ラップトップ型コンピューター

学生の頃はよく本を読んでいたのですが、
就職して、車に乗るようになってから、
読書量はずいぶんと減ってしまいました。
（まあ、読書量が減った理由はそれだけでもないのですけどね）

しかし、どうも重度の活字中毒にかかっているのは
間違いがないようで、
ほんの数分時間ができると、
新聞でもポスターでも雑誌でも、
文字を求めて動き回っています。
まあ、携帯メールとかではないところが、
昭和48年生まれのぎりぎりのアイデンティティでしょうかね。

で、
図鑑とか実用書とかビジネス本ではなく、
たまには小説とかＳＦとかミステリーに
どっぷりと身も心もうずめてしまいたい、
と思っていまして、
ここ数年、お正月は「このミステリーはすごい！第1位」
を読む、と決めてます。
この時間を過ごすためにいろいろと頑張っている気がします。

で、今年は「ジェノサイド」を読みました。

すごいですね。すごすぎます。

現在、文字よりも映像による表現のほうがいい、だなんて言われてますが、
いやあ、そんなことはありませんね。
いくら映像技術が発達しても、
文字表現にしかできない世界があります。

そんな「これでもか」という世界にぐんぐん引き込まれました。

そして、十分に理解をしているつもりでありながら
一般的な知識や情報でしか捉えてこなかった

「戦争」

という現象を、自分なりに少し掘り下げてみよう、
と思ったお正月でした。

ヒトという生き物が、この地球の上で
生きるということは、どういう意味を持っているのでしょうか。

かなり分厚いですが、
時間を作って読むだけの価値はあるんじゃないかな。

あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

去年は、まったく濃密な1年でした。
いぶり自然学校の苫小牧移転と同じくして、大震災。
そして、ふくしまキッズ。
一つ一つをじっくり作り上げていこうと思った矢先の出来事が
矢継ぎ早に訪れて、なんだかずっと動き回っていました。

そういう意味では、いろんな人にご迷惑をおかけしたかと思います。
なので、今年はもう少し大人らしく、落ち着いた動きをしよう
と思ったりもするのですが、
どうやらそうもいかないかなあ…。

やりたいことが頭にどんどん浮かんでくるお正月を過ごしてます。

ああ、
この年末のふくしまキッズの終了後は
秋田・角館のわらび座にて年末年始を過ごしました。
温泉に入り、年越しライブを楽しみ、
ミュージカル「おもひでぽろぽろ」を観て、
世界一になった田沢湖ビールを飲んでました。

日本の伝統芸能を更に磨きをかけ、昇華していく
わらび劇場のすごさに圧倒されつつ、
いつかはこんな仕事をしたいなあと
思う元旦の一幕でありました。

2日・3日は岐阜の実家に戻り、
4日あたりからいぶり自然学校の薪ストーブに
火を入れようと思います。