「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「躍動の予感」

2014年02月27日 | 岩国検定

 

「歴史と文化の町岩国 幸せめぐりガイド」という観光パンフレットが郵送されてきた。
55年前に卒業した高校の、「地域文化部」の顧問や部長の連名で発信されている。
わが母校にも、こういった地域密着型の新たなクラブ活動があって、若い感覚で自分の住む町を検証していこうとする動きがあることに、少なからず感動をおぼえる。
なにかしら胸ときめく思いで封を開ける。

実は今、我々岩国検定実行委員会としては、第3回目の岩国検定試験実施に向けて、具体的な行動を起こした時である。
そのタイミングと見事に重なる後輩諸君の活動。お互いにリンクするものがあれば双方の活動にプラスに働くに違いない・・・と。

岩国を代表する、観光スポット・歴史物語・代表的人物・文化の香りなどなど。Aー4版8ページにビッシリ詰められた、中味のある観光ガイドと見た。
今回が創刊号というから、これからまだまだ広がって行き、山間地域や特産品など、岩国の持っている豊富な観光資源や、歴史・文化などがこの観光ガイドに登場してくるのであろう。

第一印象は、「さすが若者感覚の観光ガイドだな・・・」
写真もふんだんに使われ、カラフルできめが細かい。興味をそそる解説的な文章表現もいい。
「岩国の文化財マップ」「幸せ・岩国ぶらりプラン」など、錦帯橋を中心にゆっくり散策するスポットが具体的なのもいい。
その一方で、カラフルすぎて小さい文字が読みにくいという難点がある。

年寄りがとやかく言うより、先ずは何か応援できることはないかを考えてみるのがよかろう。
そして、今の彼らの頭の中に、どの程度岩国の知識が蓄えられているのか、そんな素朴なチェックをしてみるのもよかろう。
その上で、多少の予備知識を持って、あちこちに足跡をつけながら新たな発見、新たな見方を模索していく・・・。これが理想かな。

そうなると、今年11月に予定している我々の岩国検定試験に是非誘ってみたくなる。
やはり、ついついコマーシャルが入ってしまうのをお許しあれ。
三度目の正直と言われるように、3回目を迎える岩国検定試験。受験者が何人いてくれるのか、いささか不安に思っている、というのが偽らざる心境である。そうはいっても、このような検定試験は篤志家やマニア、向学心に燃える方、などおおよそのタイプは決まっている。受験者の多寡が気にはなるが、我々としては最高の問題を考え、受験者の参考になる検定試験を心掛けることが「お・も・て・な・し」につながるのであろう。

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「富士山の日」

2014年02月23日 | つれづれ噺

     
        富士宮市の田貫湖から眺める絶景。(2.2撮影。富士五湖には入っていない)

2月23日、語呂合わせから「富士山の日」ということらしい。
雪景色の富士山を見たくて出かけた日から早くも3週間が過ぎようとしている。
旅の記憶も少し薄れかけたところへ、富士山の日ときた。いやが上にも思い出を手繰ってみたくなる。

富嶽16景の1番目は、足柄サービスエリアから望む遠景であったが、これは残念ながら天候の加減で不発。
2番・3番が富士白糸の滝・音止の滝からの眺望。雲の流れに悩まされながらも、なんとかクリアー。
そして4番目のビュースポットが写真の通り、絶景を拝むことができた富士宮市「田貫湖」からの富士山。

かの有名な富士五湖には入っていない、元々沼だったものが、関東大震災後に大きく変化して湖に格上げされたという田貫湖と、ガイドさんの説明を聞いた。

世界文化遺産登録された富士山。その二文字「富士」を頂く、大相撲の横綱「日馬富士」。
“ 富士山はみんなに希望、勇気を与えています。見ているだけでもホッとします。
  自分のしこ名に富士の二文字がはいっていることことは、素晴らしく光栄に思います。
  名前に負けないように、一生懸命頑張っています” と語らせている。

「一旦山に入ったら、その山の気高さや偉大さは見えなくなる」と亡き父が言っていたのを思い出す。
どんな意味で言ったのか定かではないが、遠くから眺めて美しいものはそのままそーっと遠くから眺めるのがいい。何でもかんでも欲張って手に入れようとするな・・・という戒めだったのかな。

それにしてもあの旅行から帰ったとたんの全国を襲った大雪。
バスで通り抜けた山梨県甲府盆地の、ブドウ畑や梨畑のハウスがあれほど惨めに破壊されるなど思いもしなかった。
それどころか、リニアモーターカーの試運転路線が敷かれている、世界の最先端を行く山梨県だと思っていたのに。
旅の思い出が、大きな農業被害という現実に曇ってしまうのは惜しいことではあるが、天災には勝てない。
一刻も早く、生活のめどが立つ支援の手が差し伸べられるといいな~。 富士山の日に思う。 

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「リベンジは最高の笑顔に」

2014年02月22日 | ニュース・世相

         
                   大人の笑顔の真央ちゃん

『すべての悔しさをソチに向けて』
4年前、バンクーバーのリンクで流した浅田真央の涙。
あのときは、世界の2位「銀メダル」に輝いた後の悔し涙であった。


                4年前にブログアップした真央ちゃん

あの日から始まった、4年後のオリンピックという特別舞台での、一番高い表彰台を狙った試練。
我々の想像など何の価値もないほどの、高度な、奥深い厳しさとの闘いであっただろう。
できることなら頂点を極めて欲しかった。燦然と輝くゴールドメダルに、あの愛くるしい真央ちゃんスマイルを並べさせてあげたかった。

ところがどうだ!
メダルには手が届かなかったというのに、今回のこの胸の内の爽やかさはなんなのか? 
今更くどくど述べるのは時間の無駄、というほど世界中が彼女に称賛の拍手を送っている事実。
新聞テレビのなぞりになってしまうので多くの感想は述べないが、どんな色のメダルの輝きよりも素晴らしい成果を得たのであろう。

それがなんなのかよくはわからないが、4年間努力してきた『心技体』のすべてを込めて、あのフリーの演技に傾注し、何の外連味もなく、堂々としかものびのびと真央ちゃんスケーテイングを魅せてくれた。
ショートプログラム16位。フィギアスケートが始まったとたんに、真央ちゃんのメダルは消えたのである。そんな、世界中の人が暗い気持ちに陥る中で、「4年間の成果を皆さんにお披露目する・・・」こんな素直なサービス精神が、勝敗を超越した世界で、感動を人々の心に植え付けたのだろう。
磨き上げた技量の高さを改めて評価しながら、今一度惜しみない拍手を贈りたい。

いい場面に出会わせてもらった。これほど気持ちが豊かになれる自分と久しぶりのご対面である。
他にも涙腺をゆるませる名場面がいくつもあったソチオリンピック。
人間が一生懸命になる姿ほど、見る人、応援する人の心を揺さぶるものはない。

一生懸命・・・ 目立ちはしないが人知れず努力したこともあったような、なかったような・・・。

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「春まだ浅き・・・」

2014年02月18日 | 季節の移ろい・出来事

             
                  今年も見事に咲き始めた、寒アヤメ

北から南から次々に日本列島を襲う低気圧。
今や日本だけではなく地球全体が、天災や人災に悲鳴を上げている感じがしないでもない。

そんな厳しい2月ではあるが、庭の片隅の花はちゃんと季節の移り変わりは心得ている。
今年も「寒アヤメ」が咲き始めた。華やかさを控えめに表現するかのような薄紫の清楚な花。
毎年咲いてくれるのではあるが、その年その時において、花から受ける思いが何かしら異なっているものを感じる。
これって歳のせい?? いやいやそんなことはない、歳のせいなどと後ろ向きに考えたくはない。
間違いなく春は目の前というのが実感である。

           
                   今年は早く咲いた、八重の白梅

そして今一つ、こちらも庭の片隅の小さな梅の木に、見事な花を咲かせている。
例年、よそ様の梅が見ごろを迎えたころに咲く木なのに、今年は何故か一足早く満開を見せている。
この梅につられて、梅見に出かけたが、有名なお寺の有名な梅の木もまだまだつぼみは固かった。

異常な寒波や気圧の変動で、公園や山に立つ木は少し縮こまっているのかも。
そこへいくと、人家の片隅とはいえぬくもりを感じて、やや早めに花開いたのかもしれない。
しばらくは季節の花を愛でながら、春を待つしかない。は~やく来い!

こうして身勝手に春を待つ一方で、孫三兄弟の冬はまだまだ終わっていない。
兄ちゃんの全国大会や中国大会など大きな大会は終わったが、小5の弟のトロフィをかけたレースはまだ残っている。
そして4歳児も、兄ちゃんらと同じようにリフトに乗って頂上まで行き、スピードこそ速くはないが、踏み固められたゲレンデを、マイペースながら滑り降りるという。「4回こけたんよ」と笑顔で報告する。

兄ちゃんの大きな大会の結果?順位? 詳細にご報告申し上げる内容ではなかった・・・が、中の上ということだけをお知らせしておきます。スキーの世界、それほど甘くないということ。
ただ、目標に向かっている彼らの後ろ姿に、ジジバカ丸出しで応援するだけ。 春まだ浅き・・・

 

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「パニック」

2014年02月13日 | ニュース・世相

        
                     タマネギの苗が、雪に埋もれて・・・

節分・立春の声を聞いたとたんに、日本列島は厳しい真冬に逆戻り。というか、暦通りの荒れようというべきか。
連日連夜、記録的な大雪や、交通機関の乱れが報じられている。
比較的穏やかなここらでも、家を揺るがすほどの大風が吹き荒れ、夜中に目が覚めると「飛行機に乗っているような・・・」などと口にしてしまう。
穏やかなはずの瀬戸の海が、白波を立てて牙を剥いているようにも見える。

こんな気象条件の中での『雪化粧の富嶽16景を満喫』する旅が、見事な富士山を至る所で見せてくれたことは、言ってみれば奇跡に近いラッキーを得たことになるようだ。ここでもひとつ、感謝を!!

めったに雪も降らないここらでは、夜中に10センチも積もったら、翌日は朝の出勤から始まって、一日中大渋滞の交通パニックに陥ることは、これまでのサラリーマン生活で何度も経験してきた。
今この境涯は、そんな通勤ラッシュや交通パニックに直接的に巻き込まれることもなく、「オー、今朝は雪か・・・」などと腕を組んで眺めていられる。これは、日本社会に感謝の念を抱かずにはいられない。そして、現役の働き手に「あなた方もやがて来る道、今をがんばってね」と激励したくなる。

窓の下に目をやると、寒肥(かんごえ)を施したタマネギが一生懸命伸びようとしている背丈を、真っ白い雪が覆っている。けがれなき雪の大地から生えた小さなおひげによう二も見える。
「タマネギよ、風邪を引くなよ」「雪にめげずに大きくなれよ」と声をかけてやる。

まだまだこれから先「春一番」と呼ばれる、春を呼ぶ突風が吹き荒れる日が何日かあるだろう。
人それぞれに大切な日が待っているはずである。できることなら、パニックを呼ぶ大荒れの天気も、異常気象も出来るだけ被害を少なくして、早く鎮まってくれることを願いたい。
野菜も魚介類も、悪天候ゆえの品薄値上がりで、カミサンの財布はパニックになりそうである。

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「思いっきり富士山 Ⅲ」

2014年02月11日 | 旅行・レジャー

           
            一瞬姿を見せて、あっという間に雲隠れ・・・そんな富士山も

おおむね順調であった今回の「富嶽16景を楽しむ旅」も、中には思わぬアクシデントもあったことをここに記しておかなければならないだろう。
いいことずくめで終わったと勘違いされては困るし、2泊3日の間、何も心配事などないほど、人間の世の中甘くはない、ということ。

先ず初日の羽田空港での2時間30分に及ぶ待ちぼうけ。
岩国錦帯橋空港はわずかな遅れで離陸。羽田到着も大きな遅れはなかった。
ところが、山口宇部空港からの便が濃霧による離陸見合わせ。待って待って待ちくたびれること2時間30分。やっと到着、合流して大型観光バスに乗って出発。

45人乗りのバスに25人の乗客。座席は贅沢に使えるおまけつき。それなのに、紳士ぶって決められた座席に陣取り落ち着きはらっていたので、バスの走行とともに最初に見え始めた富士山は右側。こちらの座席は左側。首が痛くなるほど捻じ曲げて富士山を追うが、思うに任せない。

やがて富士白糸の滝に到着。「あっ富士山!」と思ってカメラを構える一瞬のすきに、白い雲は容赦なく富士山を隠す。あきらめかけたとたんにまた一瞬顔を出す。こんな状態の繰り返しが、普通の富士山見学ツアーだと、ガイドさんは平気な顔をしておっしゃる。
それから考えると、その後の行く先々であの絶景を見せてくれたということは、富士山のご機嫌がよほどよかったというラッキーを得た。
これもひょっとしたら、朝の2時間30分の出発遅れが、絶景を楽しませる時間帯を指定してくれたのかもしれない。人間万事塞翁が馬を地で行くような面持ちになった。

韓国・中国の春節、旧正月に当たったため、観光地のすべてに、甲高い声で早口にしゃべる傍若無人とも思える態度に少し眉をひそめるが、あれはあれで楽しんでいるわけで、いさかいを起こしているわけではないからそ~っと見逃す。

そんなこんな、色んなことを感じながら富嶽16景を楽しんだ。
皆さんにきれいな富士山を堪能して頂けたとしたら、これ以上のおみやげはない。

ちなみに、1日目が10150歩。2日目、11140歩。そして3日目、16500歩。
わが家にいてはとても歩ききれない歩数を記録した。ということは、旅行は体力勝負でもある。
これからも、歩くことに気を配り、体力を維持してまたどこかに出かけtみたい。
「思いっきり富士山、旅日記」 これにて 完

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「思いっきり富士山 Ⅱ」

2014年02月08日 | 旅行・レジャー

 
  2月2日午前7時 出発前の岩国空港      10時、到着後の羽田空港

旅立ちの朝、5時起床。快晴。まずもって気持ちが昂る。
6時40分集合の岩国錦帯橋空港目指して、などと大げさに言うこともない。クルマでせいぜい20分。
こんな近くにできた空港を改めて称賛。東京がすぐそこにあるような実感。

定刻より15分遅れの出発。記念すべき錦帯橋空港初フライト!!
乗り心地?そりゃー新幹線に勝るものはありませぬぞ~。搭乗デッキをくぐったらもう命は他人任せ。
ANA632便ボーイング737、167席。中型機だけに、途中何度もゴトンゴトン揺れる。これがいけん。
何度経験してもこれだけは受け入れがたい恐怖をおぼえる。やはり田舎者なのかな~。
日曜日の一番機ながらほぼ満席。9時5分、無事羽田到着。大きく大きく深呼吸!!

首都高速、東名高速を乗り継ぎ、一路足柄サービスエリアを目指す。
あとは、旅行会社の綿密なスケジュールに乗って、あちこちあちこち分刻みの移動あるのみ。
行く先々でご機嫌な富士山が、顔も形もすべてをお披露目してくれる幸運に恵まれる。
カメラを駆使するのが忙しいこと。通常デジカメ・望遠用デジカメ・ビデオカメラなど3台を。

 
          富士白糸の滝                 曽我兄弟ゆかりの音止の滝

それぞれカメラマニアがいて、一旦ビュースポットに立つとなかなか離れようとしない。誰とも知らぬオッサンの後ろ姿の向こうに絶景の被写体では絵にならない。しばしカメラを構えて待つ。やっと逃げる。次が来る・・・。いち早くカミサンをモデルに立たせてアングルを確保。カミサンをさっとよけさせて遠景をパチリ。涙ぐましい競争率をかいくぐって、ようやくカメラに収める貴重な写真もある。

 
       鶴岡八幡宮参拝            鎌倉大仏さんは美人におわす

 
    雨の、皇居二重橋              国会議事堂、衆議院本会議場見学

一泊目の山梨県笛吹市の石和(いさわ)温泉では、すぐ近くの笛吹川で冬花火があるという。
ホテルのバスで送迎付きの冬花火のおまけ。有難かった、が、ビールに火照った顔を吹き抜ける風は冷たく寒かった。ふるまいのお汁粉が、妙に新鮮な味で旅の思い出の一つになった。
二泊目は、コロッと変わって大都会。横浜は伊勢佐木町のワシントンホテル。大型バスの駐車スペースもない繁華街。まあ旅行の代金に見合った、それなりのホテルということ。朝食バイキングはよかった。

全体的には大満足の旅行であった、ということに。
旅には付き物の、ハプニングやアクシデントもあったが、それはまたの機会に・・・。

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「思いっきり、富士山!」

2014年02月06日 | 旅行・レジャー

    
                 富嶽16景のうち、本栖湖から眺める雄姿(1日目15:30分)

文字通り、2月2日を富士の日と勝手に決めて・・・というか、某大手旅行会社のCMに乗って、「富嶽16景、冬の富士山を満喫」するツアーに申し込んだ、というのが正直な話。

要するに、高校の修学旅行で眺めた初めての富士山のインパクトはいまだに脳裏に焼き付いている、ということ。
その後何度か、東海道線急行列車や新幹線で岩国・東京間往復した。そのたびに、「なんとか姿を見せてくれ・・・」と祈る思いで車窓に目を凝らしていた。
そんな願いが届いたのか、会社生活も脂の乗ったころ、富士フィルム向け新製品開発担当となり、富士山としては姿が一番美しいといわれる富士宮市にあるフィルム工場に、何度も何度も出張させてもらい、いろんな富士山に出会うことができた。

それなのに何故今になって・・・とお思いでしょうが、これまでは遠くから眺めるか、仕事でやってくることばかりであった。
今回は、自ら選んで富士五湖をめぐり、観光バスの車窓からのビューポイントなど、富士山を我が物顔に、遠く近く満喫してみたかったということ。しかも世界遺産に指定されて初めての富士山詣でである。


       夕日に紅く染まる、精進湖(しょうじこ)の逆さ富士。(1日目夕刻)

         
                 河口湖に映る朝の逆さ富士(2日目の午前8時40分)


        忍野八海(おしのはっかい)から富士を遠望(2日目10:30分)

             
                       山中湖畔から望む、すそ野を広げた富士(2日目午後0時)

こうして写真を並べると、どれも同じようなものではないか・・・というご意見もおありでしょうが、それは違うんよ、と申し添えておこう。
確かに、真っ白く雪を頂き、左右に大きくすそ野を広げた威容は、ちょっと見にはなるほど同じに見える。
ところが、その場その場に立って実物を観察すると、山容や頂きの水平面など、違いがはっきり見えてくるのである。

写真技術がイマイチなので、微妙な違いや本当の美しさなどお分かりいただけないかもしれないが、滞在時間の短い中で、少しでもいいアングルを求めて走ったことだけはご理解いただけると有難い。
たとえこれに似た絵はがきがあったとしても、ここにアップしたものは全て、この手でシャッターを押した正真正銘の自作品ですぞ。

ということで、人の迷惑顧みず、ただ己の自己満足のために富士山の写真を並べさせて頂いた次第。
日本各地にローカル富士や名山は数々あれど、本物の富士に勝る雄姿はないと信じている富士山ファンのたわごとと思召せ。

最後に一つ付け加えると、岩国錦帯橋空港が開港して1年1か月半にもなるのに、いまだ搭乗体験がないという後ろめたさや恥ずかしさもあって、早く初フライトを経験したいという市民感情も働いた、ということ。
これで一つ義務を果たせたのかな・・・などと自己満足している。
それにしても、自宅からクルマで20分も走れば、空港ターミナル入口に着けるという便利さ。
東京がほんに近く感じられる、佳き時代になったものだというコマーシャルも入れておこう。

まだまだいっぱい面白話がありますが、また日を改めて・・・。

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