浜野巌治


博多湾の浜辺に住む頑固ジジイです。

“書くことはウソになる”

2012年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の講演会で聞いた話の中で一番心に残った鶴見俊輔さんのことば。

“書かれたものはいくぶんか嘘になるという法則がある”という。

嘘と私

自分のことを書こう
正直に
ーー書けるかな

まず心にうつして見る
それがそのまま
紙の上の字になるとして

書かれたことは
いくぶんか嘘になる
という法則がある

人間の歴史をつらぬく
この法則から
どの文章も自由ではない

そしておそらく
書かれたことに嘘がある
という法則の故に

私にとってある
この自由

(文芸評論家 加藤典洋氏の講演資料から転載)

毎日少しずつブログを書く己にとっても心に響く。

十六夜のお月さん。

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魚湧く海

2012年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

朝日がまぶしい。風が心地よい。

昨日は一日中、家の中でごろごろしていたが、きょうは歩きたい気分になった。

防波堤には釣り人たち。

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15センチくらいのアジゴが釣れた。

「おじさん、写真を一枚撮らせて!」

「アータ、ソノ写真バ、奥さんニ見セタラ、アンタモ釣ッテ来ナッセッテ、言ワルルバイ!」

「アハハ・・・」

海面近く、小魚が飛び跳ねる。少し大きな魚に追われているのか?

「魚はなんだろうか?」、とおじさん。

「ボラの仔ですかね?底の方で小魚を狙っているのは何ですかね?銀色ですバイ」、と私。

「ワシャ、耳が遠カト、モチット太カ声デ話ナッセ!」

「私も耳が遠いと・・・アハハ」

防波堤の上、どんなに大きな声で話しても困る者はいない。

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素早い魚影をカメラに収めるのはむずかしい。

去年も、今年も魚は釣れる。

魚もアサリもどんなに獲っても次々に湧いてくる。まことに豊穣の海。


熱発

2012年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

熱が出て、一晩寝苦しかった。

朝はなんともなかったが、昼前から腹の具合がおかしくなった。夕方、気分が悪くなった。熱がある、37.9℃。時々せきが出る。風邪かな?夕食も食べず横になったまま。うつらうつらの状態。同じ夢を繰り返し見る。ぐったり・・・

26日はシニアクラブの誕生会、私は9月生まれ、お祝を受ける一人なのだが、とても出席できそうにない。欠席の連絡をする。

けさは、どうにか目が開いた。