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常用漢字表

2009-01-27 22:01:21 | 文章
「常用漢字表」の改定案が諮問されたというニュース。

そもそも「常用漢字」というのは何か。
それがよくわかりません。
調べてみると、「一般生活における現代国語表記上の漢字使用の目安」なのだそうですね。
全部で1945文字。
今度191文字が追加されると言うことなんですが、その191文字の中に、「茨・媛・埼・鹿・阪・梨・栃・奈・岡」、それに小生の「熊」が含まれています。

この10個の漢字は、都道府県に使われている漢字ですが、今は除外されているのです。
どうしてなんでしょう。
手紙の宛先や新聞記事など、一般生活で良く出てくる漢字ですよね。
「大阪」や「岡山」を、わざわざ「大さか」や「おか山」とは書きませんよね。

これらが加わるのは当然だと思うのですが、現在の「常用漢字」に含まれていなかったのです。どういう理由があったんでしょうか。

「常用漢字表」が定められたのは、1981年だと言うことですが、そもそも「常用漢字」はどのような目的で決められたものなのかが良く分かりません。
小生には理解不能。
どなたか、分かる人が居られましたら、教えてください。

このほかに、「当用漢字」(1850文字)があり、1006文字の「教育漢字」があります。
そもそも、「常用漢字」という取り決め自体が必要なことだったのでしょうか疑問です。そして、審議会なるものは今も続いているようです。

ひょっとすると、やることに事欠いた当時の文部省の無駄な一人遊びで始まったのではないんでしょうね。
止めたらどんな問題があるのでしょうか。
無駄なものを作っているのではないですか。税金の無駄使いではと思ってしまいます。

新聞やテレビでは、報道はするけれども、もう一つ、この辺の突込みが甘いです。

今日は、駒のこととは無関係でした。
だがちょっとだけ関係があるとすれば、「駒」の字は、今度の191文字の中の一つなのです。

写真は、高野山の多宝塔。5月、この金剛峰寺で名人戦第4局が行われます。


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