「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「もみじ月つごもり」

2024年09月30日 | いわくによいとこ

 
    錦帯橋フォトコン応募御礼はがきの裏面に印刷されていた作品
           
                  選考の歯牙にもかからなかった、我が応募作品

昨年10月、創建350年を迎えた岩国のシンボル「名勝、錦帯橋」。市内の幾つかの団体が一緒になって、錦帯橋を世界文化遺産に推す会として活動している。
その会が、昨年は「錦帯橋思い出エッセイコンクール」を募集した。今年はエッセイコンクールに合わせて錦帯橋フォトコンテストも同時募集した。

昨年の錦帯橋思い出エッセイでは、思わぬ賞を頂く表彰式に招かれた。今年はエッセイは他人に譲って、フォトコンテストの方に挑戦してみた。そんなに甘くないと分かっちゃいても、心密かに二匹目のどぜうを狙って応募したというのがホンネ。

桜満開春うららの錦帯橋下でお花見に遊ぶ遊覧船など、人々の憩いの場「錦帯橋」をテーマに撮った写真である。タイトルは「いわくによいとこ一度はおいで」とした。
見事に落選。選考対象とは遠く離れて、歯牙にもかからなかったようだ。

これでいいのだ。昨年エッセイで今年はフォトコンで表彰台に上がれば、いったいどっちが得意なの?なんて調子に乗るに違いない。やはり、柳の下を何度探っても二匹目のどぜうがいなかったのは幸いであったのかも。

春夏秋冬季節に合わせた写真はパソコンの中にゴマンと収められている。当然ながら自称芸術的な写真から幾何学的な紋様を収めた写真など多彩。我が青春を象徴する二十歳の1枚はアルバムにある。
ただ画一的に芸術写真を狙っても所詮素人は素人。それじゃハナから勝てない。ならばいっそ、芸術とも幾何学紋様とも無縁な、観光地錦帯橋、お花見を楽しむ錦帯橋、庶民の錦帯橋を写し撮ったつもりだった。思惑は外れたが、応募から結果発表までのワクワク感は、応募した者だけが感じる高揚感ではある。 

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「駆け抜けた青春の1ページ」

2024年09月29日 | 家族・孫話

       
           白隊副隊長の面目躍如、応援練習の成果を本番で!

  
野球部レギュラーの手前、負けられない徒競走   総得点の行方を決める選手リレーアンカー

    
        戦い終えて笑顔に戻り、全生徒による必笑ダンス ~いま全力で~
    
       優勝隊に贈られる優勝旗は隊長へ、副賞の優勝盾を受ける孫君

まばゆいばかりの青春を駆け抜けた孫君。良くも悪くも得意な体育会系でいつも顔を真っ赤にして、一所懸命な活躍は、少し弱りかけたジジを余るほど楽しませてくれた。中学校3年間のお楽しみイベントを大半終えて、後はあまり得意でないお受験が待ち構えている。これはこれで、自称応援団長としては少しの発破をかけるのも忘れず、緩やかに見守りたい。

野球応援にしても、体育祭などでの活躍にしても、これまで追っかけ爺と称して彼の応援に駆け回ってきたように思う。しかしそれは実際には逆で、彼がいつもジジを応援してくれていた気がする。ジジに無様な姿は見せられないという思いで、必死に食らいつく頑張りが伝わって来ること度々であった。

これまでの粘りと頑張りを胸に秘めて、どのような道が開けるのか、持てる力を出し切ってチャレンジすれば結果はおのずと付いてくる。と思っている。人生100年時代、長いんよ。何があっても先ずは自分の気持ちに嘘をつかない人生であって欲しい。進学に挑む彼の後ろ姿をこれまで通り応戦しよう。小学校高学年から現在まで常に日の当たる立ち位置を守って来た。もちろん周囲の先輩や指導者から可愛がられるキャラは持ち続けていた。笑顔が似合う男の子。また一つ大きな青春に向かって笑顔を忘れず挑戦である。

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「孤独との闘い」

2024年09月27日 | ビッグニュース

           
              ポツン!孤高にも似た、花一輪

これまで経験がない9人という大量の馴染みの候補者がずらり顔をそろえた、自民党総裁選挙即ち内閣総理大臣、日本の顏を決める選挙が行われた。
自民党派閥解消、政経パーティ券販売の裏金問題など、世間から散々に叩かれた後の、岸田政権任期満了に伴う新総裁の選挙。

経過や結果は、ここで述べるまでもなく先刻ご承知の通りなので割愛するとして。
私たち高齢者も幼児も学生も働き盛りの大人も、全ての国民を守ると宣言する新総裁の言葉に夢を託したいと素直に思う。

人道とか節操とか人間愛などという道徳論が、空論にしか響かない、弱肉強食がまかり通る今の世界情勢から「日本を守る」と宣言されるリーダーに気持ちを寄せて見たくなる。
半端な相手ではない。陰湿で執拗で、自国を守るためなら他国の殺戮など意に介さない為政者を相手に日本を守る。

言うは易く行うは難し。何事においてもこの基本線は変わらない。国民目線の、地に足を付けた施政なら、時にワンマンも許される。手腕に期待したい。
どちらにしても孤高が似合いそうな、石破茂新総裁ではある。

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「一足お先に冬枯れて」

2024年09月26日 | カープ一喜一憂

             

9月も残すところ4日となった。それでもまだまだ暑い。朝夕の涼しさは一息つける感じはあるが、昼間の強い陽射しはいつまでたってもアッチッチ・あっちっち!

春先の快進撃から夏場の辛抱強い戦いぶりに、天王山ともいえる9月戦線を乗り切り、6シーズンぶりのリーグ制覇を夢見させた我が愛する広島カープさん。本格的な秋風が吹く前に冬枯れてしまった。完全再起不能に陥った。期待が大きすぎただけに、あまりにも急激な弱小ぶりに対しても、マツダスタジアムは相変わらずの熱狂的声援を見せる。しかし、観客席には空席が目立つようになった。

8月下旬前までは貯金が14。そのまま普通に走れば優勝街道一直線、歓喜の紙吹雪が舞い広島の街は湧き上がるはずであった。
その熱狂ぶりが仇になったなどと思いたくはない。が、何がどうなったのかわからないほどの短期間に、ああなっていたら・こうしていればの「たら・れば」のオンパレード。1カ月もたたないうちに貯金を使い果たし、逆に借金生活に沈み込むカープさん。

外人パワーもない。日本ジスラッガーもいない。あるのは培われた黄金の投手陣と、采配の妙を魅せて楽しませてくれる新井さんという斬新な監督とそのチームワーク。それでも残り1カ月までは先頭を走り続けた。ああそれなのにそれなのに。大黒柱の先発投手4人が揃って何試合も続けて序盤に火ダルマにされた。そうなると投手力に頼って来た貧打チームの悲しさ。落ちるは堕ちるは奈落の底。

先ず先ず順調に来たこの1年の最大の誤算が、カープさんの目を覆いたくなる無残な負けっぷり。
でもまあ喜ばせ続けた期間も結構長かったのだ。想定外のいくつか続いた不運もあったとあきらめるしかない。結局はまあまあよく頑張ったねその戦力で、ということにしよう。カープファンなんだもの。

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「自慢じゃないが」

2024年09月25日 | 地域活動

          

今日の料理教室テーマは「自慢じゃないが・・・」ではなく、❝バランスの良い食事❞ ~生活習慣病予防(減塩)~。 主菜:サケの甘酢がけ。 副菜:こんにゃくと野菜の炒め煮。 汁物:なすとあさりのタイ風スープ。そしておやつ:アップルケーキ。以上4品目が今日の男性料理教室のメニューである。

7月下旬に行われた前回は、孫君の追っかけで下関に行ったためズル休みをさせてもらったので、今回は4カ月ぶりの参加となった。食生活と言う点では普段は全く心配しないのが癖になっていて、どうも真剣さが足りないのか「〇〇さんは野菜や食材の買い物に行ったことないでしょ」と、ご指導いただく食生活改善推進協議会の女性指導員から図星を突かれる。

なんで判るんじゃろう、顔に書かれているんじゃろうか。他の仲間と同じように野菜を洗い、卵を溶いて泡立てる手つきも悪くはないと思うのに。でも正直なところ、買い出しに行く山の神のアッシー君や荷物運びはするが、野菜売り場や肉・魚介類も「これどうやって食べるのが一番おいしいのかね~」などと思うには思う。自慢じゃないが実際に自分で買い物したことはないねー。やはり平生往生ということか。

そんなわけで調理をすること自体向いていないことを自覚して、何はともあれ地域の仲間と一緒に作ってみんなで同じ釜の飯を味わう。貴重な時間を大切にしたい。
行きたくても行けなくなる時が必ず来る。それまでは精一杯楽しもう。それが、自慢じゃないがアタシの生き方なのだということも知っている。

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「丸っと1年」

2024年09月24日 | 健康イチバン!

               

今日も元気に病院で点滴を受けてきました。と言う言い方もどうかと思うが、正直なところそんな気分である。
帯状疱疹発症から1年1ヵ月。初診の皮膚科から見放されて、痛みを緩和するペインクリニックを紹介された。そこで始まったのが、帯状疱疹が皮膚神経痛に変異した痛みを抑える点滴注射が始まった。その日から今日で丸っと1年が経過した。

当初は週2回の点滴、朝・昼・夜・寝る前・の1日4回大量の薬を服用。体中がむくみ、いつも半分うつろ状態。動きも鈍い。ただ気持ちだけはなにも不自由なくまともに行動している、と思い込んではいるが、実際の行動はまるで異なる状態。心身が伴っていないのに、意識としてはまともであると思い込んでいるこのアンバランス。左上半身は痛いいたいイタイ病。今思えば正直落ち込む日々だった。
前立腺がん宣告もあってちょっとね~。その痛みを和らげてくれたのが孫君の追っかけであった。

ペインクリニックの医師と相談しながら、点滴の頻度や投薬の量・製薬会社の変更など、色々試行錯誤を繰り返すうちに丸1年が過ぎた。薬の量が減ったことで体が元気になったのは確かである。では帯状疱疹の神経痛の痛みはどうか。1年前と大きく変わらないというのが本音。
そこで、拙ブログにご訪問頂く皆様にお伝えしたいのは、「帯状疱疹とはこのような厄介な病気です」ということです。決して大げさではなく、痛いのです。

1年たって思うのは、焦っても今の痛さがなくなるわけではない。神経痛になってしまったら生涯上手に付き合うしかないというのが現在の医療の限界のようです。ならば痛さを忘れることに気持ちを向けることが肝要。だから「オレ?元気だよ!」と言う気持ちで「元気に点滴に通ってます」ですよ。

ただどうしたら帯状疱疹に罹るのか、それがわからないのも厄介ですね~。

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「夜なべ」

2024年09月23日 | 晴耕雨読

           

(^^♪ 母さんが夜なべをして てぶくろ編んでくれた ・・・ ♫
こんな歌をふと口ずさんでみたくなる季節を迎えた。
夜なべ、よなべ、夜業、徹夜作業とまでは行かないが、日が暮れた暗めの中で作業をすることを言うらしい。私のおふくろは手袋こそ編んでくれなかったが、朝早くから日が沈んだ後まで、私たち家族の生活を守るために働いてくれていた。

夜なべという言葉には、何かしらちょっとした切なさと、節約、辛抱といった感情が浮かんでくる。
今日も午後4時をまわったころから畑に下りた。散々日照りが続いてカラカラになった畑は、雑草対策のため黒いビニールシートを掛けたまま。新たに植えるには腰の痛さを我慢しながらかなりの農作業が要る。近いうちに本格的な雨予報が出て来たこともあって、今のうちにタマネギ畑も作らなければ、と言うことになった。

本気になってあれこれやっていたら、釣る瓶落としと言われる秋の夕陽はさっさとお山に隠れた。でも今のうちにやっておくのがベターだと、一旦やり始めたので最後まで、という欲が出た。他でもないが今日午前中にちょっといいことがあって、気持ちがハイになり気が大きくなっていた。
私たちのような半端な農作業には、日が暮れて目先が効きにくくなるまで作業するにはよほどの大義名分があるか、代えがたい喜びが必要なのだ。

そこへ行くと母さんの夜なべは、欲も得もなく、ただただ子供や周囲の人が喜んでくれることが全てであった。
今日のいいこと? 約60人が参加した自治会連合会主催のグラウンドゴルフ大会で、まぐれもまぐれ初めて入賞。それも自分でも信じられない準優勝と言う成績。これを喜ばずにいられよう。まるで子供だね。まいいか、我が同好会の仲間8人全員から祝福される珍事。農作業を夜なべでやり終えるわけですよ(笑)

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「20年か~」

2024年09月22日 | 地域活動

              

早くからお手伝いをお願いされながら、もう少しフリーでいたいなどと我がままを通させてもらった「地区社会福祉協議会」というボランティア活動。平成17年4月スタートだから、今年20年目を迎えた。最初っから一員としてどっぷり浸かっていたわけではない。スタート直前の平成17年3月に開かれた「地区社協設立委員会、最終決定会議」の議長を任されたのを思い出している。その重要会議も含めると浅からぬ縁を感じるし、残した足跡にまんざらでもない感情もある。

会場には知己の顔が溢れている。賛成・反対拮抗した喧々諤々の会議を、最終的には議長決済による紙面投票で、辛うじて設立派の主張が認められ、難産の末になんとかスタートできた。そして20年目を迎えた今、地域になくてはならない存在として定着している。個人的には20年という歴史の7分目くらいを広報担当で現在まで来ている。事務局との兼務は、広報としては全ての動きに帯同するだけにやりやすかったし、微力を傾注できたのかな?とも思う。段々きつさも感じている。
長かったようなそうでもないような、う~んやっぱり長かったのかも。大変なこともあったし。

高齢者福祉、地域環境福祉、青少年健全育成などなど、自治会連合会や民生児童委員、福祉員、学校運営協議会などと連携し成果を生み出す作業。その活動範囲は広く、地域における社協の存在が少しは頼りにされているのかな。
20年の歩みをまとめた広報紙を発行する予定でいる。さてどんなものに仕上がるのか。ボランティア活動の集大成になるのかも。

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「季節の移ろい、感じたい!」

2024年09月20日 | 季節の移ろい・出来事

   

日本の四季を讃える表現は至る所、色んな人が言葉として、花として絵として色として著わしている。
秋の七草、春の七草に代表されるように、季節を詠み取る歌の主題としてもたびたび登場する。
どちらの七草も元はと言えば万葉集の世界を彩っているものが多い。特に秋の七草でも人気の高いハギの花は、万葉集に登場する約160種類の植物の中で、最も多く詠まれているのだそうな。

山口県萩市の観光協会が、日本一長い「ハギの花トンネル(50m、200株)見ごろは10月中旬~11月上旬。是非お出かけくださいと呼びかけている。う~ん、一度行ってみたい。
と言うことで、孫さんと覚えるのを競った「セリ・ナズナ・ゴギョー・ハコベラ・・・」は耳にも口にもなじみ深い春の七草だが、同じ七草なのにどうしても疎遠になりがちな秋の七草をにちょっと注目してみた。

『ハギ(萩)』江戸時代ころまで、秋の花見行楽として庶民にもてはやされた歴史を持っている。
『ススキ(薄)』名月を背景に、秋の訪れを告げる情景が絵になる。
『クズ(葛)』花は赤紫色で、根を乾燥さたものは漢方薬・葛根湯に配合された。
『ナデシコ(撫子)』清少納言は枕草子「草の花」の段で、「草の花は撫子」と、花の美しさを湛えて
  いる。余談だが、サッカー女子日本代表チームの愛称となっている。
『オミナエシ(女郎花)』「紫式部日記」には藤原道長との、オミナエシの歌の贈答の場面が多く描か 
  れている。
『フジバカマ(藤袴)』芳香を楽しむ花として匂い袋などに用いられた。海を渡る蝶アサギマダラの好
  む花として名を馳せている。
『キキョウ(桔梗)』紫色の花を咲かせる桔梗色は、日本の伝統色の一つ。くっきりした輪郭は武家の
  紋所として好まれた。環境省の絶滅危惧種に指定され、山野ではなかなか見られなくなった。

ざっと羅列してみると、やはり、季節を象徴する花々ではある。ただ、七草と呼ぶには少し無理があるのも秋の七草の特徴かもしれない。
独断と偏見に満ちた秋の七草談義。マユツバで読み流して頂けると有難し(笑)

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「戦い済んで」

2024年09月19日 | スポーツ・観戦

    
   戦い済んで日陰を求め、成績発表を待つリラックスにひと時
                
                   自分の成績や如何に? 名前を呼ばれるかな?

夏休み明け最初の、近郊G・ゴルフ交歓大会。某信用金庫がスポンサーとして付いている。
今日も朝から猛烈な日差しの下、エントリー158人、実質参加者110人で何はともあれスタートした。長い夏休みの後でもあり、格別な残暑が続く異常天候もあって、当初のエントリーより約50人減少。もっとも、エントリー時に郵便振替で参加料1人1000円は開催者の会計に収まっている。そういった仕組みはガッチリしている。飽くまでも参加賞は参加料納入者全員に配布される。

それにしても何にしても、高齢者の集うお楽しみな軽いスポーツ。普段の練習成果を数値で確認できる絶好のチャンス。全く知らない人とメンバーを組む楽しさ。色んな要素を含んで、広いグラウンドを歩き回る約3時間。そして、朝早い者順に陣取った木陰に身を寄せ、遠足気分の手作り弁当をつっつきながらのおしゃべり。そのうち、大会運営者が大急ぎで集約した結果発表となる。今日は参加者が少ないこともあって、入賞者は20位までですよ~の声に歓声があがる。

上位入賞者は過去の大会で何度か名前を聞いたことのある人が多い。試合が終わった時点で自分の点数は知らされているが、他の人がどんな成績か、自分がどのレベルにいるか発表されるまで分からない。ここがミソである。誰一人帰る者もない。さらにお楽しみは続く。飛び賞やラッキー賞、スポンサー特別賞など数々。要するに人の気持ちの『欲』を刺激しながら、閉会式を上手に進めて行く。

それにしても暑かった。冷たい水をいくら飲んでも追いつかないほどの喉の渇き、初めて体験する手指や足の一部が軽いけいれんを起こすほど。最大限の要注意。それでもみんな真っ赤に日焼けした顔に白い歯を見せている。勝負の世界に溶け込む楽しさと欲を満たしてくれる、爺のお楽しみな一日であった。

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