昨日、つれあいが植えたマリーゴールド。
好天を期待したが、残念ながらマリーゴールドが映える空にはならなかった。
マリーゴールド特有の匂いを敬遠していたけれど、あのかつての匂いはなくなっている。
品種改良が進んだのだろう。
あすから５月、しかし、海辺のハマヒルガオがまだ咲かない。
けさも蕾をつけた株がないか探したが、ことしはまだ株も小さい。
朝夕、眺める能古島のみどりが美しい。
子規の句 故郷や どちらを見ても 山笑う
きょうはそんな日和。
つれあいはマリーゴールドの苗を買った。
自治会総会に出席。
久しぶりにお会いする方々もある。
声をかけていただく方がある。その声が聞こえない。
会が終わり、補聴器の音量を調節して聞き直す。「スミマセン、さきほどのお尋ねは何でした？」
「オイクツになられました・・・」
「耳が遠くなってごめんなさい・・・」と大笑い。
エレベーターで階下のＴ君と会う。「大きくなったなあ！身長は？」
「１７３センチです」
「おじさんと同じじゃあないか！」
エレベーターの窓に映るふたりの姿を見る。
「Ｔ君のほうが大きく見えるゾ、おじさんは身長が縮んだんだ・・・」
中３、かつてのキッズクラブ時代の面影はもはやない。
引っ越してきたのは１９９６年（平成8年）、満17年経過。
はじめてここへ引っ越してきたとき、前の海で大きなアサリ貝が採れることに感激した。
きょうもアサリを掘る人たち。
水を汲んだ。
雉琴（きじこと）の市という小さな産直のお店があって、ここで水を汲めるようになっている。
雉琴神社の藤の花が満開！
この藤の下を清冽な水が流れている。
「しょうずの水」と地元の方々は呼ぶ。こどもの汗もに効く由。
私はときどきここで水を貰う。ご飯を炊く、コーヒーを入れる、焼酎を割る。
無味無臭、自然のままの混じりけなしの水。
この水は近くの雷山山裾に水が湧きだすところがあるという。まだその場所をこの目で見ていないが、いつか確認したい。