「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「7月つごもり」

2019年07月31日 | 晴耕雨読

               

今年の夏は暑い。今年の夏も暑い、と言う方が正解かも。
兎に角暑い。小さな自治会の小さな公園で始めた小さなグラウンドゴルフ。午前9時~11時までのたった2時間で、滝のごとく汗が流れる。
終わったら先ずはシャワーしないと何のやる気も起こらない、それほどに、いいのか悪いのか汗を出し切っている。

もちろん参加者は高齢者ばかり。熱中症対策で、水分補給休憩の頻度を上げて「ここで一休み」と声をかけては、取り敢えず頑張っている。
そんな暑い暑い7月が今日で終わり、明日からは早くも8月。1年中で最も暑いと言われる月に入る。
7月の最後の1週間の暑さでこれほど閉口するのだから、8月の1ヶ月間が思いやられようというもの。

7月に入って暑さに向かうまでの3週間ばかり、日照不足と言われるほどの雨と曇りに祟られた。
それまで極めて順調に生育していたスイカ畑が、長雨に埋もれて蔓が枯れた。そしてここ数日間の容赦ない日照りに晒されて、見るも無惨なこの姿。
自らの葉っぱで日除けするはずの蔓が枯れては葉っぱも枯れる。素っ裸をお日様に灼かれて、日焼けあざだらけ。

今年は殊の外出来がよかった。文字通り、ゴロゴロいっぱい生っていた。今年こそお友達に賞味いただける数が十分とれるはずであった。
お天道様の気まぐれは、多くの人を泣かせることになる。文句を言おうにも言って行き場がないだけに、泣き寝入りするしかない。
そうして、もう1個。例のキューリのオロギに巻きついたスイカは、風通しのよい網袋の中で、先ず先ず順調に育っている。
いつしかキューリの葉っぱと同じくらいの大きさになった。こちらはオロギに巻き付いてた蔓は枯れなかったようだ。
              
本当に食べられるまでに成長するのだろうか。まあ、スイカの根っこにしっかり水やりして、あと何日か、指折り数えて・・・・・・。 

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「この陽射しを受けてこそ」

2019年07月30日 | 季節の移ろい・出来事

            

暑い。何度口に出しても暑いものは暑い。言うまいと思ってもやっぱり暑いと口をつく。
身体の芯から、やる気も根気も奪い去りそうな陽射し。「陽射し」と書けばまだなんとなく救われる可愛げがある。
「日照り」とくればニュアンスが少し変わってくる。それもジリジリとかの修飾語がくっつくと、耳にしただけで身体に毒である。

しかし考えてみるとね~。
4月半ばに植えた夏野菜が、適度な雨量と陽射しに恵まれてものすごい勢いで成長した。順調に実を付けていった。
中でもスイカの出来映えがよくて「今年は自慢できるかも」と一人ほくそ笑んだものである。ところが・・・・・・。
7月の陽射しを受けて、真っ赤に熟れて甘みを増す時期に来て、来る日も来る日も雨雨曇りまた雨たまに晴れ。これには参った。

伸びたスイカの蔓が水浸しになって、大半の葉っぱが枯れてしまった。10数個ゴロゴロしていたスイカが丸裸にされて、日照りをまともに受けている。
今は、生い茂る葉っぱに覆われた中で熟成する時期なのに。丸裸に太陽では、スイカだって火傷してしまう。
孫達の歓声も、遠慮無くかぶりつかせる夏の風物詩も、はてさて今年はどうなるんじゃろう。
壊滅ではないので、残されたスイカに刈った草などをかけて、スイカの熱中症対策を施している。

そんな中ちょっと目先を変えると、このギラギラ太陽の日照りを、あの大きな葉っぱで少しでも多く受け止め、根っこを太らせようとする植物もある。
岩国特産のレンコンである。もちろんお米もそうである。この日照りこそが、根っこを張らせ、米粒を大きく膨らませる貴重な栄養源である。
人間を弱らせる大敵でもあるが、万物を育む天の恵みでもあることを忘れちゃならんのだ、と納得してはいるものの、やっぱり暑い。

                 

そんな大きなレンコンの葉っぱを隠れ蓑にして、静かに食事を楽しむアオサギの姿が目の前に現れた。
このような穏やかな風景に出会えると、散歩をねだる孫との外歩きもマンザラでもなくなる。それにしても暑い。
暑さ故の実りであり、暑さ故の風景と思い直してみても、やっぱり暑い。熱中症要注意ではある。

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「はじめまして」

2019年07月27日 | つれづれ噺

           

一気に真夏到来。まだまだ暑さに慣れていない身体には、この暑さはある種の毒を飲まされるほどに体力を奪っていく。
それでなくとも、思考力も、身体の芯から湧き上がる活力も、徐々に減っていく中でのこの暑さは、一つの大敵であることに間違いない。

この暑さが原因となるものではないが、念のための検診で、近くに開業した新たなクリニックに初めて訪れた。
決して若さあふれるという年齢ではないが、受付担当も、看護師さんも、総じて笑顔がよく愛想がいい。とっても感じよく迎えられたという第一印象。
診察室に呼ばれ、型どおりの頭を下げて医師の前の丸い椅子に腰掛けた。

医師の初めての声を聞くシーン。御年50歳半ばかなとお見受けする、意外と厳つい顔の男先生。
開講一番「初めまして、医師の〇〇と申します。どうぞよろしくお願いします」ときた。
「エッ、それってこちらのセリフじゃん」。診察に訪れた医師の側から、初めまして・・・・・・のご挨拶は初めての体験である。
しかも実に穏やかに、ゆっくりとしたしゃべり口。医は仁術ともいうが、確かにこれは信頼できそう・・・と身体が反応してしまうような初対面であった。

まっこと、受付も看護師も、あの穏やかな微笑み受け入れは、この医師を見たら納得である。新たな開業にしてはその教育の徹底に驚かされる。
肝心な医術のほどはこれから少し時間をかけて「お手並み拝見」ということになるが、何はともあれ我が評価は、第一印象合格である。

「今日はどうしました?」の声かけがフツーである。どうかすると、お客のはずである患者が、医師から咎められる口調で問診されることが多い。
ろくにこちらの顔も見ず、看護師の問診や、初診調書などに目をやっていられると、ついつい訴えたいことも口をついて出にくくなる。

訪れた病名は胃がん検診である。第一印象の違わないちゃんとした診療をしてもらえればこの上ない。
それでなくてもいやんなる暑さの中で、ホンの一陣の涼風を得て、なんかしら得した気分である。

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『夏休み、じいちゃん学校!』

2019年07月26日 | 家族・孫話

      

学校が夏休みに入って早くも1週間が過ぎようとしている。
近くに住む孫三兄弟が小学生の時分は、両親のどちらかが休日で家にいる日以外は、先ずじいちゃんの家にやってきた。
いつしか「夏休みじいちゃん学校」と呼ぶようになった。そうやって、長男君は今年大学生になった。次男が高校2年生。
この二人はもちろん今となっては、じいちゃん学校などは忘れているだろう。
そして今、小学4年生になった三男君が、夏休みじいちゃん学校最後の生徒として、毎日朝8時15分にやってくる。

今年の夏休みスタートは雨にたたられる日が多く、家の中で過ごすことが多かった。そうなるとテレビに頼る時間が長くなる。
ここに来て梅雨明け宣言とともに一気に訪れた真夏日。ようやくアウトドア活動の到来である。
と言っても、ジジにとってこの暑さはいささか閉口モノである。ババ殿が仕事から戻ってくるまでの約5時間をどうやって過ごそうか。

昨年、一昨年までなら「今日は城山」「明日は魚釣り」「科学館・ミクロ生物間見学」「海の公園散策」等々。リュックに買い込んだ食料を詰めて、
あちこち幅広く動いたものだ。それが今年は、ジジが言い出しっぺの「グラウンドゴルフ」が週に3日ある。さあどうする。
「今日はグラウンドゴルフに付き合ってみるかねー」とそれとなく誘ってみた。コレがはまった。

スポーツは万能。お年寄り相手のおしゃべりもジジとババで鍛えられている。皆さんからも大歓迎を受けた。
クラブを振るのはバットを振るようなわけにかいかない。最初はいい音を立てて遠くまで飛ばしていたボールが少しずつ短くなってきた。
平均年齢78歳くらいの我が同好会のおじいちゃんやおばあちゃんに乗せられて大はしゃぎ。
彼は彼で「おばちゃんうまいねー」と褒めることも「惜しい!!」と声をかけるタイミングも、ソフトボールで鍛えられている。

皆さんからはジジ以上に待たれ、本人もやる気満々。いい夏休みの過ごし方があったものと、一番喜んでいるのはジジである。
炎天下の2時間。こちらは汗びっしょりになるが、意外にケロッとして大した汗もかかない4年生。日記のネタになる夏休みとなりそうである。
本来なら、夏休みの宿題や漢字の書き取り、英語のラーニングを強制するところであろう。
でもそれらをあまり強制しないから続いているじいちゃん学校でもある。
この夏休みは、「グラウンドゴルフを通して、お友達やご近所の輪を広げる」という社会勉強をテーマとして取り上げるのも悪くはないだろう。

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「365日目の朝!」

2019年07月24日 | ニュース・世相

                   

5年後、4年後、3年後・・・・・・と、世界の頂点を目指すアスリートや、多くのオリンピック関係者が待ちわびた東京オリンピック。
いよいよ後1年、365日目の朝には「世界の国からコンニチワ」。1000万人とも言われる外国人が、美しい国NIPPONにやってくるという。高らかにファンファーレが鳴り響き、白熱のパフォーマンスが展開されるのであろう。

世界最高峰のスポーツの祭典。大いに興味のある種目はもちろん多い。しかし、どういうわけかオリンピックに関しては、縁やゆかりのある選手がただの一人もいない。
あれだけの数多い競技種目に、誰か一人くらい必死になって応援する、縁もゆかりもある選手がいれば、まるで違った熱が入ろうというものを。
日本中が大騒ぎしているが如き、報道各社のオリンピック関連ニュースに目をやってはいるが、意外に冷静な感覚の人も多いようである。
かく言う小生もどちらかというと、割と冷めている仲間の一人である。但し、今はそうであっても、本番が間近に迫ってくると、コロッと変わって、のめり込むのかもしれない。「この種目では是非金メダルを」なんて熱くなるのかな。

目標金メダルの数は30個だという。
もちろん、高い目標を掲げて個々の種目に日の丸掲揚を夢見るのも、決して悪くない。
が、かつての日本選手が、メダル獲得の期待が重圧となって、選手生命はおろか自らの命まで絶ってしまった苦い経験を忘れないようにしたいものではある。

何れにしても、オリンピック競技を生で見るのは、我々田舎者には向いていないのかも。
そういった意味においても、ソフトボール・アメリカチームが岩国に練習拠点を置くという話。実に有り難いことではある。
世界のレベルが目の当たりにできることは、ソフトボールを愛する孫君たちの格好のお手本となり得る。
何としてでも練習風景を見させてやりたい。そうして、オリンピックと言う得体のしれない魔物に直にふれさせてやりたい。

そうしていつかは、縁もゆかりもある地元出身の若者が日本代表になって、壮行会が開ける日を夢見たい。

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「ひさしぶりだね~」

2019年07月22日 | 趣味・・エッセイ

            

    ♬ 久しぶりだね~ おまえと会うのは あれからどうしていたのかい

           分かれた頃よりまたひとつ きれいになったみたいだが すぐ泣くくせは変わらない ・・・ ・・・ ♪

いいメンバーでカンパ~~イ! お酒が回って興が乗るとたまに口ずさむ歌の一曲である。
今日の場合はお酒も飲んでいない、いい友がそばにいるわけでもない。それなのに、何故かこの歌詞がふと浮かんでくる心境。

同好の仲間が集まって、思い思いのエッセイを書いている。そこには600字、450字そして252字などの短いエッセイの世界がある。
中でも、毎日新聞の「はがき随筆」252字の世界は、月間賞・年間賞・年間大賞という褒められる階段がいくつか設けられている。
一度は年間大賞なる階段のてっぺんに立ってみたい、と思わないでもないが、なんせこの程度の筆力では遠く及ばないことを承知している。

それでも、「これは書いてみたい」「このネタは面白い」などとひらめいたとき、ヘタはヘタを承知で書いて、一応投稿してみる。
ときに、ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たることもある。まぐれ当たりであろうと、自ら書いたモノが人目に触れれば儲けモノ、という開き直りもある。
図らずも今回、ヘタな鉄砲が命中ではないものの、的を少しかすめた。それだけで、次に書く意欲が少しだけ沸いてくるから不思議である。 

歌の文句の通り、久しぶりだねー ちっちゃな盾に出会うのは。
今は7月。残り半分の今年の中で、もっと久しぶりとなる月間賞なるものにアタックしてみっかな~。
万がイチ、大きなまぐれ当たりが出ようものなら、そのときこそ 
  ♬ 久しぶりだね~ おまえと会うのは~ ♪ などと歌ってみたいね~。無理だろうな~。寝苦しい夏の夜の夢か!!               

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「覚悟の果てに」

2019年07月21日 | 地域活動

             
         真夏の太陽に向かって咲くオニユリ!        オニユリと同じ色、燃えるオレンジキャップ!

数日前「覚悟の7月」という随筆ブログをしたためた。その覚悟とは、まさに今日7月21日(日)の一日を迎える心境を言葉にしたものであった。
執行部により再三再四の打ち合わせ。漁業関係者、海上保安庁、行政、自治会関係者、地元企業、助成金申請などなど、事前連絡とお願い。
その上で、スタッフ40数人を集めた実行委員会開催。綿密な作業分担と安全作業の徹底を確認し合った。

そして今日は男性スタッフ午前5時30分。女性スタッフは6時現地集合。スタッフである目印に、燃えるような「オレンジキャップ着用」を義務づけた。
そんなこんな周到な準備と、万全な熱中症対策、微細な怪我もさせない。などの体制を整えて今日という日を迎えるはずであった。
「ちょっと入れ込み過ぎかも」などと自らを振り返りながらも「安全に妥協なし」という現役時代の監督職さながらの立場を通させてもらった。

そんな覚悟も、夢見た達成感も。台風接近という天敵の前には、跡形もなく蹴散らされた。
ただ、中止を早くに決定した分、大きな混乱もなく、予報通りの大雨と、台風の暴風圏内による生暖かい南風の朝を迎えた。
但し、中止だからと言って家の窓から外を眺めているばかりではない。午前6時、現場に出向いて一応待機する。ひょっとして作業に来る人がいるかもしれない。
案の定、2組がクルマでやってきて、「本日中止」を確認して帰る人もいた。

あの大雨にも負けず風にも負けず、隣の空き地には今年も燃えるようなオニユリが咲いている。我々のスタッフ用オレンジキャップと同じ色。
この色には、何かしら気持ちの高ぶりを思わせる不思議な力があるような。
考えてみれば、あの猛烈な感情と明晰な頭脳の初代会長亡き後、現在の2代目会長と事務局二人が相談してこの色に決めた経緯がある。
ただそのとき、真夏の太陽に向かって力強く花開くオニユリの花の色がイメージされていたかどうか、今は定かではない。   

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「憎っくき台風5号!」

2019年07月20日 | 地域活動

                

台風5号の接近と、梅雨前線停滞というダブルパンチの気象予報で、21日(日)午前7時に予定していた地域活動の海岸清掃を中止にした。
実施3日前に打ち出す早めの中止宣言は、過去12回実施の中で初めてのことである。

「瀬戸内海環境保全大作戦」と銘打った、市内で最も長いと言われる約800mに及ぶ、自然の白い砂浜の漂着物を取り除く作業である。
今年が13回目。年々その規模は大きくなっていった。運営も年々スマートになり、安全対策も板についてきた。
市街地から南へ下ること約10km。そこから南北に横たわるJR山陽本線と国道188号線に平行する瀬戸内海沿岸の砂浜。

過去はいずれも「海の日」に実施してきた。元々が「海の日キャンペーン。瀬戸内海環境保全大作戦」という少し長いタイトルである。
今年は海の日が7月15日。梅雨明け宣言前で雨の心配があった。しかも潮の干満の関係で、15日午前7時は満潮に近く、潮が高かった。
ということは、海岸が狭くなり作業範囲が極めて狭められる。500人とも600人ともなる参加者の移動がままならない。移動時の危険が高まる。
等々の理由から、今年に限って海の日を避けて1週間遅らせることにした。

運命のいたずらとはこんなものか。海の日は晴れ上がり暑い日となったのに、明日21日は台風の風と大雨予報で中止に追い込まれることに。
そこで得た教訓は、今後も例年通り「海の日に実施」を基本線に、潮の干満に合わせて開始時刻をずらせることにしよう、と衆議一決。
来年以降はそれでいいとして、さて今年の中止の後始末をどうするか。これもまた大変なエネルギーである。

市長はじめ関係先に出した案内状の宛先に中止の連絡を怠りなく。リース予定の簡易トイレの断り。加入したボランティア保険の払い戻し請求。
地元各戸に配布した「参加要請」は仕方なしそのままにして、当日朝早く数人が現場に立って、参加者に中止の説明をする。等々。
広報担当は、8月1日付け発行の「社協だより」に取ってあった「海岸清掃記事」のスペースを他の記事と差し替え。これは待ったなし。

やればやったで大変ではあるが達成感は残る。中止になれば当日の労力は使わないが後始末に追われる。どっちもどっちも。
同じ大変なら、汗をかいて達成感を味わえる実施の方が有り難い。憎き台風ではある。
などと、予定した作業の中止くらいでは怒ってはバチがあたる。この台風や雨のお陰でどれだけの被害が出たことか。
被災地の皆さんに心からのお見舞いを申し上げるのが本来である。どうぞ、御身ご大切に。なさってください。

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「久しぶりのNHK」

2019年07月17日 | 趣味・・エッセイ

              
                                  久しぶり、NHK情報維新山口に写真が・・・

決して真面目とはいえない「晴耕雨読」の菜園生活。
まあそれでも、何かと忙しい割には、季節に乗り遅れない程度に、季節に合ったものを植えて育ててはいる。
それも、孫君や孫ちゃんたちの「ウワ~すごいね、じいちゃん」という声を意識しての頑張りである。

動機はどうであれ、なんとかかんとか合間を見つけて、土いじりをしているナマケモノ老農夫ではある。
そんな手で育てたスイカが、思わぬパフォーマンスを見せてくれた。スイカ畑のすぐ横に植えたキューリのオロギに、「我も負けじ」と、蔓を伸ばしてよじ登った姿である。スイカの蔓が1.5m以上も空に向かって伸び上がるとは知らなかった。

そりゃそうだ。スイカは1瓢が、どうかすると7kgにも達する。素人玄人関係なしに、肥やしと天候加減によっては旨く成長することもある。
そうなると、空に向かって高く伸びたら、その重みに耐えかねて地上に落ちる。割れてしまって元も子もない・・・という哀れな結末が待っている。
そうならないためにも、重い完成品は土の上に転がって育つのが無難である。そういう生理を心がけて、スイカは地を這わせるのが筋である。

でもこうして健気に、キューリと競い合ってよじ登った努力を無駄にしては可哀想。せめて写真を撮って他の人にも見てもらいたい。
そんな自慢心も手伝って、NHK山口の夕方のニュース番組に投稿したのが昨夜の8時。それが今日夕方の6時にオンエアー!
3分後には周南市のお友達から「見たよ~」という電話をもらった。久しぶりの投稿。採用か不採用か、心配もしたが結果オーライ。また次も(笑)

写真に撮っただけでは、重さに耐えられないわけで、ちゃんと袋をかぶせて吊り上げて、蔓に重みをかけないよう細工した。
さてどこまで育つのか、大きさは?重さは何kgに?、など新たな楽しみが出てきた。収穫はいつごろ?それが問題だ。

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「木に竹を接ぐ・・・」

2019年07月14日 | 晴耕雨読


   ちょっと見ると、キューリの枝にスイカが。(画面の真ん中)     よーく見ると、キューリを這わせるネットにスイカがよじ登って。

素人園芸でも、少し手をかけ、ちょっと熱心にやってみると、植物たちは色んなパフォーマンスを見せてくれる。
精一杯生きようとする植物の力強さに驚かされることもある。まさに今、そんなシーンが我が家の畑で展開されている。
巧まざる、スイカとキューリの競演。面白い。これからの日々の成長に目が離せない。

「木に竹を接ぐ」という言葉はよく耳にする。
性質の異なったものを接ぎ合せる意味から「物事の不調和なこと、条理に合わないこと」に使われる。
つまり、無理を押し通してもうまくはいかないよ、という負のイメージの言葉である。

ところがごらんの通り、スイカとキューリが見事に調和して、仲良くキューリのネットにぶら下がっている。
早い話が、スイカを4本植えたすぐそばにキューリを植えた。今年は格別に出来がよくて、スイカもキューリも勢いよく蔓を伸ばしている。
キューリに頑丈なオロギを立てネットを張った。それに気付いたスイカが、「人もすなり蔓伸ばしを、我も試みんとて蔓を伸ばすなり」
と思ったのかどうか定かではないが、見事にネットに沿って立ち上がっている。

ここ数年スイカを作り続けて来たが、こんな体験は初めてである。
スイカが2mもあるネットをよじ登って、実を付けるとは想定外であった。事実は小説より奇なり。と誰かが言ったねー。
でもこのまま成長して2kgも3kgにもなったら、巻き付けた細い枝蔓は切れてしまうだろう。ヨーシャッ、袋をかけて支えてやろう。
また一つ、暑さに向かって楽しみが増えた。孫達への自慢話も出来た。ヒッヒッヒかな。

よーく考えてみれば、スイカもキューリもウリ科の蔓性植物なのだ。言うなれば同類であり、近しい親戚みたいなものだ。
木に竹を接ぐほどの異物の混合ではないのだから、仲良くして当たり前と言えば当たり前。
ただ、スイカが高いところにぶら下がって成長するのを、これまで見たことがないという物珍しさに触れたということか。
いずれにしても、晴耕雨読。つらいことの方が多いが、こんな楽しみもあるということ。やっぱり続けるところに意義があるようだ。

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