秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

お見逃しなく。

2010年03月24日 10時01分28秒 | 京都非観光迷所案内
これから京都は桜の開花シーズンを迎えて大勢の観光客が訪れます。

嵐山や清水寺などは土日以外でも人々で溢れかえりますな。そんな観光地を駆け足で巡る
のもいいけど、名所の近くにもちょっと足をとめてみたい桜の穴場もあります。

この日切りさん(安祥院)は五条通りから清水寺へむかう途中にあります。この境内の桜
は大きさはさほどではないけど、ワタクシのお気に入りの一つです。

まだ他にも桜の穴場はあるんですけど、なにしろ交通の便が悪かったり、住宅街の中に
あったりして紹介するのはムズカシイのであります。

この日限さんはもとは乙訓郡大藪村(現久世大藪町)にあったのを享保12(1727年)に
木食正禅養阿上人がこの地に再建されたそうです。

実はワタクシ、木食上人というのは個人名詞だと最近まで思っていました、ハズカシながら。

米穀を絶って木の実や草の実の生食だけで修行することで、それを成し遂げた僧を木食上人
とよぶんですね。飽食の時代といわれる現代ではちょっと信じられない修行ですよね。

祇園の高級料亭から出てくるお坊さんならたまに見かけますけど・・・。

場所等詳しくは↓
http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000008