浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

大晦日

2005年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

137_3785 餅を搗いた。

餅のつき手が手不足のようだったので少し手伝った。

搗きたての餅を大根おろしで食べる。旨かった。

137_3792 海岸の岩屋でちょっと沈思黙考。

まだ、ホトケ様には近づけない。

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伊勢海老とヒラメの刺身をおばあと食べる。二人で幸せを噛みしめる。

夕食を済ませると睡魔が…紅白、吉永小百合の朗読が聞こえる「生ましめんかな」峠三吉の詩の朗読。原爆で逃げ込んだ防空壕の闇で生まれようとする命、取り上げた産婆は翌朝血まみれのまま息絶える。

もんたの紅白は絶対見ないゾーと思っていたがワカッタ。


正月飾り

2005年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

137_3771 快晴。海はおだやか、風もなく暖かな朝だ。

我が家の正月飾り、年々小さくなる。まあ、それでいいだろう。松竹梅の小さな盆栽、やがて梅は咲くそうだ。

138_3814 きょうから2泊3日の予定で、長崎の島の民宿へ。ここならおばあがどんなに働きたくてもなんにもすることが出来ない。温泉に入って、旨い魚を食べて、眠ることだけしかできない。

137_3775 アワビと鯛の刺身。二人では食べきれない!と思ったが、なんと食べてしまった。

元日、三社詣りをしながら我が家に戻る。


玄関のお飾り

2005年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム

137_3769 玄関のリースはおばあがアレンジした。

鏡餅、ウラジロ、ユズリハ、橙(だいだい)、小みかんを買った。あす、満ち潮の時間に飾る。満潮は10時前だから、9時ころには飾ろう。

きょう、おばあは叩きゴボウ、花菊の酢漬け、田作り、黒豆などおじいの好物を作った。雑煮に入れる野菜、大根、里芋、カツオナ、ゴボウ、ニンジン、干ししいたけなど湯がいて冷蔵庫へ、すべて準備完了。


墓掃除

2005年12月28日 | 日記・エッセイ・コラム

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郷里に墓掃除に帰る。おじいとおばあの実家の墓に花を供える。墓前でのおばあの真剣な祈り。おじいも祈る。

親戚の家にもごあいさつ。おばあが生まれた家の庭の柚子(ゆず)の木、ことしもたわわに実をつけている。お土産に柚子をもらって帰る。果汁も皮も香りがすばらしい。

この木は、おばあのお父さんが生まれたころから、毎年たくさんの実を生らせていたというから、樹齢はすでに100年を超えているだろう。

高校のクラスメートがおばあを激励するのだと、フランス料理をご馳走してくれた。和風のフランス料理、刺身やウニの新鮮な食材が生かされている。


ブリッコ

2005年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム

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スーパーにハタハタ。腹にブリッコがいっぱいの感じ。5匹で250円。おじい&おばあ異議なし、黙って買う。

鍋の準備、昆布だしをとり、ハタハタを放り込む。これぞブリッコ!かつて“ぶりっこ”という芸能界の女性がいたが、食べるブリッコのほうが忘れられない。

きょうは、おばあの胃カメラ検診。さいわい、潰瘍かと思われた場所は治っていた。胃ガンの患部を改めて確認。面積1センチ四方くらいか?ガン組織は深くにはもぐっていないらしい。「よかったですね」と先生。心からありがたいと思う。

昨晩はシニアクラブの仲間と忘年会、おばあは歌った、飲んだ、食べた。