浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

桃カステラ

2016年02月29日 | 日記

長崎の友から桃の節句の春の祝いが届いた。

三千年のむかし「詩経」に桃のことがうたわれている。

卵、砂糖、小麦粉、水飴で作った生地を天日で焼き上げ、その上にすり蜜を二度かけるという。
こうして乾いて白くなってから紅をさし、飾りをして桃の実の姿に似せる。
その甘さ、姿はそれを口に含む人々をしあわせ!と思わせたことだろう。

中国古来の風習と南蛮の味覚が生んだものと「松翁軒」の説明書きにある。

そして『桃夭』という詩経の詩。訳詞も松翁軒のパンフレットによる。

桃之夭夭 有粉其實   桃の若々しいさま、その実ははちきれんばかり

之子干歸 宜其家室   その桃のような娘が嫁いだなら、きっと素晴らしいお嫁さんになるでしょう 

松翁軒はカステラの老舗、私が若いころ、このお店の当主はカステラが生まれたポルトガルに行き、カステラを
研究されたことを思い出す。
去年、お邪魔したおり、ご当主はまだご健在であった。

雪が舞いだした。愛宕神社がうっすらと隠れるほどに。

 


「コートを脱ぎますワ!」

2016年02月28日 | 日記

陽光サンサン!緑道公園は春。

「ワタシ、コートを脱ぎますワ!」とコブシが話している。

「確かにもう防寒コートはいらないかな?」と私。
「一枚厚手のコートを脱いでも、ごらんになって,花びらを包むフカフカの春のコートを着ているの!」

若草のくさむらで、キジバトのお母さんが小さな声でいう。
「ワタシ、お昼寝中なの、邪魔しないで!」

お日様に照らされて、私の背中は防寒コートを通してチカチカと暑い。
「アチチ、アチチ!」と私は悲鳴をあげてコートを脱ぐ。

ソメイヨシノのツボミ達の声。
「お昼寝がトッテモ気持ちいいわ!」

昨日の春雷には驚かされた。
「虫や蛇に、もう出てきていいよ!と雷さんが教えているんだ・・・」
子どものころお年寄りがそう教えてくれたことを思い出す。

“虫出しカミナリさん”のことを子どもたちに教えてあげたいんだが・・・

 


ネバネバ納豆

2016年02月26日 | 日記

納豆はウマイ。つれあいは私より好きなようす。

このところ・・・お殿様のように朝食の膳の前に座り、「いただきます」「ごちそうさま」と言っていられる
状況ではなくなってきた。
ときに、つれあいの体調が悪かったり、少しでも家事の負担を減らそうと思えば、朝食の準備や食後の後片付け
をする場面が増えた。

そんなとき、食後の納豆のお皿を洗う作業にちょっとばかりコマッタ!という気持ちになることがある。
あの納豆のヌルヌル、ネバネバを洗うのに手間取るのだ。

ウーン?ネットで納豆のネバネバ退治のやり方を探す。出ている!
そうか、悩みを持つ人がきっと多いんだ!?

その解答の一例
① 納豆は塩とお湯に弱い、そこで箸のネバネバは味噌汁でかき混ぜると落ちる。

② 食器やスポンジはお湯で洗うと落ちる。

③ 酢を使うとネバネバは落ちる。

私も経験的にお湯を使うことと、洗剤でヌルヌル、ネバネバを落としていた。
みんな頑張っているんだ!とすこし安心する。

 


富士山

2016年02月25日 | 日記

なんと素晴らしい富士山と青空!

湯河原在住の同級の友 M.S さんが1月27日撮影した写真。

標高1011mから見た横山大観がうなった富士と芦ノ湖の絶景。友の家から車、電車で30分の由。

富士山大好きで羽田へ行く飛行機に乗るときは必ず富士山が見える窓に座る私。

素晴らしい写真に感謝!

黄な線の傘寿会が10月というニュース、感謝!