YUKI

言語、言語で表現できることすべて

大学全入時代における、私大の定員割れ

2008-07-31 23:16:53 | Weblog
入学者の定員割れ私大が全体の5割弱と、過去最高比率になったという。
地方よりも東京、小規模校よりも大規模校と2極化が進んでいるようだ。
私立短大はもっと悲惨…
本当につぶれる大学がでてくるなぁ。

大学全入時代になれば、受験勉強はなくなるか、というと
決してそうではない。むしろ逆。
第一、満遍なくすべての大学に人がバラケルわけがない。
どっかに集中する。

しかも、全入時代でなければ、なんとかもぐりこんだ大学であっても
自分が在学中に経営が悪化してつぶれる、
なんてことは心配する必要がなかったが、
全入時代に何の勉強もせず、もぐりこめるような大学は
4年後も存在するか疑わしいのだ…

逆に、努力が報われる時代!と考えた方がよいのかもしれない。
ちょっと努力すれば、かつての「高嶺の花」に手が届くのだから♪

****************************************
定員割れの私大、過去最多の47% 事業団調べ 2008年7月30日

 入学者が定員割れだった私立大学が昨年度から7.4ポイント増え、
今年度は過去最高の47.1%だったことが、
日本私立学校振興・共済事業団の調べでわかった。
入学定員充足率が50%未満の私大も昨年度から12校増えて29校となり、
過去最多。18歳人口の減少に加え、大規模大への志願者の集中など
人気が「二極化」していることが背景という。

 今年5月1日現在で573校ある私大のうち565校分を集計した。
定員割れは266校(47.1%)。
98年度には、定員割れは35校(8%)で、
私大の経営環境が急速に悪化している状況がうかがえる。
定員充足率が一番低かった私大は11.33%だった。

 全体の志願者数はのべ306万2825人と前年度より約4万人増えたが、
入学者の定員充足率は、定員800人以上の私大の平均値が
100%を超えたのに対し、800人未満の平均値は100%を割った。

 地域別では東京の定員充足率が115.65%と最も高く、
最低の四国は82.76%だった。

 また、私立短大(360校分を集計)の調査でも、
今年度の定員割れの大学は67.5%となり、
前年度より5.3ポイント増えて過去最高だった。
定員充足率が50%未満の短大は前年度より11校増えて30校だった。

 事業団の私立大学等経常費補助金は、
学部の在籍学生数が収容定員を大きく下回る場合などは減額される。
入学者の定員割れが続けば、大学の収入は学納金が減るだけでなく
補助金の減額でも打撃を受ける。(大西史晃)朝日新聞

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リーダーズ・ダイジェスト

2008-07-30 22:59:16 | Weblog
講習が終わった直後に
リーダーズ・ダイジェストを持参して、
その記事について質問してきた女子がいた。

What you say "It'll be all right."
They hear "You're such a drama queen!"

このa drama queen が分からないのだとか。

drama queenに続くくだりは
「学校でいじめられて、upset になって帰宅した子ども」という設定。
30秒ほど、ざっと記事を読んで、
ありきたりの表現が、むしろ逆効果であることを述べた記事と判断しますた。

いじめられてる子に「大丈夫だよ」と言っても
言われた子の耳には「ドラマのヒロイン気取りでいるんじゃぁないよ!」
としか聞こえない!と言ってるんだね。

質問に来た子は「そう言われたら凹みますねぇ~!」
と目をパチクリさせてたから
私への挑戦は、一応、撃退したことになるのかな?
てへへ…

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Nude と Naked: ヌードと裸

2008-07-30 22:47:20 | Weblog
7月29日の京都新聞「美術ヌードモデル脚光 京の主婦や学生、抵抗感薄れ」

この記事が2チャンネルでとりあげられ、
京都新聞のニュースランキングで1位になっておる。

****************************************
絵画など美術関係のヌードモデルの世界で
主婦や女子学生の姿が目立つようになってきた。
…さまざまな理由の背景には  映画や出版物でヌードを目にする機会が増え、
抵抗を感じなくなっていることもあるようだ。

 派遣する「syo model office」(上京区)代表の
吉見祥さん(40)によると、モデルの募集に対し、
近年は主婦や学生の応募が増えてきた。
18歳から50代の女性数10人が
芸術系大学やアトリエ、カルチャーセンターからの要請を受けて活躍している。

モデル歴5年の主婦は
「別人になりきり、非日常を楽しめる。ストレス発散にもなります」と
魅力を語る。 家族も了承しているという。

着衣モデルからスタートした芸術系の大学生(25)は
「自分のなかで変化が欲しかった」。
家族にはモデルをしているとしか告げていないが
「不自然な視線もなく、描く人の気遣いを感じる」と
不安はない。「将来の方向は決まってないけど、この仕事をきっかけにしたい」

吉見さん自身も20年ほど前からヌードモデルをしている。
短時間で比較的良い収入を得られるため始める人もいるというが
「今はいろいろな場面でヌードを見かけ、若い人ほど抵抗がないように
思う」と意識の変化を感じている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008072900083&genre=K1&area=K00
**************************************

確かに、街中にはヌードが溢れています。
彫像、銅像でかな~り、リアルな女体が堂々と陳列されたりしてますから!
少年少女のマンガ誌や成人コミックは、ヌードのみと言って過言ではありません。
AV女優が、一般向けはもちろん、子ども向けテレビ番組にも
レギュラーで出演するんだからねぇ…
夏なんか、女の方が裸に近い格好をしている。
「夕涼み よくぞ男に 生まれけり」は、完全に死語!です。

さて、美術関係のヌードモデル。
同じポーズを長時間とりつづけるために、結構疲れるものらしい。

ケネス・クラークというイギリスの美術史家に
『ザ・ヌード』という著作があり、nude と naked という概念が導入されておる。
その解説をネットで探してみますた。

***********************************
美術史家のケネス・クラークは、
衣服が剥ぎ取られた状態である裸体(naked)とヌードを対比させ、
後者は芸術形式のひとつとしての人体についての完成された像だと定義している。
つまり、裸の人体を理想美へと成形したものがヌードとされる。

…ルネサンス期のヌードは、
ティツィアーノの有名な「聖愛と俗愛」(ボルゲーゼ美術館)にあるように、
聖なる愛の象徴とされ、
中世が着衣と裸体とのあいだに置いた関係を逆転させている。
裸体は虚飾に覆われていない誠実や自然、
見せかけと対立する本質という解釈を獲得し、
やがて真理の比喩とされるにいたる。

…一九世紀中葉になると、
クールベやマネの手で剥き出しの裸体が描かれることで、
ヌードを覆っていたオーラはほとんど剥ぎ取られてしまう。

写実的なヌードは、美術学校での練習課題として残ったにすぎず、
理念化された裸体を像として提出することは
美術の領域ではほぼ終焉したというえよう。

ヌードというと、いまでは写真のほうが中舳を占める。

ヌード写真は、メディアとして、
絵画の地位を完全に陵駕するするようになった。

http://clinamen.ff.tku.ac.jp/Works/nude.html
*********************************

理念化された裸体を象として提出することは、
マンガやアニメでお盛んなような気がするが…

写真が『美化されてしまう「以前」の裸体や性をリアルに捉える』メディアなら
ケネス・クラークの nude vs naked の概念は
もはや成立しないというか無意味になってくるだろう。
naked が、naked であるがゆえに芸術になるのだから。
今は、これが主流であり、AV だってこの延長上に位置づけられるのだろう。

だとすれば、絵画のヌード・モデルって
仕事そのものは、古典的で上品な仕事と言えるかもしれないが…
まぁ、長時間同じ姿勢でいるのって、実はとんでもなく疲れるそうだし
巨匠と1対1でモデルをしていれば情もわくものだろうし…

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オスカーワイルド; 仕事とは…

2008-07-30 08:08:51 | Weblog
仕事とは為すべきことを持たぬ者の逃げ場である。

かなり有名なアフォリズムみたいです。
****************************************
オスカー・フィンガル・オフレアティ・ウィルズ・ワイルド
(Oscar Fingal O’Flaherty Wills Wilde, 1854年10月15日 - 1900年11月30日)

アイルランド出身の作家、劇作家。
戯曲『サロメ』や『真面目が肝心』、
小説の『幸福な王子』や『ドリアン・グレイの肖像』などを書いた、
ヴィクトリア朝時代イギリス文学作家。
*****************************************
妻子持ちなんですが、男性同性愛の罪で刑務所暮らし、してます。

さて、「為すべきこと」なんだが…
とりあえず生きてかなきゃいけないので
仕事というか労働はmustです。資産家じゃぁないからね。

人生という限られた時間を何に使うのか?
今はネットと車の運転?
何がしたいの?
と問われ、仕事以外の答えがみつからないんだ。

全くないわけじゃぁない。
ベンチプレスで150キロ挙げる!
印税生活する!
恋人を作る!
…なんか、寂しくなってきた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

システムがない!というけれど

2008-07-29 18:42:39 | Weblog
システムがないからダメなんだ!と、とある管理職が言った。
私は、今あるシステムを活かしてないなぁ…と思った。

組織と名がつくものには、すでにシステムはある。
その管理職は、情報が自分に知らされないことに不満を持っていたが、
ちょっと待て。

すべての重要書類は、受理も発送もアンタがハンコ押してるんだぜ?
何故、その書類に書いてあることを知らない?
今あるシステムを活かしてないのは誰なんだ?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする