ひたすら人と逢うルポルタージュと、著者鈴木明が書いているように、『リリーマルレーンをきいたことがありますか』という本は、ヨーロッパ旅行記でもある。
テーマがただ一つ、リリーマルレーンであるために、その背景である過酷なヨーロッパの戦争と、それぞれのお国柄が、むしろ、より鮮明に浮かび上がってくる。
戦争は、国と国の激しい憎悪のぶつかり合いなんだと筆者は繰り返し繰り返し強調する。
そして同時に、リリーマルレーンはやすやすと国境を越え、心の壁を越える!とも。
21時57分。
敵も味方も、同じラジオ放送に聞き入る…
文化を持つことの素晴らしさなのだが、切なく美しいリリーマルレーンは、歌われないことこそが最も望ましい歌でもある…
神様の悪戯なのか、2人の歌姫は、2人とも名前がリリーマルレーンを暗示する名前なのだ。
ララ・アンデルセンのララはLiliと書くし、マレーネ・ディートリヒのマレーネはマルレーンとも読める。
続編もあるようなので、それも近いうちに読んでみよう。
老いたディートリヒのエピソードは限りなくカワユスですよ♪
テーマがただ一つ、リリーマルレーンであるために、その背景である過酷なヨーロッパの戦争と、それぞれのお国柄が、むしろ、より鮮明に浮かび上がってくる。
戦争は、国と国の激しい憎悪のぶつかり合いなんだと筆者は繰り返し繰り返し強調する。
そして同時に、リリーマルレーンはやすやすと国境を越え、心の壁を越える!とも。
21時57分。
敵も味方も、同じラジオ放送に聞き入る…
文化を持つことの素晴らしさなのだが、切なく美しいリリーマルレーンは、歌われないことこそが最も望ましい歌でもある…
神様の悪戯なのか、2人の歌姫は、2人とも名前がリリーマルレーンを暗示する名前なのだ。
ララ・アンデルセンのララはLiliと書くし、マレーネ・ディートリヒのマレーネはマルレーンとも読める。
続編もあるようなので、それも近いうちに読んでみよう。
老いたディートリヒのエピソードは限りなくカワユスですよ♪