YUKI

言語、言語で表現できることすべて

哲学について知っているニ三の事柄…philo+sophy

2018-02-25 21:59:42 | Weblog
哲学は、philosophyの訳語であるが、
philosohyの直訳「知を愛すること」がわかりやすい。

落語に、良い例がある。

武士と百姓が出てくる。
武「拙者、忍耐の二文字を心得ておる。何事にも耐えられる」
百「おらも、にんたいの四文字を知ってるだ。がまんできる」
武「これは異な。忍耐の二文字であろう」
百「おらは、にんたいの四文字を知ってるだ。がまんできる」

百姓の言葉に怒った武士は、切り捨て御免をカマす。

百姓は、言行一致で哲学者っぽいが、
やはり滑稽であり
武士は、知を衒っているのみである。

士農工商の時代では、
武士にとっては体面を保つことこそ至上命題。

殺されると知っていて「よんもじ」に殉ずるのも
いかがなものかと思われるが…

哲学のうさん臭さ
社会制度の愚かさを炙り出し
笑いにより総てを浄化する、落語こそ畏るべし。

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メランコリーが とまらない

2018-02-24 02:01:55 | Weblog
相変わらず鬱鬱…どうしたものか。

そもそも同族、群れたがる動物である人間
なのに群れるべきメンツがいない。

例えば、私の周りにベビメタメイトは皆無である。

まさに現在進行形のレジェンドなのにねぇ、
それを理解し認識できる者が
一人もいないのである。

孤独は、人の心を冒す。

ベビメタロスの真っただ中だというのに…

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黒執事について知っているニ三の事柄…裏切りは…

2018-02-11 22:42:57 | Weblog
『黒執事』のライトモチーフは、

「最も信頼するものに裏切られる」

というものらしく、読者も裏切られる。



偽シエルは、双子の片割れで、伯爵になれないにしても
既に「おもちゃ屋」にはなっている。
何の不都合もないんだが…?

本物シエルまで人外のモノを従えているのかねぇ、原作は。

とまれ、シェイクスピの
fair is foul, foul is fair
が成り立つ異界が黒執事の世界なのだろう。

ちなみにシエルとはフランス語で
「空」「天」「天国」である。

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憂鬱 メランコリー について

2018-02-05 22:32:18 | Weblog
ベビメタ・ロス期直撃の小神訃報が引き金となり鬱鬱である。

アメリカ殴り込みの年に、神バンドがどうなるのか?
まぁ悪魔的なコバメタルのことなので、
どうにかしてくれると信じるしかないのだが…

まったくベビメタはドキドキハラハラなんだが、
これはちょっと違う気がする。

しばらくは、レダが復活するのかな。

その一方で

黒執事ミュージカル、メインキャストに
さくら学院、岡崎百子が抜擢され
なまぬるい目でみていたが、

あくまで、その参考のつもりで観たアニメ黒執事。

なぜか、キワモノ的で敬遠していたのに、
ハマっちまいますた。

流石に悪魔、エンディングが一筋縄ではいかぬ代物。
結局、全部見るハメに。
生執事のブルーレイも買うことになりそうdeath

…このdeathなんだが、
小神訃報の後に、不謹慎!とは思えない。

この世とあの世、その境界さえ曖昧にするのが
ベビメタであり黒執事なのだと感じている。

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