私の右足首のX線写真。筋金入りじゃあないが、いま現在も金属板とボルトが入っている。
2006年6月29日、つまり2年前、骨折した。滝の写真を撮ろうとして岩場で転倒、救急車のお世話になった。
整形外科で手術、79日間、入院。おかげさまで不自由なく歩くことができるようになった。
“筋金”は体にとっては異物、したがって、体外に取り出すのがベターの由。1年から1年半くらいのうちに取り外すことしようと医師から宣告されていた。
しかし、骨にしっかり固定された金属板やボルトをはずすにはもう一度手術する必要がある。入院、麻酔、切開…当然、痛い、切開するから筋肉などが何らかの傷を受ける、リハビリが必要になる。半身麻酔とはいえ、麻酔はまことに辛い。時間的経済的マイナス、心身の苦痛を考えれば、憂鬱だった。
仕事をしているいま、数十日の職場離脱はできない。セカンドオピニオンに相談をした。その医師は私の顔を見た。そして70歳という年齢、いま現在、手術後の経過は異常なし、日々の生活に困ることはない、そうした現在の状況と手術を行う場合のリスクやメリット、デメリットを説明、抜釘(バッテイ)手術を行うか否か、私の判断に委ねた。
私は、即座に決断した。「再手術はしない!筋金入りの男で死ぬまでガンバルぞ!」と。
昭和28年6月26日、熊本では“6.26水害”と呼ぶ災害が発生した。(詳しくは2006.6.26のブログ)
ブログを見ると、きのう26日、10人近い方が私の2006年6月26日をご覧いただいていることがわかる。あ~、しかし、私は6月26日を無意識に過ごしてしまった。
今年はさいわいに、大きな災害にいたっていないが、これから梅雨末期の集中豪雨が襲ってくる季節になった。あすは、大水害を引き起こした白川を見ることになる。