浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

転倒・骨折から1年

2007年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_6010_1 去年のきのう(2006年6月29日)、私は佐賀県唐津市(旧七山村)の観音の滝近くで、転倒し右足を骨折した。

この水彩画はI(アイ)さんが、7月19日に描いたもの。この日は大雨で、滝の水は巨大な水の柱となって流れ落ちていて、普段は透き通った水が涼を呼ぶ名瀑が怖ろしい姿に変身していたらしい。

滝壺の近く、激流の中央に取り残された巨大な岩で私は滑り、転倒した。幸い、滝壺に滑り落ちることもなく、頭を岩角にぶっつけることもなく、右足首関節を4ヶ所骨折しただけですんだ。79日間の入院は、語るもナミダ、聞くもナミダの物語だった。ハズカシ、ハズカシ!

ありがたいことに、歩行に不自由はなくなった。春先までは坂を下りるのが辛かったが、もう階段も下り坂も苦にならない。お世話になったみなさん、ご心配いただいたみなさんに感謝いたします。


ハマボウの花

2007年06月30日 | 日記・エッセイ・コラム

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ハマボウの花が咲いている。

月桂樹の木の並木道に1本だけハマボウの木が混じっている。

月曜日、一輪が開いたのをバスの窓から見たが、きょうは、一面に咲いている。

例年だと花が咲くのは梅雨が明けるころから。本格的な梅雨に入る前に、真夏が来たような天気が続いたので、ハマボウが勘違いしてしまったのか?

梅雨の雨が降らないと、水不足の心配が出てきた。


九大フィル熱演!

2007年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

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ハナさん!九大フィルの熱演に精一杯の拍手を送ってきました。(アクロス福岡シンフォニーホール、写真は開演前の無人のステージです)

私はクラッシック音楽を聞くのが大好き人間、音楽には全くの素人。その素人が偉そうにものをいうのも申し訳ありませんが、とてもすばらしい演奏会でした。

アンケート用紙に書きました。『みんなが自信に満ち溢れ、堂々と演奏する姿に感動!』と。

チルトミール・シスコヴィッチさんのヴァイオリンの音色はさすがに見事だった。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第3楽章はしびれました。青春が、少年の日のあの胸キュンが突然、体の中から沸きあがり、ドボルジャークの『新世界より』ではアツイものが流れて流れて止まらず、困りました。目立たないように幾度もハンカチを使いましたが、映画でなくて演奏会でハンカチを使う男なんて見たことがないと笑われそうでうね。

140人余りの大編成、管楽器の音が朗々と響き心地よかった。なんと女性が多いのだ。

私にチケットをくださりこのコンサートに誘ってくださったM.Kさんは88歳。2年後の九大フィルハーモニーオーケストラ創立百周年に向けて心をくだいていらっしゃる。その日に向けて気持ちも体もシャンとしているよう努めているとのこと。敬服!

芸術は心を豊かにする。すばらしい世界を味わうことができる。この日のための修練、努力は並大抵ではないだろう、おそらくみなさんが学業をおさめるかたわら、寸刻を惜しんで練習に余念がないのだと思う。

九大フィルのみなさん。きょうは、ありがとうございました!


33℃を越えた!

2007年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_5960 ヤマモモの木にミノムシがぶら下がっている。

蓑の中で暑くないだろうか?

Img_5968 雲が湧き上がっているのがわかる。夕立雲!

南西の風が背振の山を越えて吹いて来る。

暑い!福岡市で33.4℃。ことし最高。

雲が湧いては流れる。筑豊、久留米地方は夕立。

Img_5972 日没後の空が美しい。

茜色から群青の空へ。

東の空には月が出た。

Img_5974 午後10時、月がこうこうと照り輝いていた。

雲の流れが速い。


尾羽打ち枯らしたカラス

2007年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_5963 尾羽打ち枯らした(おばうちからした)カラスがいた。

パン屋さんの店先で子どもたちの写真を撮り、10mも行ったところで、カラスを見かけた。尻尾がない。羽がカラスのヌレバイロでなくてボサボサ。精彩がない。よく見ると、羽がむしられ赤膚が見える。

いつも、なんとなくにくにくしげなカラスだが、このカラスばかりはかわいそうな姿!

飛ぶこともできず、カメラを向けてもピョンピョンと跳んで逃げる。ウーン、鳥かごにいたのが逃げてきたのか?仲間にやられたのか?気になったが先を急いだ。

しかし、交通渋滞!約束の時間に8分も遅れてしまった。