久しぶりに男性料理教室に出席した。
顔を出せば、少しのブランクなどものともせず、「生きていたね」とか「待ってたよ」などと、お世辞半分冷やかし半分、兎に角心地よい時間となる。
今日のメニューは、米価高騰によるコメ離れではないが、主食はご飯ではなく甘口パスタであった。個人的な要望を言わせて頂くと、ご飯に主菜、副菜という定番メニューも結構なのだが、時にはこうした麺類を調理して食べる、ポピュラーな料理教室も大歓迎である。などと御託を並べてはみるのはいいのだが。
今日の料理 きのこスパゲティ ピーマンのじゃこ炒め 豆乳味噌スープ 豆花~大豆プリン 4種類のうち
この手で最初に受け持ったのが、ピーマンのじゃこ炒めのピーマンの千切り。次いでフライパンにごま油を載せ、誰かがみじん切りしたニンニクを炒め、じゃこを入れてカリカリなったところでピーマンをぶち込む。といった一連の作業を、食生活改善推進協議会で講習を受けてきたおばさまたちの指導の下、バンダナの下にうっすら汗をかきながら、笑顔を絶やさず取り組むのである。これがいい。
残念ながら耳学問と友達との交流がメインの不埒なこの生徒は、いくら習って帰っても、我が家では一切その復習はおろか、一度だって作って山の神に食べさせたことはない。そんな反省も含めて、今日も帰り際に「家で作るんですか」と聞いたら「たま~にですよ」と笑う。そっか~、たま~にでもいいから、今日のようなパスタ料理なら、材料や調味料、フライパンなどのありかさえわかれば、ちょっと手を出してみようかな。ウ~~ン!!どうなるかしらね~。