食べる

職場の友人と一緒にランチすることになって、要予約のレストランへ。
その店を予約してくれた友人が、
「とってもおいしいのよ、でも、もしメインデッシュがお肉だったら、あなた食べてね」
と言うので、何のことだろうと思いながらも出かけた。

ちょうどその日は魚料理だったので、三人でおいしくいただいたわけであるが、
友人に、菜食主義だったっけ？でも魚は食べるんだよね？と聞いてみた。

すると友人は、動物の肉をいっさい食べないということだった。
理由は、昔自分の家は、自給自足をしないと生活できないような田舎で、
豚、牛、馬、鶏を飼って、田や畑を耕し、それで生活していたのだと言う。
大きい兄は牛の世話、二番目の兄は馬というように、自分は鶏の世話係だったのこと。

そうやって、動物たちと家族同然に暮らしてきたので、それらを食べるなんてこと考えられないと言う。

でも
彼女は体力がある。
私より年上だが、市民マラソンの常連であり、この前の東京マラソンでもプロボクサーのK選手より速かったそうだ。
100キロマラソンだって完走している。
そして余計なことだが、私より…太っている…（＾＾；）

人間の身体は別に肉類なんか摂らなくてもいいんだ、って思った。


ネットで菜食主義者の人の話を読んでいたら、面白いことが書かれていた。
真の菜食主義というならば、蜂蜜も食べてはいけない、ということである。
なぜならば、蜂蜜は蜂が労働して作り出したものであり、それを搾取するなんてとんでもないというのだ。

捕鯨問題にしてもそうだが、なかなか人間と言う生き物は面倒なものだなぁ。