いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

ラップトップ型コンピューター

2012-01-04 16:17:35 | うえだんな
学生の頃はよく本を読んでいたのですが、
就職して、車に乗るようになってから、
読書量はずいぶんと減ってしまいました。
(まあ、読書量が減った理由はそれだけでもないのですけどね)

しかし、どうも重度の活字中毒にかかっているのは
間違いがないようで、
ほんの数分時間ができると、
新聞でもポスターでも雑誌でも、
文字を求めて動き回っています。
まあ、携帯メールとかではないところが、
昭和48年生まれのぎりぎりのアイデンティティでしょうかね。

で、
図鑑とか実用書とかビジネス本ではなく、
たまには小説とかSFとかミステリーに
どっぷりと身も心もうずめてしまいたい、
と思っていまして、
ここ数年、お正月は「このミステリーはすごい!第1位」
を読む、と決めてます。
この時間を過ごすためにいろいろと頑張っている気がします。

で、今年は「ジェノサイド」を読みました。

すごいですね。すごすぎます。

現在、文字よりも映像による表現のほうがいい、だなんて言われてますが、
いやあ、そんなことはありませんね。
いくら映像技術が発達しても、
文字表現にしかできない世界があります。

そんな「これでもか」という世界にぐんぐん引き込まれました。

そして、十分に理解をしているつもりでありながら
一般的な知識や情報でしか捉えてこなかった

「戦争」

という現象を、自分なりに少し掘り下げてみよう、
と思ったお正月でした。

ヒトという生き物が、この地球の上で
生きるということは、どういう意味を持っているのでしょうか。

かなり分厚いですが、
時間を作って読むだけの価値はあるんじゃないかな。