7月4日(木)、晴。
昨日、中将棋駒に「桂馬4枚を追加してほしい」とのリクエストをいただきました。
中将棋駒は一組92枚で、その中に「桂馬」の駒はありません。
今回は、その桂馬を使って、40枚の普通の将棋が指せるようにとの思いでありましょう。
「ハイ、分かりました」と、追加制作してお渡しすることにしますが、ちょっと気になることがあります。
それは駒の大きさで、中将棋の駒は全体的にひと回り小ぶりなんですね。ですから「桂馬」も、他に合わせて少し小ぶりに作ろうと思います。
ところで、中将棋の駒を40枚、普通の将棋盤に並べると、ちょっと小さく感じると思います。それをご存じなら問題はないので宜しいのですが、さらにもう一つ、「香車」と「銀将」「金将」の駒の裏の文字は、普通の将棋の駒とは異なっていて、そのこともご承知おき願いたいことです。
因みに「香車」裏は「白駒」、「銀将」裏は「堅行」、「金将」裏は「飛車」と書かれています。
今回の中将棋駒の裏文字は、総て「朱漆」で書き入れているので、裏かどうかの見分けは容易で、それを頭に入れて使うことが出来ます。
なお中将棋盤は、大きさはほぼ碁盤の大きさのタテヨコに12✕12枡。現在、その中将棋盤を3種類、脚付の4寸(または4寸5分)の榧盤、1寸程度の榧の卓上盤、それにフェルト製の布盤を持ち合わせていますので、必要の折には選択いただくことになります。
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まさか、片方は行書で片方は楷書?
中将棋駒では2種で区別があるようですが・・・・・謎ですね。
写真を見るといろいろ興味がわきます。
良く、ご覧になっていますね。6ページは、普通の40枚の将棋駒のみの写真で、この「龍王」の駒は、行書で書かれたものです。
対して9ページの写真は、最初に水無瀬神宮を訪れたとき、宮司さんが披露された折にそのまま撮影した写真で、その時、駒箱には4枚の中将棋駒が混入されていて、写真はその時、そのままを撮影したモノでした。
撮影後、混入を指摘して、以後は混入しないように分けるように申し上げたのですが、写真は混入したままの写真でしたが、本にする際、そのことをすっかり忘れておりました。
なお、中将棋には「龍王」の駒があって、その表は楷書で書かれています。(裏は行書で「飛鷲」)