立冬・小雪という節気を抱え、寒くなるぞ~と脅されているような霜月。心配した割には季節外れの暖かさに包まれたまま、今日をもって終わる。
いよいよ師走。まさしく暦の残りが1枚となり、段々に気ぜわしさを増して行くのだろうか。
ここ2・3年、水不足と日当たり不足に負けたのか、なかなか花をつけなかった、我が家のサザンカ。この冬は違う。かつてのように、真っ赤な花が木を覆い尽くすほどの盛況ではないが、昨年一昨年とは比較にならないほどに随分頑張ってくれた。
久しぶりにカメラを向ける気持ちにさせられたサザンカの向こうで、紅葉が見ごろを迎えるというちぐはぐを禁じえないが、誰をもってしてもどんな力でも勝てない自然のおもむき。
遠出をする先々で、改めて見ごろな紅葉が迎えてくれるとなると、なんかしらとても充実した気分の初冬を迎えることになる。出かけてみたくなる。
気持ちは逸るが、そこは皆さんも遅めの紅葉に興味津津なのだろう。ニュース画面にも人・ひと・ヒトでごった返す映像が流される。抑え気味な行動が必要だろうか。
明日から師走。年内にあれとこれと・・・。仕上げなければならないことが幾つかある。
60歳代と胸を張って言えるのも残りわずかとなった今、何が何でもやり通さねば、と気負ってみるか。年が明けたら今度は古稀同窓会に向けて突っ走ることになる。
古稀を迎えたら迎えたで「ただ今古稀驀進中・・・」などと胸を張るのだろうか。