浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

カゼはうつらないゾ

2009年11月30日 | 日記・エッセイ・コラム

静かに雨が降る。音のない雨。

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バスを待つ親子、水たまりで遊ぶ…のどかな風景。

平和な風景を破るコメントで申し訳ない。

「コンチクショウ!ゼッタイ風邪をうつしてやる…」

きのうのこと、つれあいのケータイを覗いたら、恐ろしい文句が書いてある。友達へのメールだ。

土曜日の午後、つれあいは気持ち良さそうに寝ていたから、ちょっと勉強会へ行ってくると家を出た。これが逆鱗にふれたか?熱があって気分が悪かったらしい。

「この野郎、風邪をうつされないように、逃げたな!」

「クワバラ、クワバラじゃあない、なんと言えばいいのか…」

まだ、熱発はしないゾ。

バスが小児科医院前に来たとき、赤ちゃんを抱き、3歳くらいの子の手を引いたお母さんが小走りに出てきた。赤ちゃんは小さなマスクをしている。ああ、やはり風邪かな?新型インフルエンザ?


つるし柿

2009年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム

スーパーで渋柿を売っていた。つるし柿にめのないつれあいが私を振り返る。

「ハイハイ、柿は私が剥きましょう!」。私食べる人、あなたは作る人…承知デス。

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愛媛産、大きなとんぼ柿だ。なんという種類だろう。

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大きい柿で皮をむきやすい。カビが来ないように焼酎で拭いてから吊るす。

さて、どんなつるし柿になるか?いつも、いつのまにか、一つ消え、二つ消え、完熟前に姿を消してしまう。誰かさんが味見をする。20個しかないから、12月中に食べられてしまうだろう。


緑道の午後

2009年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の午後の緑道。桜の落ち葉がいっぱい。

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中国史夜話「唐王朝の実像を探る」、山本巌氏の講話を聞く。

三蔵法師玄奘が経典を求めてインドへ行ったその時代、その当時のシルクロードと西域の状況、その世界を生きていた西突厥とソグド人とは…草原の国、騎馬遊牧民の国、突厥と唐王朝の関係は…

三蔵法師と西突厥、高昌国(トルファン)王との交流、「胡」という言葉から広がる世界、世界一の都、長安の姿などモンゴル高原や中央アジアから見ると新しい中国史が浮かび上がる。


並みのカゼでした

2009年11月28日 | 日記・エッセイ・コラム

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羽を休めるカワウとユリカモメたち。

この防波堤は切れ波止なので船で渡る以外、人間は近づけない。鳥たちには安心できる場所。

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私のつれあいは、一夜明け、元気になった。病院で処方してもらった抗生物質などの薬で熱は下がった。心配した新型インフルエンザではなかった。シャンハイかぜでもなかった。朝から掃除洗濯、食事もいつものように準備する。

新型インフルエンザでウンウンうなって寝ているのではないかと電話してきた長男は拍子抜け…

「熱がある…」と夜明けに起こされたとき、思ったのは、「ヤバイ!、これは俺にも伝染するだろうなあ、この忙しい最中、弱ったなあ…」、これが本音。

狭い家、食事も一緒、逃げようもない。

むかし、子どもたちが小さいとき、高熱の子どもを抱いて布団の中にいるつれあいに向って、「風邪が移るゾ!こっちにコンカ」と、行った父親がいたことを、長男とつれあいが思い出したらしく、冷酷な父親の所業を肴に電話で大笑いをしながら話ている。

さいわい、並みの風邪だった。私のほうが鼻グスグスだ。


トラ婆さんのカクラン

2009年11月27日 | 日記・エッセイ・コラム

明け方、幽霊のような冷たい手につかまれヒャー!!

つれあいが「熱がある」という。改めてヒャーと内心で叫ぶ。

コラ大事(オオゴト)。「夜が明けたら病院へ行こう」…とつれなく眠った。

別室で新型インフルエンザの検査、「葛根湯を飲んだら汗が出て少し熱が下がった」と言ったら「普通の風邪のようですね」と医師の言だった由。

リレンザの処方がないところみるとやっぱり普通の風邪か?二日続けてプールで700mを泳いだと言っておったが、いくら元気なトラ婆さんでも少し運動が過ぎたのではナイデスカ?

トラ婆とは寅年生まれの威勢のいいおばあさん。

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天神の銀杏も黄葉がすすむ。

バス停脇のヤマザクラは秋の色に染まる。

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