熊澤良尊の将棋駒三昧

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中将棋「龍王」の混入

2024-08-05 02:51:53 | 文章

8月5日(月)、深夜。

先程、次のコメントをいただきました。


ーーー『駒と歩む』の「82才の駒」では、p6では龍王がが行書ですが、p9では龍王が楷書です。楷書のほうが古そうに見えますが、どうなんでしょう。
まさか、片方は行書で片方は楷書?
中将棋駒では2種で区別があるようですが・・・・・謎ですね。
写真を見るといろいろ興味がわきます。
ーーー

以下は、小生の回答です。

御指摘の写真。良く、ご覧になっていますね。
6ページは、通常の40枚の将棋駒のみの写真で、通常の「龍王」(飛車の裏)は、行書で書かれています。

対して9ページの写真は最初に水無瀬神宮を訪れたとき、宮司さんが披露されたのをそのままを撮影した写真で、その時、駒箱には中将棋のバラ駒4枚が混入されていて、右上にまとめていたのですが、それが映り込んでいました。
撮影後は混入を指摘し、以後は一緒にせず別にしておくよう申し上げたのですが、今回、本にする際、写真はその時の写真であったことをすっかり忘れておりました。
なお、楷書で書かれた「龍王」の駒は、裏は行書で「飛鷲」と書かれています。
御指摘、感謝します。

フェンシング。強いのですね。
金メダル、日本。
そこまでとは知りませんでした。



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2 コメント

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Unknown (くまざわです)
2024-08-05 08:29:05
ご確認、ありがとうございます。
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楷書 (しみず)
2024-08-05 07:53:50
ご確認ありがとうございます。

中将棋駒混じりとうかがってよく見れば、
本当ですね、竪行や横行も見えます。
表は楷書あるいは楷書に近い行書が昔の基本:麒麟抄でした。兼成は実に500年前の基本を守っていたのですね。表裏の判別が容易な合理的なきまりは長く受け継がれたと言うべきでしょうか。

そういえば、龍王、龍馬以外は、裏の成金は1文字ですし書体もそれぞれ違い、うまく考えられているなあと感心します。
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