浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

唐王朝とは

2009年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム

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天神の街路樹、プラタナスの落葉がはじまっている。大きな落ち葉、横幅20センチを超える。

きのう午後、中国史夜話「唐王朝の実像を探る」という講座に出席した。

遣唐使を受け入れた国、律令制や仏教を伝えた国、空海や最澄が学んだ国、それが唐王朝だった。

遊牧騎馬民族と中国は常に拮抗、抗争を続けた。中でも鮮卑族拓跋部族(センピタクバツブ)の突厥(トッケツ)の存在は唐王朝と深い係わりを示しているという。

歴史の教科書では教わることがない歴史の深い襞を解きほぐすような解説に目を洗われる。歴史夜話にふさわし話で次回が楽しみ、歴史にはヘー!と感心するこんな楽しい世界があるのだ。

お話は元西日本新聞論説委員長、山本巌氏。毎日文化センター。

さきほど天神へ行った。実は、九大100周年、九州大学公開講座でペシャワール会、中村哲氏の講演「アフガニスタンにいのちの水を」があると聞き、行ってみたらナント来週22日だった。不覚!

何とそそつかしい人間、恥ずかしいが、来週出直すことにする。

プラタナス(すずかけ)の葉は帰りのバス停で撮影。