優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

人生の先輩

2019-11-08 11:31:35 | 日記
先月、賢治の会の仲間が月に一度の例会を欠席した。いつも欠席の連絡を入れる人なのでどうしたのかなとは思った。
会の人が、家の前を通っても車が動いた気配がなく電話してもつながらないと言っていたが私は、孫の結婚式に行くと言ってたからそれを兼ねて旅行でもしてるんじゃないのかと思っていた。
10日ほどしたらその彼女から「ご心配をおかけしました」と電話があった。
確かに新潟で行われた孫娘の結婚式には行ってきたとのこと。でもその前後に大変なことがあって連絡とるどころではなかったようだ。

まずは結婚式の前には娘が急に婦人科の手術をすることになって、それが1週間前。そして愛猫が亡くなったのが2日前。でも娘さんも無事手術を終え、愛猫とのお別れも済ませ、結婚式には家族そろって出席出来やれやれ…といったところで気のゆるみが出たのか、その2日後高い所の物を取ろうと椅子に上がってバランスを崩し腰椎を圧迫骨折したのだそうだ。近所の病院であまりの痛さに失神して救急車で総合病院へ搬送。高齢なこともあってどんな処置をするかで色々検査し、2週間後に骨セメント注入術が施されその後2週間のリハビリを受け退院してやっと会の皆さんに電話したとのことだった。
骨折にもびっくりしたけれどそれより私がびっくりしたのは、手術して2週間で日常生活ができるまで80代の彼女が回復したことだ。動かないと動けなくなると言って、今日も彼女は近所の小学校で行われる読み聞かせのボランティアに行ってきたところだと話していた。