小さな町の参院選開票作業
学校がおおむね夏休みに入った直後の3連休の中日、7月20日(日)第27回参議院選挙が行われた。現政権への審判ともいえる大切な国政選挙。投票終了から33時間が経過した今も、比例代表の当選発表が続いている。その意味では、未だ開票率100%の結果が決定していない。
今回の選挙でも、新聞社から開票状況の速報要員を依頼された。過去の経験もあって快く引き受けたが、これまでの経験とは全く異なる長時間に及ぶ、選挙管理員会からの資料提出を待たされた。お陰で、若いころでも滅多に経験のない深夜3時を過ぎたドライブを味わった。
町選管発表では有効投票者数5000人にも満たない、比較的小さい町の開票にもかかわらず、開票作業開始から延々6時間を要する悠長な作業に付き合うことと相成った。
延々となった理由はいくつかあるのだが、その最たるものはやはり人為的問題であること。これが問題なのである。今回の選挙から県選管の主導でシステムが変更されたため、対応が遅れたようである。
システムが変更されたら、起こりうる問題点を洗い出し、一つ一つ完全につぶして、可能な限り早く、正確な開票結果をジャーナリズムに流し1分でも2分でも早く完了するよう訓練を重ねるべきではないか。と、企業人としては時間の損失を考えてしまう。何日も前から決まっていた選挙投票日である。準備する時間は十分にあったろうに。
大きな市の開票を扱う選管がこんなことで、比例代表の結果が延び延びになるとしたら、それこそ大きな新聞ネタになり、選管の汚点と評価される。
深夜3時のドライブを強いられたツケを責めているわけでは決してない。
それより、選挙結果である。衆参ともに少数与党という混乱がどこまで続くのか、それが心配である。
また深夜3時とは‥‥
本当お疲れ様です!
久しぶりの深夜のドライブ。
よく知った道ではありますが、何か用事がなければ通らない道。対向車はすっ飛ばしてくるし、少し緊張して、普段より慎重に(笑)無事帰宅でした。
選管担当者も、「初めてのことだから慣れていない」ではなく、初めてだからなおさら、ダミーの数字でも使って、政党別投票内容の打ち出し方の掌握など、事前準備をしてほしかったです。
つぎはまた当分先のことですから、なおさら習熟しておいてほしいですね。素人の欲望です。