優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

名前

2017-07-09 13:39:49 | 日記
グループホームに入所している姑が精神科に入院することになった。
施設とはまた違い、準備しなければならないものがあるので必要なものを買いそろえた。
全ての持ち物にフルネームで記名してくださいとのことなので油性ペンで次々に記入しながら、こうやって繰り返し名前を書くのは子供が幼稚園や小学校に入るとき、お道具箱やら何やらに書いた時以来かもしれないな、などということを思い出しながら、ふとある人のことを思い出した。

その女性は名字が「斉藤」さんの難しい方の字で、名前もものすごく画数が多くその上三文字だった。
テストで名前を書く時間を問題を解く時間にあてられたらもう少し点数とれたかもと冗談めかして言っていた。そして結婚して姓が変わったのだが、自分の子供が生まれたときはなんと、最も素早く書けるようにと一文字で「一」(はじめ)君と名付けたのだった。自分の名前のことでよほど苦労があったのかもしれない。

私も今回のことで、姑の名前がカタカナなのでフルネーム書いても5秒くらいで済むので、痛切に彼女の言ってた意味がわかった。

行列のできる店

2017-07-02 12:44:42 | 日記
昨日二男が、休みが取れたからとひょっこり帰省した。
そして、先輩から教えてもらったおいしいラーメン店があるから食べに行こうと言うので、夫と三人で出掛けた。
夫は食べ物で冒険するのが嫌いなタイプなので、普段であれば新規の店には絶対に行こうとしないのだが、息子の誘いには素直に乗って車を出してくれた。

人気の店なので平日でも30分は待たなければならないとのこと。
もしこれが息子でなく私が誘ったのであれば、その話を聞いた時点ですぐに却下されるのだが車の中で夫はちょっと嫌な顔をしただけで黙っていた。
昼の時間は混むからと、二時近くに行ったのだが案の定駐車場は満車だった。でも運よく1台出て行ったのでそこに停めて気長に待つことにした。店の前を出たり入ったりする人はいたが行列はできていない。携帯の番号を書いて置けば電話してくれるのだそうだ。

そして待つこと30分。短気な夫はそれが限界だったらしく車を降りてどこかに居なくなってしまった。
その後まもなく電話が来て「お席の用意が出来ました」というので、居なくなった夫を呼び戻すのにさらに数分かかり、やっとのことで注文に至った。

いざ実食。
月並みな言い方しかできないが、丁寧に作られているのがわかる。スープと麺が絶妙に絡み合っていて美味しい。他のラーメン店との味の違いがはっきりしている。
なるほど、行列してまで食べに行く意味がわかった。
あ、行列はしていないので「行列のできる店」という言い方はあっているのだろうか。