百田尚樹さんの新作読みました。
新聞広告にも大きく出ていましたが、異色の恋愛小説だそうです。
百田さんは、新作が出ると必ず読んでいますが、
一つの題材を徹底的に調べて小説を書き上げる、という印象が強く有ります。
今回のこの作品もそう思いました。
いま目の前にいるのは、私が愛した“あなた”ですか?
新聞広告やこの帯を読んだときから、もしかして??と思っていました。
ダニエル・キイス著「24人のビリー・ミリガン」と書くと
ああ、とお分かりなる人もいると思います。
私自身、この本がブームになった頃、盛んにこの手の本を読みまくりました。
巻末にあった‘参考文献’の中の何冊か、読んだ覚えがあります。
こうした心の病の複雑さを、丁寧に説明していると思いました。
そして実際に事件になったり、裁判になったりしている事を思えば、
こんな風に小説にもなり得るのだと思いました。
しかも‘恋愛小説’に仕立てるとは、百田さんならではな気もします。
でも・・・・・。
主人公聡子とその夫の関係、
そして、岩本夫人の描き方に物足りなさを感じてしまいました。
それがない分、とても美しい恋物語ではあるのですが・・・。。
新聞広告にも大きく出ていましたが、異色の恋愛小説だそうです。
百田さんは、新作が出ると必ず読んでいますが、
一つの題材を徹底的に調べて小説を書き上げる、という印象が強く有ります。
今回のこの作品もそう思いました。
いま目の前にいるのは、私が愛した“あなた”ですか?
新聞広告やこの帯を読んだときから、もしかして??と思っていました。
ダニエル・キイス著「24人のビリー・ミリガン」と書くと
ああ、とお分かりなる人もいると思います。
私自身、この本がブームになった頃、盛んにこの手の本を読みまくりました。
巻末にあった‘参考文献’の中の何冊か、読んだ覚えがあります。
こうした心の病の複雑さを、丁寧に説明していると思いました。
そして実際に事件になったり、裁判になったりしている事を思えば、
こんな風に小説にもなり得るのだと思いました。
しかも‘恋愛小説’に仕立てるとは、百田さんならではな気もします。
でも・・・・・。
主人公聡子とその夫の関係、
そして、岩本夫人の描き方に物足りなさを感じてしまいました。
それがない分、とても美しい恋物語ではあるのですが・・・。。
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