのトラブルではないのか? 自動車ではないのだから、列車が自分で進路を選択できる訳がないのに、変な説明だな。と、この時は思っていた。

大阪貨物線では、いつものように快調に走行していたが、環状線に合流するあたりから、スピードが極端に落ちる。

西九条を出発する段階で、6分の遅れが発生していた。

時々徐行しながら、低速で環状線をまわり、天王寺に漸く到着。天王寺駅の関西線ホームは、ダイヤのみだれのため、人が溢れかえっている。

(京橋始発の)関空快速は、天王寺始発に変更するため、2番線より発車...とアナウンスが漏れ聞こえてくると、階段を上る人の群ができる。相変わらず、トラブル時の情報伝達は乗客不在である。

快速を諦めて、はるかに乗り込んでくる乗客も居て、普段と比べてはるかは、結構賑わっている。もちろん、乗車率は100%には至らないが。

這々の体で天王寺に着いたのは良かったが、今度は、なかなか出発できない。阪和線からの渡り線を降りてくる反対方向の列車の到着を待って、14分遅れで漸く天王寺を出発。これ以上遅れが拡大しないことを切に祈る。

いくらダイヤが乱れても、車掌は、天王寺で乗ってきた乗客を目敏く見つけて、特急料金をきっちりと徴収する。大抵の人は次の停車駅の和泉府中まで。快速でも20分程度の距離である。普通ならまず特急には乗らないだろう。驚いたのは、鳳まで、と言った人が居たこと。はるかは鳳には停まらない。誤乗だろうか。それでも、和泉府中までの特急料金が必要である。

一体、関空には何分に着くのか? と質問する乗客。

さぁー、今のところ、20分位の遅れだと思いますが、ちょっと分からないんで...。と若い車掌が精一杯答える。

阪和線を使って関空に行くときには、航空機の出発1時間位前には関空に到着しておくのが望ましい。言い方を変えると、阪和線の信頼度はその程度と言うことである。

慣れた小生にしても、21時05分発のJAL192便に乗る時には、遅くとも20時18分に到着する関空快速に乗るように心がけている。幸い、これで航空機に乗り遅れた事は、今の所は無い。

途中、関空到着予定は21時25分頃と言う、アナウンスがあったにも関わらず、先行する各停を追い越すことが出きなかったりして、関空到着は21時30分、24分の遅れである。

今宵の翼はJAL194便である。普通席を予約しているので、カウンターでチェックインするときに、一応、隣が空席であることを確認する。

ガラガラのセキュリティチェックを抜けて、サクララウンジに入る。
JAL194便@関空

流石に、平日の最終便と言うこともあって、サクララウンジは見事に空いている。ここで、定番のおつまみと睡眠薬を頂いて、速やかに搭乗する。使用機材は、往路と全く同じエアバスA300-600R(AB6)である。

乗客の集まりが悪い。

ひょっとして、ダイヤが乱れているJR空港線からの乗り継ぎ客を待っているのだろうか? 羽田到着が遅れるのは嫌だな。

と考えている矢先にドアクローズし、22時ちょっと過ぎに動き出す。この便に搭乗しているのは、クラスJ15名程度、普通席5名である。周りはこんな感じで、誰も居ない。まさに空気輸送状態である。
見事に誰も居ない機内見事に誰も居ない機内

平日に、最終便JAL194便に搭乗するのは初めてであるが、週の中日はいつも空気輸送状態なのかも知れない。

離陸して暫くすると、睡眠薬が効き出して来て、そのまま爆睡。ドリンクサービスで本能的に目が覚めるが、その後着陸まで再び爆睡する。

出発が早かったのと、偏西風に乗ったため、機長のアナウンス通り22時10分、定刻より10分も早く羽田到着。しかし、駐機スポットは南の2番という、これまた極端に外れた場所である。

人気の無い、1タミロビー内を、北に向かって歩く。言うまでも無く、ICラリー端末出発ロビー2F中央部にも端末はあるので、エスカレータで上がってこちらにタッチした方が賢かった。

モノレールホームも人が居ない早着のお陰で、道草をしても、23時28分発の区間快速モノレールには余裕で間に合って、浜松町経由で東京へ。日曜日と違って、最終の中央線快速の席取合戦はかなりシビア。始発の東京で、空席はほぼ埋まってしまう。これを逃すと帰宅が極端に遅くなるので、勤め人は皆必死である。

平日と言うこともあって、新宿では日曜日とは比較にならないほど多くの乗客が乗り込んで来る。特に、新宿~三鷹間は、座っていても安心出来ない。

小生の隣の酔っぱらいが、大いびきで眠っている。それはともかく、小生にもたれかかって来るのが許せない。何度も肩で押し返し、停まる直前にフェイントを掛けて、身をかわすと、かの酔っぱらいは横に倒れそうになり、目を覚ます。

そうかと思えば、車両の中央部でドサッという音がしたので目をやると、酔っぱらいがひっくり返っていた。

やはり、夜中近くの中央線は避けるに越した事は無い。

国分寺で空いた車両に乗り移って、その後は、一心に紀行文を作成。

八O子到着

平日のJAL194便は空いている事、また、現在JAL194便に充当されているAB6の一般席は、かなり座り心地が良いことが分かった事は収穫だったが、何分、深夜の中央線が相変わらずなのはどうしようも無い。

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