岩国市街地から30分ばかり走った山間に、地元住民が中心となって「古代ハス」の池を守っているという情報を得た。ガンガン陽射しの下ではあるが、一服の涼を求めてちょっとお出かけしてみた。
暑さを押して出かけた甲斐があるほどの、見事なハスの花であった。
ハスは平和の象徴と書かれた古代ハスの説明は、『今から約2000年前のハスの実が、千葉県検見川遺跡から発見された。これを大賀一郎博士が階下に成功し、各地に花開いています。平成19年12月、出雲の国斐川町にある荒神谷史跡公園から、美しい町づくりの一環として苗を譲り受けこの池に移植したものです』とある。周東町古代ハスの会が中心となって維持管理して、年々花の数を増やしているという。
ハスと言えば、特産岩国レンコンの田んぼが我が家の周辺にもたくさんある。こんな日照り続きでも、農業用水に不足はなく、レンコンの葉っぱも立派に育っている。大きなものは直径80~90cmもある。もちろん目下花盛りで、日の出時分にハス田のあぜ道を歩けば、つぼみが一気に花開くときの小さな音がポン、ポンと聞こえるというが、残念ながら未だ確かな音を聞いていない。
まさにハスの花は平和の象徴。御仏の手の平を思わせる花である。気持ちも涼しさに触れた思いがする。
淡いピンクのや純白の花色に心奪われます
観ていると気持ちが浄化される様です
大きく開いたハスの葉っぱ。見事に花開く様子が朝に晩に見られる田舎住まい。
こちらは食用の粘りのある美味しいハスですが、古代ハスは食用になるほど根っこが太らないようですが、花は、まさに凛として見事ですね。
ハスの台とは、仏様の手の平のことだよ、と遠い昔母から教わったのを思い出しています。
ハスは、平和の象徴。優しいきれいな花です。