勉強会に出席。
11時から16時、仲間同士、お互いに読んだ読後評などを語り合う。
太平洋戦争で日本軍の捕虜となった連合軍の人たちの記録が主な内容。
『泰緬鉄道』
『地獄のかがり火ータイメン鉄道』
映画『クワイ河のマーチ』も観た。
『連合軍捕虜の墓碑銘』などなど
近く公開される予定という米軍人、ルイス・ザンペリ-ニの捕虜体験記の映画化(監督:アンジェリーナ・ジョリー)も話題になった。
私が読んだ本、
『それでもぼくは生きぬいた』撃沈され漂流中、日本の駆逐艦「雷」に助けられたイギリス軍人サム・フォールの手記
『ラスト・バタリオンー蒋介石と日本軍人たち―』
私は宿題をいただいた。
『連合軍捕虜の墓碑銘』に紹介された米軍人ザンペリーニのことで名前が出てくるルイス・ブッシュさんという人はNHKで仕事をしていたはず・・・
Lewis William Bush さん(1907年ロンドン生まれ~1987)
1932年 仏教、日本史研究のため来日。
旧制山形、弘前高校で英語教師。妻さき。
1940年 イギリス海軍士官として従軍、
香港陥落で日本軍の捕虜となり、
日本の捕虜収容所を転々。
1945年 帰国
1946年 再来日 英国映画協会日本代表
NHK国際放送、ラジオ第2英語ニュースを担当。
(私は小学生のころ、ルイス・ブッシュの名前と
彼の英語ニュースを何度か聞いた記憶がある)
1956年『おかわいそうに 東京捕虜収容所の英兵の記録』出版。
勉強会の仲間は家庭の主婦や私のような退職したもの、現役の大学教師などさまざま。
去年は北アイルランド紛争の実相を知ろうと、一年間ビデオを見たり『鋼鉄のシャッター』という本を読み、紛争解決に力を尽くした心理学者、平和活動家カール・ロジャーズのことを勉強し、遠い世界のことながら、その真実を見つめようと努力した。
いままた来年春の勉強会に向けて春から毎月一回、勉強会を続けている。