先日の土曜日、賢治童話の会の人たちと日帰りバスツアーで花巻に行ってきた。
賢治のふるさと花巻には何回か行ったことがあり、去年も夫とドライブながら行って来た。
この会の人たちももちろん賢治のファンなので、ほとんどの人が何度も訪れたことがあるはずだ。
でも今回は違う。
賢治好きが集まった会である。
商業施設として作られたものなら一般の人でもそれなりに楽しめるだろうが、今回私たちが行きたかったのはそこではない。
興味のない人から見ればそこは、ただの駅でありただの学校でありただの川でありただの山である。
そういえばバスの運転手さんも観光ルートは十分熟知しているようだが、私たちの希望するコースを見て頭を傾げていたな。
私たちは、川のふちに自生する胡桃の木を見ては歓喜し、藪の中に烏瓜の木を見つけては大騒ぎし、畑の麦の穂を見て感嘆の声を上げた。
賢治が愛したイーハトーブがすべていとおしく感じられるのである。
記念館に行ったときも、運転手さんが40分ほどの時間を見ていますと言うのを、
何時間でもいられる。
あー、私もそう思う。
そんな会話をしながら見て回った。
この前夫と行ったときは、
もういいだろ
次行くぞ
まだか
こんな調子で、落ち着いていられなかったし。
楽しい一日だった。
賢治のふるさと花巻には何回か行ったことがあり、去年も夫とドライブながら行って来た。
この会の人たちももちろん賢治のファンなので、ほとんどの人が何度も訪れたことがあるはずだ。
でも今回は違う。
賢治好きが集まった会である。
商業施設として作られたものなら一般の人でもそれなりに楽しめるだろうが、今回私たちが行きたかったのはそこではない。
興味のない人から見ればそこは、ただの駅でありただの学校でありただの川でありただの山である。
そういえばバスの運転手さんも観光ルートは十分熟知しているようだが、私たちの希望するコースを見て頭を傾げていたな。
私たちは、川のふちに自生する胡桃の木を見ては歓喜し、藪の中に烏瓜の木を見つけては大騒ぎし、畑の麦の穂を見て感嘆の声を上げた。
賢治が愛したイーハトーブがすべていとおしく感じられるのである。
記念館に行ったときも、運転手さんが40分ほどの時間を見ていますと言うのを、
何時間でもいられる。
あー、私もそう思う。
そんな会話をしながら見て回った。
この前夫と行ったときは、
もういいだろ
次行くぞ
まだか
こんな調子で、落ち着いていられなかったし。
楽しい一日だった。