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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お餅つき」

2008年12月30日 | 家族・孫話
いよいよ今年も残すところ後二日。

頭の中は整理がつかないほどの色んなことがあった一年である。
自らが求めて、新しく始めた事柄もある。否応なしに身に降りかかる一大行事もあった。

それらに付随して出てくる諸々を、出来れば年内に、全てカタをつけて新しい年を迎えたいという素朴な欲望が頭をもたげる。 
この年末は正月を迎えるための、玄関しめ飾りをはじめ、神棚のお鏡飾りも、仏壇へのお供えも、例年より大幅な控えめとなる。 神棚などは、軽くお掃除する程度だという。

お鏡餅を作らないお餅つきなど考えられないわけで、今年はやらなくてもよかったのだ。
でも、毎年この時期には、手も服もそこら中をも真っ白にするお餅つきを、孫の二人からせがまれれば断ることも出来ない。本来なら28日の恒例行事である餅つきを、二日ずらせて今日おこなった。

といっても、ペッタン・ぺったんなどという昔懐かしい風景ではない。台所の片隅で、モーターがウィーンと唸れば、蒸すからお餅になるまで20分余り。アツアツのつきたてを、さましながら二人の孫の出番となる。

この歓声、多少のいさかい。これぞ何よりの癒しである。
前日から餅米を水に漬かし、押入から餅つき器を出し、倉庫からモロブタを引っ張り出す。後始末も大変。

しかし、何故かしらイソイソとやってしまうのである。こいつらの笑顔・喜ぶ顔には、たいていのことはやってのけさせる魔力がある。一声せがまれると、余るほどのやる気と力が湧いてくるから不思議である。
この一年、こいつら二人のお陰で随分な目に遭った。が、それらの数倍の喜びや楽しさを与えてくれた。

来る年は、もう一人仲間が増えて、さらに賑やかにジジ・ババをゆっくりさせてはくれないのだろう。
有り難いことだ、必要とされるうちが花である。 来年も元気を取り柄にボチボチ行こう。

そんなわけで、今年一年、つたないブログにお付き合い頂いた方々に厚く御礼申し上げます。
どうぞ皆様、よき新年をお迎え下さい。そして、これに飽きず、来年もお付き合い頂ければ有り難いです。
世の中、辛抱は貧乏を追い越すのです。ガマンはやがて花開き、辛抱は人を練るのです。

        ( 写真:仲良く向かい合ってお餅をこねる、孫兄弟 )
コメント (6)
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