ワンパンマン…アンパンマン
ワンパンチ…アンパンチ
このベタなオヤジギャグ、
ベビーメタル…ヘビーメタルに通ずるものがある。
さて、主人公の成長物語が「ビルドゥングスロマン」
既に成長しちゃった主人公の活躍・遍歴が「ピカレスクロマン」
ワンパンマンは、ヒーローになりたい漫画ではなく
ヒーローになっちゃった漫画なので、
いわゆる悪漢小説、ピカレスクロマンでしょうねぇ。
色んな意味でオモシロイ漫画なんだが、
「なぜ」という思いが常にある。
なぜ、サイタマがこんなに強くなれたのか?
腕立て100回で、生物としてのリミッターが外れ、
無限の進化ができるのか?
色々と考えるに、このサイタマワールドでは、
まず、一見普通に見えるのに怪人・怪物が出現する世界なのです。
しかも、怪人の多くは、その人の認識や怨念というか
ル・サンチマンから怪人へと「変身」しているわけで…
どうやら、認識が形を生む世界のようだ。
グレンラガンのラスボス
アンチスパイラルが棲む10.5次元世界のように。
就活に敗れ、就活を諦めたサイタマは
純粋に子どものころの夢=ヒーローを目指す。
正攻法で、ひたすら、体を鍛えたら…
こうなった。
同じく生物としてリミッターが外れたガロウは
妥協の趣味だから、サイタマ曰く
「負ける気がしねー」
モンスターが跋扈するサイタマワールドだが…
真の強者というか、戦わずしてサイタマの実力を感知したのは
2人しかいない。
人工進化最終形態アシュラカブト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/07/7b4f925b18cf8f9300b2c6b7db729f7b.jpg)
宇宙の覇者ボロス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a3/a58beec16bbbc56c206e996a77ac1b93.jpg)
人間怪人ガロウも、
S級No.2のタツマキも、
A級No.1のアマイマスクも、
弟子のジェノスにしても、
戦うまで、戦いを目の当たりにするまでは
サイタマを雑魚としか認識していない。
サイタマが真のヒーローであることは
読者にのみ明かされる。
サイタマは就活に敗れ、童心に帰り、
趣味に徹する人生を選んだ。
所詮は趣味、されど趣味。
この認識が、サイタマを無敵のヒーロー、
且つ、英雄的にまで「普通な」
アンチヒーローたらしめているのだと思う。
強すぎて、普通すぎて、生活感満点…
これが(ダ)サイタマ。
ダサかっこいい、のである。
ワンパンチ…アンパンチ
このベタなオヤジギャグ、
ベビーメタル…ヘビーメタルに通ずるものがある。
さて、主人公の成長物語が「ビルドゥングスロマン」
既に成長しちゃった主人公の活躍・遍歴が「ピカレスクロマン」
ワンパンマンは、ヒーローになりたい漫画ではなく
ヒーローになっちゃった漫画なので、
いわゆる悪漢小説、ピカレスクロマンでしょうねぇ。
色んな意味でオモシロイ漫画なんだが、
「なぜ」という思いが常にある。
なぜ、サイタマがこんなに強くなれたのか?
腕立て100回で、生物としてのリミッターが外れ、
無限の進化ができるのか?
色々と考えるに、このサイタマワールドでは、
まず、一見普通に見えるのに怪人・怪物が出現する世界なのです。
しかも、怪人の多くは、その人の認識や怨念というか
ル・サンチマンから怪人へと「変身」しているわけで…
どうやら、認識が形を生む世界のようだ。
グレンラガンのラスボス
アンチスパイラルが棲む10.5次元世界のように。
就活に敗れ、就活を諦めたサイタマは
純粋に子どものころの夢=ヒーローを目指す。
正攻法で、ひたすら、体を鍛えたら…
こうなった。
同じく生物としてリミッターが外れたガロウは
妥協の趣味だから、サイタマ曰く
「負ける気がしねー」
モンスターが跋扈するサイタマワールドだが…
真の強者というか、戦わずしてサイタマの実力を感知したのは
2人しかいない。
人工進化最終形態アシュラカブト
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/07/7b4f925b18cf8f9300b2c6b7db729f7b.jpg)
宇宙の覇者ボロス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a3/a58beec16bbbc56c206e996a77ac1b93.jpg)
人間怪人ガロウも、
S級No.2のタツマキも、
A級No.1のアマイマスクも、
弟子のジェノスにしても、
戦うまで、戦いを目の当たりにするまでは
サイタマを雑魚としか認識していない。
サイタマが真のヒーローであることは
読者にのみ明かされる。
サイタマは就活に敗れ、童心に帰り、
趣味に徹する人生を選んだ。
所詮は趣味、されど趣味。
この認識が、サイタマを無敵のヒーロー、
且つ、英雄的にまで「普通な」
アンチヒーローたらしめているのだと思う。
強すぎて、普通すぎて、生活感満点…
これが(ダ)サイタマ。
ダサかっこいい、のである。
![]() | ワンパンマン 10 (ジャンプコミックス) |
クリエーター情報なし | |
集英社 |