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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「海の幸、山の幸」

2025年06月07日 | 今が旬

   
           今が旬、紋甲イカ               掘りたて、ハートのじゃがいも

朝食後の新聞に目を通しているとき電話が鳴った。一緒に地域活動を頑張ってきた地元の漁師さんから「紋甲イカが上がったので持っていきましょう」という、3年ぶりの嬉しい話。
この季節、瀬戸内海沿岸に産卵場所を求めてやってくる紋甲イカ。それを狙って、太鼓状に拵えた丸い網の中心部に、産卵用の木の枝を仕込んでおく。丸い網に一旦入り込んだらもう外には出られない仕掛け。

今日の明け方から網を引き揚げたら以外に入っていたという。明日は漁協市場も休みなので新鮮なうちにどうぞ。まさに旬の味、海の幸を破格の値段で、満喫させてもらった。

一方、2月に植えたジャガイモが実り切って、葉っぱが枯れ始めた。今度は山の幸の収穫である。
こちらも、昨年、一昨年とは違う大豊作。我ながらまんざら捨てたもんではないね~と。そんな中に、孫たちが見たら手を叩いて喜びそうなハート形が一個、転がり出た。

格別珍しい話でもないが、一日のうちに海の幸、山の幸が同時に転がり込んで笑わせてくれた。孫たちでもいれば賑やかな話題になるところが、老いの夫婦ではせめて自分たちで勝手に喜ぶしかない。

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「大輪のアマリリス」

2025年05月24日 | 今が旬

  
           
                 今年は咲いた、大輪のアマリリス

各地で真夏日を迎えて、この夏も暑さに悩まされるのか~と嘆き節が出かかった今日のこと。
昨夜遅くから降り出した本格的な雨は、時ならぬ冷機をもたらした。午後になっても温度は上がらないまま。パソコンに向かってちょっと作業していたが、なんだか眠気を催してきた。横になるには暖房が欲しい、ついでに昼寝用の小さな毛布までかぶってひと眠り。

そんな不順な天候にもめげず、めげないどころか、我が世の春を謳歌するように大輪のアマリリスが今年は咲いた。昨年は一輪の花も見せなかったのに。前年の極寒と超高温が、こんな可憐な花にさえ、咲く気を起させないほどのダメージを与えたのだとすれば、地球温暖化などという異常現象は罪作りではある。

世界的な関税騒動にも動じず、国内の沸騰する米騒動にも涼しい顔で、直径20㎝近いアマリリスに拍手喝さいを贈りたい。そこでふと思い出したのは、こんな素敵な花をブログに取り上げたのはいつだったか。なんと2020年5月30日、初めて我が家に咲いたアマリリスであった。その時の花は真っ白だった。清楚というかけなげというか、純白の大輪に惚れぼれしたのを思い出している。そして今年が3回目である。ほかにネタがないわけでもないが、玉ねぎのような根っこが、普段は花を咲かせる素振りなど一切見せないで、小さな葉っぱがゆらゆら揺れるだけ。それが季節が来たら思い出したように、一気に花茎を成長させ花開く。

敬意を表して、花言葉を添えて進ぜよう。『輝くばかりの美しさ』!!
他にもいろいろある中で、これ以上ない最高の花言葉ではないかな。

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「今年のタケノコ事情」

2025年04月24日 | 今が旬

  
      掘りたてのタケノコ               押し切り(現代でいうギロチンカッター)
      
            ぐらぐら煮えたぎるお湯で茹で上げる(直径1mの平釜)

今年はいずこの竹藪でも豊富なタケノコが目につく。どこにでも見られる普通の竹藪は、先ずは孟宗竹の群生と思って間違いない。その次に多いのが、節間が比較的長く成竹の大きさが直径6~8cmの端正な本竹である。その他にも破竹、黒竹などこの季節はタケノコオンパレードである。そんな中で、私たちの食用として気軽にお口に入るのが、完全に成長すると直径が20cmにもなる孟宗竹である。

昨年は何が災いしたのか、タケノコらしいタケノコがほとんど見られなかった。毎年2度や3度はプレゼントとして必ず手に入っていたものが、昨年の場合、竹藪の持ち主の同級生からでさえ1度だけ、それもホンの少々を食べさせてもらった程度であった。団地公園に接する放置に近い竹藪にも新たなタケノコを1本も見ることのない珍しい年だった。
今年はまるで様子が違う。団地公園に接する大きな竹藪から、文字通りにょきにょき、ものすごい勢いで生えてくる。

今日は、藪の持ち主の同級生から2年ぶりとなるタケノコ掘りを誘われた。喜び勇んで馳せ参じた。
駆けつけたときには、朝の早い彼はすでに数本を掘り上げていた。私は皮むき役を頼まれた。穂先から10cm根元に下がった部分を斜めに押し切りで切り落とす。次に根元からタケノコの皮の部分に包丁を入れて、皮だけをそっくり剥がして、中身を上手に取り出す。ちょっとテクを要する作業を約1時間。そして、直径1mの平釜で2時間。ぐらぐら茹で上げる。どうして始末しようかというほどのタケノコはもちろん、ワラビ、タラの芽、サトイモ、新タマまで出来立て取れたて、旬の味のプレゼントは、野菜価格高騰に悩む我が家の家計を応援してくれる。有難いタケノコ豊作の年。持つべきものは友である。

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「豊富な話題に」

2025年04月21日 | 今が旬

               

以前にグループとして様々な活動をした仲間のうち5人が顔を揃え、久しぶりの談笑に腹を抱えて笑った。
ひとり一人が豊富な話題の持ち主。息次ぐ暇もないほど次から次へ飛び出す目先を変えた話題に、つい引き込まれたり茶々を入れたり、お菓子とコーヒーを頂きながら、互いの健康を気遣う優しさも忘れてはいない。

年齢が近いこともあって、本人の現状、連れ合いの現状など心配事も話題の中心となり、笑いのネタとなる。
実際は大きな、世界を沸かすバスケット選手の祖母ちゃんも同席なのに、気取った様子もなく、ごく普通の孫のような話としてさらり。そしてついつい病気の話で盛り上がる。全体の時間の3分の2は現在や過去の病気の話になる。そこには男女の区別なく、面白おかしい落ちが付く。

今も痛みが続いている帯状疱疹については「それほど痛いのならワクチン接種をしようね」と、患いを参考にしていただく。そして、ペインクリニックの担当医が言われるように「痛みを忘れる時間が長く続くよう、楽しいこと、笑いあえる仲間を大切にすることだという結論に落ち着く。

こんな仲間と再会して、昔の華やかな話題、高みを目指した当時の話題などで、「やっぱり元気でもう少し生きていなけりゃ」と思わせるところが有難い。ちょっと得した、いい気分の一日となった。

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「メダカの学校は」

2025年04月07日 | 今が旬

  

日本全国各地の幼稚園や小学校で、メダカ君やメダカさんの入学式が行われている。
入学式が終わると ^^♪ メダカのがっこうは かわのなか だれがせいとかせんせいか・・・♪
お遊戯をしたり、生活習慣を身に着ける基礎学習に励んでいる。みんな楽しそうに春の日を浴びている。

さて我が家の本物のメダカ君やメダカさんたち。寒い冬の3か月間はろくにエサももらえず、たとえもらったとしても、水底に潜ることに慣れて浮き上がってくるのが大儀らしく、餌を食べずにじっとしている。その間にも、陶器で飼われている彼や彼女の排せつ物は底に溜まったり、陶器の壁には青くミズゴケがへばりついたりしている。

歌に歌われるいい季節、春を迎えてこんな鬱陶しい古い水の中では可哀そう。といことで、痛む腰をかばいながら水替えをしてやった。古い水の中からすくい出して新たな水に泳がせる。なんとスリムで、冬の絶食に近い生活の影響がモロに出ている。ここで注意するのは水質である。彼や彼女にとって水道の浄化剤、カルキはあまり好まない。だから朝のうちにバケツ2杯に水道水を入れて4~5時間日に当てることで、カルキを逃がし、水中に酸素を取り込ませておく。容器の下に忍ばせた丸い小石や壁などを完璧に洗い流したら、朝から準備した新しい水に泳がせてあげる。そうして1か月もすると、新たな仲間が誕生する。

生きとし生けるもの皆命を持っている。取るに足らないメダカにも一生はある。縁あって我が家にやってきたメダカが、3年の寿命を次々に引き継ぎながらかれこれ20年近く。この指先からこぼされるエサを待って水面に浮きがって来る。可愛い。
温かい澄み切ったきれいな水に映る飼い主の姿を見つけると、我先に浮き上がってきてエサを求める。大きなアピールをするわけではないが、ちっちゃな命はちっちゃいなりに命の尊さを教えてくれる。おもろい。

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「チビッ子カメラマン」

2025年04月04日 | 今が旬

春休みの割には遅い里帰りになった孫娘二人。今日は初めてのちょっとした冒険で、二人だけで電車に乗ってやってきました。今年から6年生のお姉ちゃん、2年生になる妹ふたりが、母親に駅まで送ってもらって、電車に載せられやってきました。
早速、桜満開の海の公園にお弁当持ってお花見に。

お姉ちゃんが「じいちゃん桜の写真撮りたいのでカメラ貸して」というので渡したら、撮るわ撮るわ。
今宵は理屈抜きで、チビッ子カメラマンの作品をどうぞご覧あれ。我が家のすぐ近く、歩いて行ける場所にこんないいところもあるんですよ。

 
           
 
            
     
           
写真を撮ったら、靴を脱ぎズボンをたくし上げて水に入るオテンバさん。
ただ、普段はあまりカメラを持つこともない女の子が、レンズを通して見るアングルとしては先ずは及第点というところか。ひょっとしたらジジの後を継ぐかも。なんかしらいいお花見なりました。          

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「食感サイコー、春ワカメ」

2025年03月05日 | 今が旬

             
               釜で刈り取り、水揚げしたばかりの春ワカメ

波除のコンクリート製テトラポットに根付いて、ゆ~らゆ~ら波に漂って成長、新芽を伸ばした春ワカメ。
地域活動を長いこと一緒に頑張った仲間から届けられた。まさに水も滴るこげ茶色のワカメさん。
熱い湯をくぐらせると真っ青に早変わり。伸びた新芽をちょっと失敬、醤油を垂らしてつまみ食い。こりゃ旨い!。潮の香りが鼻をくすぐる。まさしく「今が旬」最もおいしい季節である。

若いころにはこんなものはどこでも採れた。瀬戸内海沿岸に住む人にとってアサリや岩ガキ、それにワカメなど、海辺に下りさえすればすぐ手に入っていた。やがて海が汚れアサリはあっさり姿を消した。工場排水汚染による海水の酸欠などで砂場からアマモが消えた。小魚も住まくなった。いわゆる磯焼け症状でワカメも生えなくなった。

そこへ目を付けたのが、私たち地区社協の「山を守り 川をきれいに 海を豊かに」環境保全活動。
具体的には、冬場に散々お世話になった使い捨てカイロの灰。学校や職域に貯めてもらうお願いをして、春になったら回収し灰を取り出して、目標の海辺に沈める。方法は色々あるが特許申請されたものが多くて、独自に考案したつもりの海洋散布も特許権に抵触したりするケースがある。仕方なし原始的な方法で海洋散布して数年。ようやく効果を表し始めた。冒頭の波除コンクリートのテトラポットに生えるようになり、漁船を横付けにして釜で刈り取るほどになった。同時に磯焼けしていた砂場にアマモが生えて子魚も済むようになった。そんな気の長い話であったが、ワカメの成長がみられるようになってからは、食卓に乗るのは意外に早かった。

多くの人のパワーを結集し、小さな努力を繰り返して今がある。みんなみんなご苦労様。春ワカメサイコー!!

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「静かなスタート」

2025年01月28日 | 今が旬

             静  謐(せいひつ)

一人では生きて行くのが難しいと感じた82歳の一年間であったような、昨日まで。
口では今までと何一つ変わらず、夫唱婦随を通して来たし、今日からもこのまんまで行くのだ、と自分に言い聞かせてはいるつもりなのだが、新たな病気診察や医師の注意事項の早口説明には、一人では付いて行けていないものを感じる時がある。どんな説明だったのか、どんな指示を出されたのか、後で復習するときにこの耳とババ殿の耳とでは大きな開きがあったりする。

それでもオレが所帯主で、遠く深い思考と判断力は、経験の深さが違う。などと、別に威張るわけではないがその立場を続けさせてもらっている場合もある。飽くまでも「そんな場合もある」であって、いつもかつもそうばかりではないこともある。少しずつ自信喪失が押し寄せているというのが現実かも。

それにしても何にしても、昨年の誕生日から無事1年を過ごし、次なる誕生日を先ず先ずの元気さで迎えられたことは、考えてみればこれ以上目出度いことはない。
何かと生きづらい世の中ではあるが、生かされている以上もっぱら生きるのが人間というもの。

静謐とは、静かで穏やかな時を言う。どなたかの誕生日の祝い言葉にあったように、これからの日々、一つでも多くの楽しいことを見つけながら、穏やかにゆったりと、やり残している自分のことに時間を向けて行きたい。そんなたわいもない83歳の初日である。

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「一区切り」

2025年01月27日 | 今が旬

                    

若い時にタバコを吸っていたころ、紙巻タバコを6・7分目吸ったらもみ消して間もなく新しいタバコに火を点けていた。給料日前になると段々タバコ代まで逼迫してきた。そんな時、ホンのちょっと一服するだけなら紙タバコでなくていいんじゃないか、などとケチな知恵を絞ったことを思い出している。
一息か二息軽くニコチンを吸い込んで気持ちが休まるのなら、年老いた伯父がたしなんでいた「きざみタバコ」で十分じゃないかと思い立って、古びた銀ギセルを見つけ出しきざみタバコを吸っていた。

ホンの一息、いまそんな心境である。
もし今もタバコを吸っていたら、おそらく銀ギセルを探し出して、きざみタバコを詰め、着火マンで火を点けているのかもしれない。あいにく、タバコを辞めて22年になる。ホンの一息もミカンを相手じゃね~。

何がホンの一息なの? 昨年の1月28日から数えて365日目の夜を迎えている。
俗にいう早生まれとか七つ上がりとか言われた1月生まれ。多くの同級生より一つ年が若いという自慢にもなんにもならないことを無理やり話題にしたりしている。82歳も大過なく?過ごしたということにしておこう。なんてったって今を生きている。この1年、不具合も幾つかあったが先ずは生きている。病院に行く回数は多いが元気である。なんの不足があるものか!贅沢言えばキリがない!ちょっとリキんでみる。

明日は明日の風が吹くのだろう。せっせと病院に通える元気さを維持しながら、ちょっと一服を繰り返しながら。  生きている限り、 「我が人生今が旬である」。

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「丸8年の・・・」

2024年10月09日 | 今が旬

      

今年の異様な暑さは今さら言うまでもなく、マイナス面の大きさに驚くばかりである。が、数こそ少ないが利点と言えることがらもまるで無いわけではない。人にとってもクマやサルにとっても美味しい秋の味覚「柿」が豊作といわれている。

❝ 渋柿や丸8年の恩知らず ❞ と言われる渋柿が丸々太って収穫される映像が流された、いや違ったオンエアーされていた。そして頭の奥にシミのように密かにくっついている遠い思い出がよみがえる。
今思えば我が子を奮起させる父親の期待感であったのかもしれない「渋柿じゃったのー」という嘆き節。

桃やクリは3年もすれば実を結び始める。そこへ行くと柿は実を結ぶまでに8年もの長きを要する。
苗を植えて8年間辛抱して手塩にかけた、その挙句が渋柿だった。となれば裏切られたという親父の気持ちが今にして少し理解できる。

だが待てよ、植えられたワタシが甘柿であると宣言したわけではない。宣言しないまでも甘柿たらんと少しは努力したのだろうと思うが、結果は渋柿だった。親父、ごめんね。
でもね、渋柿の言い分もちょっとっ聞いてよ。あの渋柿もちょっと長い目で眺めて太陽に当てておけば、それはそれは頬っぺたが落ちそうなほど美味しい熟柿になるんよ。一皮むいて軒下に吊るせば、これまた古来からの得難い甘味料であったのよ。

あまりにも早い結果を求めたばかりに期待外れの渋柿で終わっちまったね。
「栴檀は双葉より芳し」。栴檀になれなかった若気の至り。この季節の渋くて甘い思い出である。

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