YUKI

言語、言語で表現できることすべて

"The pun is mightier than the sword."

2006-09-29 00:15:28 | Weblog
脳の配線がゆる~いもので、気をゆるすとつい pun が溢れてしまいます。

たとえば、授業中kilometerの発音がど~しても「キロメートル」になる子には
『a kilometer 1キロは遠いから アキラメタ~』なんて感じ。

『現在完了は「~してしまった」とばかり訳してると「しまった!」なんてことになるよ♪』
『~したことがある!という経験の意味もあるんだよ。まだまだ経験不足だねぇ』

こんな調子で授業していると
「駄洒落が微妙」とか「ギャグが寒い」?なんて愚かなことを吐く輩が…

鳴くよ(794)うぐいす平安京
ひとよひとよにひとみごろ
すいへいり~べ

これは寒いとか熱いとかいう次元の問題ではないのです!

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memory

2006-09-26 00:32:38 | 閑話休題
自宅のSONY製PC、vaio type M のメモリを増設しますた。
256メガって、現在の標準では足りないんですネェ…
512メガに増設!いやぁ、効果テキメン♪
久々に「サクサク」という感じです。
職場で5年も使ってるノートPCも、増設するとなんとかなるかも。

人間の脳も、こんなふうに出来るといいのにね。(仮定法)

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東京大学新聞がおもしろい♪

2006-09-24 22:41:22 | 閑話休題
進路部長をけしかけて『東大新聞』を定期購読させますた。
いや~、今年の東大新聞はおもろいねぇ。
ジャニ~ズ系?アイドル系?の写真まで載ってまつ。

部長も調子にのって、9月の受験生特集号は10部も買って
生徒にもバラマイテしまいますた。

英語について、まさに正論が掲載されています。
つまり、学生時代は英語の「基礎力」をつけるべきときなのだ、
と明言し、その基礎力についても具体的に述べられているのです。
どうやれば、基礎力がつくのか、ということも、ネ!

東大の総長さんは、次の3つが望まれると述べています。
「物事の本質をとらえる能力」
「他者の存在を感じる力」
「先頭に立つ勇気」

う~ん、しかしねぇ。ということは
この3つが絶望的に欠けているということなのですかねぇ…
おそろしや…
ロシヤのコロシヤ、おそろしや。

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教育論は教師論?

2006-09-24 22:28:42 | 閑話休題
教育論は教師論に収束するなんて警句は、はっきり言って「嘘」!!です。
日本の教育水準をコントロールしてきたのは
①学習指導要領・②教科書検定制度・③教育委員会制度の3点セットでしょ?
英語教師の質を言う前に、この3つの質を問うのが
スジってもんでしょうが(-_-メ)

①英語に関しては先走りしすぎ!目標地点は示すけど
 ど~やっていくのかは全く示しておりませぬ。無責任の極致!
②教科書作ってるセンセによると
 わけのわからないジジイ・ババアの意見が「現場」と称せられ
 本当の「現場の意見」が汲み取られないのだそうだ…
③授業が下手なヤツほど政治力というかヘツライというか
 テメ~のポストや業績?のことしか考えておりませぬ。

この最悪環境は加速度的に悪化の一途をたどっております。
職員会議は諮問機関ですら、ありませぬ。
校長への反対勢力?をあぶりだす、お白州でありまする。

戦前を通り越して封建時代に先祖がえりしてますね(-_-;)

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最後通告

2006-09-20 23:51:42 | Weblog
次の文章には、あるメッセージがこめられています。
端的にいうと、権威主義者たちへの最後通告なんです。
全~然、反応もしないでROMを決め込んで、刺激的な話題を提供すると
今度は感情的になり叩き、
あまりの反応のなさに、論説調で論評のように書くと、
今度は陰にまわって「である」調が気に食わないと批判するんですからねぇ…
*************************************************
次のような記事がありました。
私も、似たような体験をしたことがあるので、少し引用します。

<国語教諭>相田みつをの詩知らず、女子生徒けなす
・・・判決によると、元生徒は3年生だった01年1月、
「花はたださく ただひたすらに」と書いた書き初めを、国語の授業に提出した。書家で詩人だった相田みつをの詩だが、国語教諭はこの詩を知らず、
ほおに指を当てて(傷跡を)なぞる仕草をして
「こういう人たちが書くような言葉だね」と発言した。
同級生は笑い、元生徒は「やくざ」などとからかわれるようになった。・・・
(毎日新聞) - 12月25日3時1分更新

私の体験は次の通り。

授業で「キング牧師」によるI have a dreamのspeechを生徒に聞かせたところ、
隣の教室で授業していた英語教員に、職員室で叱りつけられてしまった。

「何だ、あのテープは!?
 ただ、どなりつけるような下品な英語は
 生徒に聞かせるべきではないし、オレの授業の妨害だぞ!」

「あれは、キング牧師によるI have a dreamのスピーチで、
 歴史的にも貴重なものですよ。
 ゴスペルの要素もあります。」

すると・・・

「いや~、そういえば素晴らしい演説だった!」
 豹変したその態度に、むしろ、ショックを受けますた。

レッテルにこだわらず、
あたりまえのことに感動することの大切さ。

「花はたださく ただひたすらに」

相田みつを作であろうがなかろうが・・・

奇をてらわず、眼横鼻直を悟ること。

これは、英語に限らず、総ての「授業」に通ずることだと、自戒しています。
「?」と「!」のない授業ほどつまらないものはありません。

相田みつをのメッセージや、キング牧師の祈りにも似たスピーチに、
レッテルを通してしか触れられない人々の存在は非常に悲しいことです。

眼横鼻直、眼横鼻直・・・

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