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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お疲れさん」

2008年12月19日 | つれづれ噺
2008.12.19 自分の中での一区切りの記念日となった。
自分で自分の、肩の一つも叩いてやろう…腰の一つも揉んでやろう…そんな気分の一日である。

長年勤め、円満に定年退職した元の会社に、OBとして隔週勤務を始めて5年半。
改めて今日、その隔週勤務の言うなればパートタイムの仕事を、自らの意志で退職した。天下晴れてフリーの身に戻った。

「ご苦労さん…」という多くのねぎらいの言葉を背中に、完全に自由になれる嬉しさをこらえきれず、あふれる笑顔で、本当に最後の会社の門を出た。 6年前に感じた、定年退職の時とは異なる、全くセンチメンタルではない、得も言われぬ感慨が胸をよぎる。

体調不良もなく、人より長く働ける丈夫な身体をくれた両親に感謝。
そして、多くを望まず、分相応を踏み外すことなく、程々の拘束時間と十分な遊ぶ時間、遊ぶための軍資金の自給自足……などなど、決して無理をせず楽しく過ごしてきた。と、自分で思っている。

新しく、自分に合った、やり甲斐のある趣味も掴めた。それに伴う多くの友達も出来た。世の中が広くなった。それら色々な事柄も全て、5日間働いて9日間休みというサイクルの繰り返しの中で、ゆったりと、自らが一歩踏み出す勇気と馬力が培われたように思える。

その一方で、やはり疲れも多少は残っている。そんな時、肩をほぐしたり叩いたりするのには絶好の「孫の手」が二つも我が家にはある。しかし、幼い彼らに疲れたじいちゃんを見せるにはまだ抵抗を感じる。
       
ヨーシ、ここは一番自分で肩を揉んでみるか…と引っ張り出したのが、バイブレーターと肩もみ器と肩叩き。

現役時代はついに肩叩きもなく、最後まで自分のポジションを全う出来たのだから。 そして余分の5年半を勤め終えた今夜は、自分で自分を褒める夢でもみるとしよう。 イヨーッお疲れさん……とね。

        ( 写真:肩ほぐしグッズ )
コメント (12)
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