衣笠丼と木の葉丼。

その昔、宇多天皇という風流というかワガママな人がいはりました。この天上人は真夏に
「麻呂は雪景色がみたいぞよ」なんてとんでもないコトを言い出しましてナ。

それで衣笠山に白布をかけて雪景色にみたてたそうです。で、この衣笠丼はその風景に似て
いるところからその名がついたとか。（ホントかどうかは知りませんケド）

そんな由来がある（と仮定して）から他の地区では「きつね丼」と呼ばれているそうです。

ワタクシ、てっきり全国共通の呼び名だと思ってました。というか、余りモノゴトに拘らない
性格ですから、衣笠丼も木の葉丼も同じものだと思い込んでいたフシがあります。

それを先日相方に指摘されてたうえに、本日は現物で実地学習。

考えてみれば、今まで食堂で「今日は衣笠にしようか？木の葉にしようか？」なんて悩んだ
記憶は無いもんなぁ。

男の場合、メニューを見て、ぱっと目についたほうを選ぶんじゃないですかね。エッそんな
雑な男はワタクシだけ？