秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

どやさ「黄砂」

2010年03月21日 09時58分10秒 | Weblog
今朝の太陽はまるでワタクシの脳内みたいにボ~ンヤリ霞んでおります。

まぁワタクシの場合、年中脳内に黄砂が渦まいてる状態ですけど・・・・。

街中の飲食店と違って当店の場合、土曜日は割合ヒマなんです。仕事帰りの常連さんが多い
もんですから。そんな土曜日でも顔を出してくれるT社長はありがたい存在です。

ゴルフに釣り、麻雀など多趣味な社長ですが、料理もけっこう得意なんですよね。
昨夜は知り合いに貰った朝掘りの筍の煮付けと刺身(これは新鮮でないとネ)を持参。

相方と三人で筍をツマミに飲みつつ、話題は昔のTVドラマの話になりまして・・・。

「花登筐」シリーズのドラマを覚えている人は40代以上でしょうね。

「ぼてじゃこ物語」などではヒロインをイジメル敵役の個性派俳優に人気があったりしまし
た。そんな話題で盛り上がっていたんですけど、突然社長が

「ホレ、あの志垣太郎が出てたのがあったやん、アレ、タイトルなんやったかなぁ?」
なんていい出しました。

残念ながら私には記憶が無かったんですが、社長は懸命に思いだそうと
「え~っと、ステテコ物語やったっけ?」

ワタクシ、そのドラマの記憶はないけど絶対そんなタイトルはありえないゾ。花登先生、
お墓の中でずっこけてたんじゃナカロか?

すったもんだの末、「あかんたれ」のタイトルを思い出して、一同一安心。

相方と二人で、ステテコ物語はないでしょっ!ってつっこんだら「そやけど、ステテコ売る
物語やったやん」と、社長。間違ってはいないケド・・・・・。


ところで今日のタイトル、漫才の「いくよ・くるよ」の「どやさ、こやさ」にかけてみた
んですけど、お気づきになられたでしょうか?まぁ「ステテコ」とどっこいですか・・。






ナノってなんナノ?

2010年03月20日 11時04分29秒 | Weblog
ちかごろナノ製品が数多く発売されているようで・・・。(ウチの相方も洗剤や歯磨きチューブ
を買ってますけど)

ナノが非常に細かい数値であるってことぐらいしかアナログオジサンには理解できません。
どうしてそんなに細かい数値まで汚れや匂いを分解する必要性があるのかも分からない。

まぁ「タカ○クリニック」のコマーシャルよりは分かりやすいですけどネ。
親子二代でワケわかんないCMやってますけど、税金対策だとしたら相当もうけてますナ。

さぁ、今日から三連休だ。(ウチは関係ないけど) 「イエス!!タカ○クリニック!!」



「着物でお出かけ会」

2010年03月19日 08時29分07秒 | Weblog
鶏ちゃん企画第2弾「着物で花見」は来月の予定です。

だけどあまり着物に馴染みの無い人もいるもんで
練習を兼ねたプレイベント「着物でちょっとお出かけ」
が今月22日(祝)に急遽決定。

何しろ着付けから小物合わせまでしなくちゃ
いけませんから花見当日ぶっつけだと
不安がありますからネ。

今回は3、4人の予定ですが参加自由。散策は
嵐山近辺を予定してます。

ささいな事ですが、少しづつでも着物の輪が
広がっていけば、と思ってます。

返せョ!

2010年03月18日 14時40分20秒 | Weblog
通勤に使っている自転車、いつもは店の前に
駐輪しているんですけどね。

ここしばらくお客さんの自転車を預かって
いるもんで、マイチャリを駅前のコンビニ横
に停めてたら!!

日々小商いに精出している小市民をいじめて
どうすんだ!かなり長く乗ったから買い換え時か、
とも思うんですけどネ。

引き取りに行ったら保管料2300円が必要。

ダレも保管してくれとは頼んで無いんですケド…。

それより、保管場所の久世からチャリで帰るのが大変だぞ…。

ベビースターラーメン

2010年03月17日 07時56分00秒 | グルメなのか?
昨夜「いぬ嫁」さんが持ってきてくれた「四国限定ベビースターラーメン」。おおきに!!

さっそくベリー君が開封して食べてました。(ロールケーキも)

このベビースター、四国限定ですから、別袋の酢橘が付いています。小袋を開封して酢橘果樹
を混入、フリフリして食べる。ん~、ちょっと強引な気もするけど・・・・。

それはともかく、ベビースターラーメンの起源はきっとチキンラーメンのカケラを食べた人
が、これは美味いからオヤツとして販売したら売れるんでは?てな感じだと思ってました。

で、発売元の「おやつカンパニー」の社史を調べてみたら、この会社、チキンラーメン発売
の1958年以前の55年に日本初のインスタントラーメンを発売しているんですね。

そのインスタント麺は経営的には失敗したそうですが、その後もインスタント麺を製造、
こぼれ落ちたカケラをオヤツとして社員に配布したところ好評で、発売に踏み切ったとか。

そういえば、私が卒業した高校の売店でこのベビースターを販売してました。高校の売店で
こんなのが売られていたのか不思議なのですが、この会社、もとは学校給食用の「ソフト麺」
を供給していたそうです。ナルホド、人、いや、麺に歴史あり、ですナ。

本社は三重県津市。商人といえば滋賀の近江商人をまず思いうかべるけど、江戸時代に特殊
な呉服の販売で財をなした三井高利は三重(伊勢)の出身。

発想の転換で上手な商売ができるのは三重県人なのかも?



スムース・ベン・デール

2010年03月16日 09時54分45秒 | Weblog
昨日はお昼の焼きソバ専門店は定休日。(夜は営業してましたけど。)

そこで溜まった疲労回復のため夕方まで壬生の「やまとの湯」へ。

その「やまとの湯」のトイレ以外でも館内のアチコチでみかけるこのポスター。

「スムース・ベン・デール」。ネーミングが直球です。私の場合、毎日の飲酒のせいか、
便秘に悩んだことは皆無です。どちらかといえば、「クイック・ベン・ストップ」のほうが
アリガタイんですけどね。


コチラ↓は昔、骨董市で買った薬箱の中にあった内服薬。

そういえば酒飲まなかった子供時分でも腸はあまり強くなかったなぁ。赤玉にはよくお世話
になりました。ところでまんなかの「セイセイ」の頭脳のくすり。頭脳ですぞ。

思わずコレ飲んだら頭がよくなるんだろうか?と裏の効用を読んでみたら、頭痛、二日酔,
船車酔用でした。当たり前ですわナ。

そんな薬があったら年中頭脳が眠っているようなワタクシに親が買って一番先に飲まされいた
でしょうから・・・・。

路上の靴

2010年03月15日 11時59分40秒 | Weblog
道路の片隅に捨て置かれたシューズ…。

この靴はいったいどうした経緯でこの状況にあるのだろう?

1.新しい靴を買って古いのを捨てようと
したけど、ゴミの分別に悩んで放置した。

2・車を停めて小便をしようとしたところを
北の工作員に拉致されてしまった。

3.世をハカナンデ川に投身自殺しようと
したけど近くに適当な
川が無かったから思い直して裸足で帰った。

4.土足厳禁の車に乗った折に忘れてしまった。
多分4.だと思うけど持ち主は車から降りて
どうやって家まで帰ったんでしょうね。

ALL THAT JAZZ

2010年03月14日 10時04分03秒 | Weblog
このポスター、ウチの店に貼ってあるんですけど、今だにこの映画を話題にした人はいませんナ。

たしかにあまりヒットしなかったし・・・。(と、いうか古すぎるのか。1979年作)

ワタクシは2度観にいったんですけどね。まぁ、ヒマだった、つうのもあるんですけど。

主演はロイ・シャイダー。ダレ?という人もいるとおもうけど、あの「ジョーズ」の主演
男優といえばおわかりいたたけるかも。

印象に残っているのは、彼が錠剤を口に放り込んで鏡の前で一言言うセリフ。
ワタクシ、今でも催事のときにホテルの洗面所でこのセリフを呟いてしまうコトがあります。

焼きソバジャンキー。

2010年03月13日 09時36分52秒 | グルメなのか?
ジャンキー(中毒)といっても焼きそばを食べないと幻覚が見えたり、うわ言を口走るワケ
ではありませんョ。

昼間に焼きそば専門店を始めて以来、日に何食か焼きそばを焼かないとどうも体の調子が
悪いような気がするんです、チカゴロ。さすがは「焼きソバマイスター」(自称です)

自称といえば、少し前に世間を騒がせたヒトも自称プロサーファーなんていってましたね。
アチラはホンモノのジャンキーでしたけど・・・。

ところで、この「屋台のソース焼きソバ」、ウチでも一番人気なんですけど、問題(という
ほどのことではないんですけど)は紅ショウガ。

今まではソバと一緒に混ぜて焼いていたんですけど、ある日常連のTちゃんから、
「この世には紅ショウガが苦手なヒトもいるんやでぇ。」と忠告をうけました。

牛丼屋では紅ショウガをてんこ盛りにしたうえにまだ追加で乗っける私には信じられない
話だけど、彼は以前にラーメン店を経営していた経験者ですから言葉に真実味があります。

それ以来、麺の横に添えるようにしていますが、確かに10人中、1,2名は紅ショウガを
残しているお客様がおられます。

いや~、日々勉強ですね・・・・・。


千鳥ヶ淵

2010年03月12日 10時14分11秒 | 京都非観光迷所案内
千鳥ヶ淵、と聞けば東京の人なら花見の名所、千代田区の淵を思い浮かべるでしょうね。

京都の千鳥ヶ淵は観光名所の嵐山渡月橋から少し大堰川を遡った場所にあります。
と、いっても知らない人のほうが多いと思います。(だから迷所案内なんですけどね)

我が店から阪急嵐山線で3駅、駅から渡月橋へ向かいます。これは途中の中ノ島橋。

ここの橋の下によく死体が浮かんでいたりします。(テレビドラマの中で、ですケド)

そして、渡月橋。ここから下流は桂川、上流は大堰川。かつて秦氏が建造した堰の名残です。


観光客の人たちは橋を渡って天竜寺方面へ向かいますが、目的の千鳥ヶ淵はここから上流
ですから、左折します。「嵐山吉兆」目当ての人以外はほとんど足を向けることのない所です。
 

桜にも気の早いのがいるようで。梅かと思いましたが・・。正しく「カラスの行水」↑

こちらは仲のよろしいコトで。(鳥に焼もち焼いてどうすんだ)↓


この茶屋で時々昼間に相方とビールなど飲んだもんです、懐かしいゾ。


そしてここが「千鳥ヶ淵」。イニシエの頃、滝口入道に冷たくされた「横笛」がその身を
投じた、といわれる淵です。(謡曲にも謡われております。)

そんな悲しい話にまつわる淵のせいか、この場所は水難事故が絶えませんでした。遊泳禁止
になっているのですが、毎年事故が発生したものです。(最近は知りませんが)

かくゆうワタクシも高校時代は友人たちと泳ぎにきてましたが・・・。

なんでも川の半ば付近では水流が複雑に変わり、水温の変化もあって事故が多く発生する
という話です。また底もヤヤコシイ渦が巻いているともいわれ、ここで溺れるとしばらく
は死体が上がらず、数日後に大堰の堰あたりで発見されるとか。

かつてこの底には竜が住んでいた、という話もうなずける雰囲気ですね。

そんな水難者のためのお地蔵様。事故だけじゃなく、自殺者もかなりあったと聞きますが。
そういえば入水しようとした老婆を引き上げていた現場に遭遇したこともありましたね。

「暮るれば凄き千鳥ヶ淵、なくなく死骸を引き上げて」(謡曲千鳥ヶ淵)なんて聞くと
オドロオドロシイ場所みたいですけど、途中の桜並木はちょっとした穴場ですよ。