心と身体がよろこぶ“気功養生”

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臘八粥

2024-01-21 07:51:37 | 食関係(気功食療法・素食)

臘八粥を作りました!

 

家にあるもので簡単なお粥ですが…

 

 

 

臘八節(腊八节)は

旧暦12月8日なので

2024年1月18日

 

旧正月はこれからです。

 

旧暦を意識して暮らしているので

まだまだ

年末気分です。

 

 

 

参考までに

 

「北京観光」さまより

「臘八節」

臘八節は、中国においてとても重要な日で、この日になると、人々は五穀に落花生、栗、赤ナツメ、蓮子などを加えて煮詰め、美味しい「臘八粥」をこしらえます。

「臘八粥」のレシピ

材料:もち米、緑豆、小豆、氷砂糖、くり、はすの実、ユリ、山芋、ナツメ、白きくらげ、竜眼、クルミ等

作り方:食材を全部水で洗い、豆は一晩、こめは半日を漬けることが必要。豆を全部鍋に入れ、20分煮たら米を投入。とろみが出たらすこし待ち、氷砂糖以外を全部入れて煮込み、火を切ってから氷砂糖をいれると完成。

 

 

「人民中国」さまより

臘八節の早朝、どの家も臘八粥を作って食べる。これは、米、アワ、もち米、アズキ、ナツメ、ピーナッツ、クルミ、栗などを煮たもので、最後に砂糖を入れて食べる。臘八粥は甘くておいしく、栄養豊富で消化もいいので、年齢を問わずだれにでも適している。庶民の間ではこの日、作った臘八粥をお互いに贈りあい、鶏や犬、豚、牛にも食べさせ、庭の果樹の根元にもかける。これは果樹が臘八粥を食べると、来年必ず多く実をつけると言われているからだ。

   以前は、臘八粥を食べる前に、まず仏壇や先祖の位牌の前に臘八粥を供えた。臘八粥を食べる風習は、臘月に先祖を祭ることが始まりとされている。また仏教が中国に伝わった際、お釈迦様が苦行のすえ飢餓に倒れ、臘八の日に羊飼いの娘が差し出した「羊乳の粥」を食べ体力が回復し、悟りを開き、道を得て仏となったという話が広く伝わったことから、庶民の間では、この日にお粥を作り、仏に供える習しが生まれた。

   またこの風習は、アズキで邪気を追い払うことと関係がある。昔の人々は、アズキを銃の玉と見なし、アズキを撒いて魔除けができると思った。そしてアズキのお粥を食べることで邪気を払い、平安を祈ったのだ。その後、この風習は仏教とともに日本に伝わり、今でも、祝い事の席には赤飯が欠かせない。

   臘八粥はもともと、アズキと様々な穀類が入っているだけだったが、その後、八種類のものを使って作られるようになった。東北地方ではマツの実、江蘇省、浙江省ではハスの実、北方では干し葡萄、南方ではリュウガンなど、各地の特産品を使うことで、臘八粥がより豊かなものになっていった。

 

ーー

 

「CRI」さまより

 臘八節は、英雄・岳飛を記念することと関係があると言われている。当時、朱仙鎮にいた岳飛は、部下を率いて金と闘っていた。1年で最も寒い時期となり、民衆は我先に岳飛に粥を差し入れ、岳飛の軍は、その粥をお腹いっぱい食べて戦いに臨み、勝利を手にして戻ってきた。この日がちょうど旧暦12月8日だった。岳飛がこの世を去った後、人々は彼を記念してこの日に雑穀や豆類で粥を煮るようになり、やがてそれが風俗となったのだという。

 また、臘八節は「仏成道節」でもある。仏教の開祖であるブッダ釈迦牟尼が旧暦12月8日に悟りを開き、仏になったと伝えられている。仏教が中国に伝来した後、釈迦牟尼が悟りを開いた日を記念するために、各寺院では、この日に読経を行い、粥を煮て仏様に捧げた。この粥が臘八粥となったのだという。

臘八節の食べ物には、臘八粥のほかにも「臘八蒜」や「臘八麺」、「臘八豆腐」などがある。

たとえば、華北のほとんどの地域には「臘八蒜」を作る風俗がある。ニンニクの皮を剥き、中身を黒酢に漬け込み、小さな壺か密封容器に入れておく。しばらくすると、ニンニク全体が青緑色に変わり、ニンニクの香りと酢の香りが混ざり合い、餃子や和え物料理に大変良く合う調味料となる。

 

また、「臘八蒜」の「蒜」の字は、「算」と同じ発音だ。各商店はこの日に帳簿を締め、1年の収支決算を行い、損益を確認するため、「臘八算」とも呼ばれていたという。

 「臘八豆腐」は、安徽省黔県の民間に伝わる特産品で、旧暦12月8日前後になると、豆腐を天日で干す風俗がある。このように自然光で干して作った豆腐は「臘八豆腐」と呼ばれている。

 また、旧暦12月8日の前日に、たらいに水を汲んで中庭に置いておき、水が凍るのを待って、臘八節当日に氷の塊を取り出して砕くという面白い風習もある。この日にできた氷は非常に不思議な氷で、この氷を食べると、向こう1年間腹痛を起こさないと言い伝えられている。

 


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