浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

楠若葉

2007年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

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青嵐の風!爽やか。

33階のビルの前、楠の緑ががようやく育ってきた。

楠の緑が青嵐に揺れている。

楠の逞しい生命力。ここに楠がトラックで運ばれて来た時、楠は緑の枝先をほんの少し残して、枯れ木のように剪定されてしまった。その残った枝の先の葉が枯れた?と思った次の瞬間、4月だったか、緑の芽が枝のあちこちから吹き出した!さすが、みどりのプロフェッショナル、さすが樹木のパワーを知った。

運ばれてきたとき、根っ子はコモに包まれ、しっかり守られているようだったが、この大きな木を支えるにはあまりにも小さな根に見えた。しかし今、楠の根は、大地に向かって細根を次々に伸ばしているのだろう。

ベランダに出ると目の下にあるこの木を私は朝な夕な眺める。玄関を出ると、必ずこの木を見ながら外出することになる。帰宅した時もこの木にまず挨拶をする。夜、ライトアップされていてちょっと気の毒だが、楠は平然と聳え立つ。このたくましい生命力を友としたい私のいまの気持ち。

時代も人も変わる。組織とて変化せざるを得ない。大木もいつか朽ちるときが来るのだ。森羅万象は少しずつ変化する。


いも植えの畑づくり

2007年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

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地域の小学校で来週イモ植えがある。

小学校1年生の教科に“地域の人たちとの交流”がある由。その地域の人たちの役回りが老人会に来た。

午後4時、校庭の一角にある菜園では畑を耕す作業がはじまっていた。すぐにスコップを握り、腐葉土や肥料の漉き込みをはじめる。来週、子どもたちがイモ苗を植える畝を作った。5本の畝ができた。

「アッ!」。畑を耕す風景を撮るのを忘れた…水をかける仲間のようすをようやく1枚撮る。

来週木曜、9時から子どもたちがイモ苗を植える。そして、秋11月、イモ掘りと、芋パーティーが予定されている。


オーマイ・オッパイ

2007年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

幼い日の母の乳房、恋人の、妻のオッパイ、オッパイは男の永遠のあこがれ。

そのオッパイが突然、目の前から消えるなんて男だって思うだけでもイヤだ。

女性にとっても乳がんは怖ろしい存在だそうだ。先日から私の一番身近にいる女性が騒いでいる。なんでも乳がん検査の結果が送られてきて、“精密検査を受けるように”という通知が来たというのだ。

「心配ないさ!」とつれなく私は言う。

「いつも私が触診を丁寧にやってあげているから、大丈夫!異常があるなら私が発見できるさ…(これは私の心の中の声、実際は願望デス!)」

しかし、去年1月胃がん手術を受けた本人としては、そんないい加減な慰めは役に立たない。とうとう、きょう病院に行った。水泳仲間のお一人が付き添っていただいて診察を受けたのだという。

結果は“全く心配ナシ!”とのこと。昼前、彼女は大きな声で電話を私にかけてきた。娘にすぐ、電話をして互いに安堵したそうだ。娘は女性だから乳がんの恐ろしさが身に沁みているらしい。ホッと一息、友だちと二人でおいしいランチを食べたそうな。夕方、まだ腹が空かないと言っているから、ソートー召し上がったのでしょうな。

そういえば、大きいマゴ自身もマンモグラフィー検査の様子をリアルに、おかしみで味付けをして紹介していたなあ。