去年のきのう(2006年6月29日)、私は佐賀県唐津市(旧七山村)の観音の滝近くで、転倒し右足を骨折した。
この水彩画はI(アイ)さんが、7月19日に描いたもの。この日は大雨で、滝の水は巨大な水の柱となって流れ落ちていて、普段は透き通った水が涼を呼ぶ名瀑が怖ろしい姿に変身していたらしい。
滝壺の近く、激流の中央に取り残された巨大な岩で私は滑り、転倒した。幸い、滝壺に滑り落ちることもなく、頭を岩角にぶっつけることもなく、右足首関節を4ヶ所骨折しただけですんだ。79日間の入院は、語るもナミダ、聞くもナミダの物語だった。ハズカシ、ハズカシ!
ありがたいことに、歩行に不自由はなくなった。春先までは坂を下りるのが辛かったが、もう階段も下り坂も苦にならない。お世話になったみなさん、ご心配いただいたみなさんに感謝いたします。