水野由衣ことBabymetalのYuimetalについて知っている二三の事柄…目つきの悪い小学生時代

水野 由結　みずの ゆい
1999年6月20日～

舞踊の天使　赤ちゃん　
YMY（ゆいちゃんまじゆいちゃん）
などと呼ばれることがある。

中元すず香の歌が別格と称されるように
水野由衣の舞踊、動きは別格と云われているわけだが…

幼少時の天使・天才が加齢とともに劣化して
普通人以下になっちまうのが当たり前な
昨今の世間や芸能界。

自然な明るさがある反面、
生意気で「目つきの悪い小学生」だったのが

成長するにつれて目つきから「険がとれ」、
どんどん「ぺこちゃん」に似てきたのである。





最近は「美人オーラ」を出すようになってきた。







まぁ、良いことばかりではなく
「険がとれる」＝「引っ込み思案」
という問題や

最近では「激やせ」があったわけだが、
３人の中で一番劣っていた英語力も、
ようやく芽生え始め
かつての自然な明るさが、非常に良い形で出ている。

Mステ出演時に「よいしょ」されて
日本国内よりも海外の方が声をかけられるんじゃない？
とふられた際に、YUIMETALは、
まさに最高さえ超える「切り返し」をぶちかましたのである。

全米中継の人気番組レイト・ショー放送後
米国内を飛行機で移動中、アテンダントに
ベビーメタルでしょ、と声をかけられ…

「お菓子をたくさん、もらいました♪」

Kawaiiは正義。
これぞメタルレジスタンスの極致ｗ

直立不動、カメラ目線は相変わらずなんだが
自然体のかわいらしさが滲みでている。



さて、アミューズは格別に見る目・育成力があったのだろうが、
turning pointはいつだったのか気になるところ。

画像、をしらべてみたら…



2012年～2013年、ちょうど中学生になったあたりと思われる。
思春期で「性格」変わる子って、結構います。

ついでに年譜をしらべると、凄いことになっていますたｗ

*******************
2007年　読者モデルとして活動、アミューズへ

2008年～2010年　ドラマ、舞台などで活動

2009年3月 「可憐Girl's」任務完了（解散）

2010年8月　さくら学院小等部に「転入生」として加入
10月 バトン部「Twinklestars」に参加
11月 重音部「BABYMETAL」にYUIMETAL名義で参加

2011年7月 クッキング部「ミニパティ」2代目メンバーとして参加

2012年7月21日 LEGEND～コルセット祭り　目黒鹿鳴館

2013年6月30日 LEGEND“1999”
　　　　　　YUIMETAL & MOAMETAL聖誕祭 NHKホール
　　　　　「可憐Girl's」Over the Futureを
　　　　　　オリジナル・メンバーの中元すず香とともにカバー
2013年10月20日 LOUD PARK 13　さいたまスーパーアリーナ
2013年12月21日 LEGEND“1997”SU-METAL聖誕祭　幕張メッセ

2014年3月1日 赤い夜 日本武道館
2014年3月2日 黒い夜 日本武道館
2014年7月5日 Sonisphere Festival UK　Knebworth Park
2014年11月8　　 O2アカデミー・ブリクストン イギリス・ロンドン

2015年1月10日 LEGEND“2015”
　　　　　　～新春キツネ祭り～さいたまスーパーアリーナ

2015年3月 さくら学院卒業、Babymetal 活動継続

2015年8月29日 Reading & Leeds Festivals 2015
2015年8月30日 Reading & Leeds Festivals 2015

2016年4月2日 THE SSE ARENA WEMBLEY
2016年6月10日 Download Festival 2016　ドニントン・パーク
　　　　　　　　イギリス・レスターシャー
2016年6月11日 Download Festival Paris 2016　ロンシャン競馬場
　　　　　　　　フランス・パリ）
2016年9月19日 TOUR FINAL AT TOKYO DOME
　 LEGEND - METAL RESISTANCE -

受賞
KERRANG! AWARDS 2015 - THE SPIRIT OF INDEPENDENCE AWARD
METAL HAMMER GOLDEN GODS AWARDS 2015 - BREAKTHROUGH AWARD

タイアップ　2016年5月発表　　
KARATE WWE・NXTビッグマッチ『TAKEOVER』公式テーマソング

スタジオアルバム
BABYMETAL 187位　
Billboard 200 The week of March 22, 2014

METAL RESISTANCE　39位　
Billboard 200 The week of April 23, 2016

METAL RESISTANCE　159位
Billboard 200 The week of April 30, 2016
*****************

まさに天井知らずの快進撃、
これすら何かの「前段階」のように思える不思議。

例の Blue Oceanって、
Babymetal に限っては存在するのだろうか？

	LIVE ~ LEGEND 1999&1997 APOCALYPSE [DVD]
	クリエーター情報なし
	トイズファクトリー

グローバリズムをめぐる冒険…東京大学vs文部科学省

いわゆるグローバリズム対応とやらで、
文部科学省は大学改革とやらに躍起となっているわけだが…

日本では、大学改革＝入試改革で、
今回はアクティブ・ラーニングとやらが
セットになっている。

まぁ、そんなことはど～でもいい。

今春の東大入試、国語で「内田樹」の著作が出された。
更には「東大新聞」二面にわたるインタビューまで掲載された。

これは、東大教授および東大生からのメッセージである。

どんなメッセージかって？
もちろん、アンチ文科省に決まっている。

内田樹の憲法九条関連に関する言動が
私には過激に見えて、ちょっと距離を置くことにしていたが

グローバリズムに関する意見には同意である。

つまり、グローバリズムとはアメリカニズムというより
多国籍企業のエゴである、ということだ。

「世界の地の果てまで逝って死んで来い！」
という命令に従う、若者を企業戦士にしたてるための
反知性主義なのである。

その証拠に、OECD（経済協力開発機構）が提唱するPISA型能力は
企業戦士から聞き出した企業戦士に必要な能力なのだ。

当のOECDでさえ、真に21世紀的な能力を
新たに模索している最中であることを知ってか知らずか
文部科学省は企業戦士養成＝PISA型能力を問う問題対策を
地方自治体および大学に強要している。

嫌なら、金はやらない！ということだ。

内田樹は、この辺の事情を見透かして、
若者を不幸にするグローバリズムと喧伝している。

人が人として生きるために何が必要か？

内田は、彼なりに真摯に思考・行動しているのは確かなことだ。

まぁ、文部科学省の役人もバカではないので、
例の「ゆとり騒動」同様に、
ひそかに既に次の一手も用意しているはずなのだが…

地方、特に金のない地方は、そうはいかない。
かくして、中央集権体制が強化されているわけである。

東大だって、グローバル対応の企業戦士養成をしている。
文部科学省とは正反対で、リベラルアーツを叩き込むことによって。

文部科学省には内緒で、つまり、金をもらわずに
自前でというか受益者負担でやっているのである。

半年程度のカリキュラムで
東大トップ５％ほどの教授が出す課題図書を読んだうえで
教授たちと議論するというものである。

受講料は600万円！
これが大人気で満杯だそうだ。

英語による講義・英語で書かれた資料理解が出来て
企業のリーダーまたはリーダー候補であることが条件だ。

60万円なら、私も受講したいけどねぇ…

さて、内田樹という人物の著作は
多国籍企業と人工知能が支配するであろう21世紀の地球で
人が人として生きるということ、そのために必要な事を探るためには
必読書となるであろうが…

それを出題し、若者に紹介できる大学が
どれだけあるか、興味深いところではある。

	僕たちの居場所論 (角川新書)
	クリエーター情報なし
	KADOKAWA/角川書店

Babymetalという名の試金石

鮎貝健

このタイミングで
“実はさぁ “
#BABYMETAL いいとおもってたんだよねぇ”とか
“メタルの世界を変えてくれたよねぇ”とか
言ってる奴はたいがい信用出来ない
＆絶対にメタルをわかっていないので気をつけろ

Babymetalの３人がインタビューを受けることも多くなって
全く知らない、よく下調べもしていないインタビュアーには
公式フォーマット通りの受け答えをして
良く知っているし、よく下調べもしているインタビュアーには
自由に、素も見せながら答えている

ように見えるという指摘が、
ベビメタまとめサイトのコメにあったように思う。

意図的にそうしている面もあるだろうけれど、
雑多なインタビューをこなしているうちに、
そうなっていくんだろうね。

ベビメタをネタにしたとんでもコンテンツが
でてきてるんだよねぇ～
例えば…

「ウェッジ」
ビジネスパーソンのためのエンタメ業界入門

BABYMETALが米チャート入りした意外な理由

53年ぶりの“快挙”に学ぶコンテンツ海外輸出成功の方程式

2016年05月14日（Sat）　
山口哲一
（音楽プロデューサー、コンテンツビジネス・エバンジェリスト）

ツッコミどころ満載すぎて、
スルーすることにしてるメイトもいますが…

複数の文脈のコラボが勝利の方程式？
こんなでたらめが大っ嫌いなもんでねぇｗ

ベビメタを「マーケティング」「商法」として語るのも勝手だが
メタルアレンジのJpopとかメタルそのもののアニソンは昔からあるんだよ。

ベビメタの戦闘力が突き抜けていたから
というのが最大の理由だと、信じている。

ノリがよくって、爆音を切り裂き心に響く声と
神々しいほどの美しさを併せ持つ天才ヴォーカルがいて

メタルで踊るという無茶ぶりが無茶でなくなる
超絶可愛い Little Monsterが二人いて

人間が演奏することすら想定せずに作り込まれた楽曲を
ライブで再現してしまう、超絶バンドがいたら

そんな超人たちが神のお告げに従い、ステージで完全燃焼したら

どんなことが起こるか？

「なんか分けわからんが、凄いものを見せてもらった」

これが「人類」の素直な反応なんだよね。
ネットで見ても、メタルフェス・ソニスフィアで見ても。

ロックの聖地イギリスで行われるメタルフェス
ソニスフィアのメインステージで6万人相手の戦いに勝ったから
今日のベビメタがある。

誰がやっても同じ結果になるなんて、
芸術はおろかビジネスにもあり得ないことに
気づかないんだろうかねぇ…

まぁ、もともとバ〇相手の商売なんだろうけどね
お偉いコンサルタントさんっ！！

	ヘドバンギャー!!【通常盤】
	クリエーター情報なし
	重音部RECORDS

Kerrang Award "Best Live Band"

KerrangのBEST LIVE BANDにノミネートされた面子の
the number of twitter followers を調べてみた。
@twentyonepilots 999,317
@blackveilbrides 678,442
@NightwishBand 235,500
@BABYMETAL_JAPAN 221,842
@frankcarter23 & @therattlesnakes 25,772 + 3734

いやぁ～単純に数だけ云うと、ベビメタに分はない。
まぁ、まだまだ売り出し中ですからねぇｗ

Frank Carter & The Rattlesnakes　が圧倒的に最下位ですが…
フランクさんの5月6日のフェイス・ブックdeath
↓
*************************
Tough competition...
If this category is judged on shows in 150 cap venues,
without lights, pyrotechnics or backing dancers (like it should be)
then we got it in the bag...
Still.... win or lose, I get to meet @babymetal !!!

タフな争いだぜ…
このカテゴリーがキャパ150の会場でやるショーでジャッジされるなら、
照明効果や、花火や、バックダンサーたちや（そういった類のもの）無しでな、
それなら賞は俺たちのものなのに…
まぁ、それでも、勝とうが負けようが、俺はベビメタに会えるんだ!!!
**************************
キャパ150くらいの会場っていったら、まさに鹿鳴館！
ベビメタのワンマン・デビューの地であります。
ギュウギュウパンパンの鹿鳴館コンサートは
Su-metalにとっては、今なお、最も過酷なライブだったそうですねぇ…
Best Live Band も過酷なレース。
ベビメタに取って欲しいとしか云えないなぁ。

	LIVE AT BUDOKAN~RED NIGHT~(通常盤)
	クリエーター情報なし
	トイズファクトリー

Babymetalについて知っているニ三の事柄…市場と反マーケティング

音楽市場において、プロによる分業制が
シンガーソングライター信仰によって崩壊したんだが…

いわゆるシンガーソングライターたちは
狭い世界で、マ〇ターベーション的拡大再生産に走りがちで
聴くに堪えず

分業制を維持していたアイドル業界も、
肉体的接触業務を取り入れた不届き者のせいで
これはもう、見るに堪えz…

それでも日本の音楽市場規模は米国に次ぐ
世界第２位なんだとか…

ある程度人生を過ごしてきた者にとって
巷の「音楽」が聴くに堪えない
雑音ににしか響かなくなって、どのくらいの時が経ったのか

90年代前半までは良かったのかもしれないので…
かれこれ20年、不毛な時代が続いたわけだ。

ベビメタは企画先行と云われるが、ちょっと違う。

「中元すず香」という規格外の天才の周りに
一流が吸い寄せられてきた、という側面が確かにある。

ゆいもあは、すでに生物的双子ではないのに
運命的なペアで、black babymetalとして、
二人同時に歌う際、まったく声がずれないのだとか。

2nd　アルバム収録は二人が同時に歌っているそうで、
Kobametal曰く、全くずれない、ぶれない。

その信じがたいハーモニーを持つ二人でも
Su-metal一人の歌唱、ダンスに圧倒されるのである。

神バンドの中の、さらに真の神業ベーシストBOHでさえも
Su-metalのリズムキープ、ピッチの正確さをリスペクトし
彼女の歌声がバンドをリードするとさえコメントするのだ。

まぁ、あまりの規格外ぶりに、どう売り出していいものか
模索するうちに、開き直って、コバ自身が好きな
メタルでやってみようと「重音部」が
反マーケティング的手法ｗで出来たのだと思っている。

しかし、それ以降の展開は、すぐれて21世紀的だった。
シアトリカルな映像作品としては、既に頂点に達していた
Legend 1997のギミチョコがYoutubeでブレイクしたのだ。

次に、イギリスのメタル・コミュニティが
縮小するコミュニティの起死回生策として乗ってきた。

きゃりーぱみゅぱみゅも云っていたが、
夢は世界征服ｗ

今の世の中、世界征服＝アメリカ征服　である。

Kobametalは策士であるがやっているのは、正攻法だ。
ライブパフォーマンスを磨き上げ、敵地の小箱を廻っている。
まぁ、ドサまわりです。

しかし、ここで既に感覚が狂ってくる。

外国でドサ周りと言っても、2000前後のキャパが
各地ですべてsoldoutなのだ。

同じことを日本でできるアメリカのバンドがいくつあるのだろうか？

全米中継のTVでやったライブの動画は、再生数3.6 millionで
音楽ライブ動画としてはダントツで、
その番組の動画では再生数、歴代 top 10 に入っている。

まさに、異常な規格外の出来事なんだが…

これさえ頂点ではなく、今、粛々と
何かに向かう階段を一歩一歩着実に上っている感がある。

日本というガラパゴスから生まれたんだが、
ガラパゴス基準では、とうに頂点を遥かに過ぎているのに
まだまだ加速しているというのは…

海外メイトが、確信しているのである。
2020年　Tokyo Olympic でbabymetal が歌い踊ることを。

まぁ、日本というガラパゴスでは、大人の事情ってもんがありますがね…
Babymetalの踏み絵機能が最大限に発揮されているのが日本で、
最大のアウェイが、日本のフェス、富士ロックだというのも
日本の後進性を象徴していますなぁ…SIGH

マーケティングという名の、反知性主義・権威主義が
日本社会の性に合っているんだろうなぁ。

	BABYMETAL×キバオブアキバ
	クリエーター情報なし
	重音部RECORDS